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広島県 マツダ RX-8 ATF完全圧送式交換。  ニューテックNC-RF&NC-65のコンビで交換しました~。

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広島県からお越しいただいたのは

マツダ RX-8 SE3P 走行距離80000km

 

 

ATF完全圧送式交換のご依頼です。

 

 

予約入庫していただいて問診をします。

試運転とATFチェックをしてから作業を始めますね。

 

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ATF交換をする前にオイルパン洗浄と

ストレーナー交換をしました。

 

 

こちらの作業はATF交換のオプション整備として、

実施をお勧めしています。

 

 

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ATFを補充してエンジン暖機。

 

ATFチェンジャーを接続してまずはプレ洗浄を行います。

 

 

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プレ洗浄に使用するフルードは、

NUTEC NC-RF(仮名) リンシングフルード

 http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

ほぼ無色に近いニューテック謹製プレ洗浄油で

規定容量分を一気に圧送式で交換しますね。

 

 

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プレ洗浄後の状態で結構キレイになりましたね。

 

 

奥に見えるのが新油モニター。

中央ビーカーが抜き取った廃油。

手前がクリーナーモニターで交換後のフルードです。

 

 

 

エンジンを掛けながら作業していますので、

ATから排出されたATFはチェンジャーを経由して

ATに戻っています。

 

 

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本命に使用するATFは、NUTEC 『NC-65』

全化学合成ハイパフォーマンスATF (エステル系)

 

 

後期モデル6速AT搭載のRX-8への使用実績は非常に多く、

リピート率も高いと思います。

 

 

今回はサーキット走行も視野に入れて、

NC-65でATF強化を希望されました。

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

最後にATFクーラーを洗浄して、

規定温度でATFレベル調整を行いました。

 

 

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RX-8後期の6速ATはアイシン製ミッション。

 

ほぼ同型ミッションはトヨタ クラウン・マークX、

レクサスIS等に搭載されています。

 

 

弊社の過去実績では同型ATへのATF交換は

数百台は実施しています。

 

弊社で交換された方のレビューを聞く限りでは、

(NC-RF&NC-65)の圧送式交換はベストだと思っています。

 

 

ただ唯一の欠点はフルードの価格が非常に高額な事かな。

(お値段以上の価値は有り余るほど有るとお伝えしていますね。)

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

ATF完全圧送式交換の御見積・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。

 

 

年式・モデル・走行距離等を記入していただいて、

ご相談いただけると助かります。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

スバル レガシィツーリングワゴン BP5 リフレッシュプラン。  サスペンション系をリフレッシュしました~。

何度か弊社をご利用いただいているお客様からの依頼でした。

 

スバル レガシィ ツーリングワゴン BP5

走行距離13万キロ

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

 

 

 

スバル車のリフレッシュプランを解禁してから、

相談や依頼数が増えてきましたね。

http://minato-motors.com/blog/?p=22901

 

 

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前回入庫時にはエンジン タイミングベルトW/P等や、

ブレーキ関係をリフレッシュ整備をしました。

 

 

そこから数年が過ぎて今回はサスペンション系を中心に

作業依頼をいただきました。

 

 

 

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まずは試運転をしてからエンジン燃焼状態をチェック。

 

 

CO、HCともにほぼゼロ。

(アイドリング時では良好でしょう。)

 

 

 

事前ホイールアライメントも測定します。

 

 

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数値的には大きな乱れはありませんが、

試運転での乗り心地はあまり良くない印象。

 

距離相応のヘタリは感じられましたね。

 

 

 

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リフトアップしてタイヤを外し、

下回りを点検します。

 

またエンジン類なども点検して、

スキャンツールを接続してライブデータの数値確認。

 

予算に合わせた整備プランを提案させていただきました。

 

 

 

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フロント・ロアアームのリアブッシュはお決まりの破断状態。

 

この状態でいくらホイールアライメントを調整しても、

あまり意味はないですよね。

 

 

それではアームやショックアブソーバー等を分解します。

 

 

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リア側はマルチリンク式。

 

アームブッシュを打替えし、

ゴムブッシュをリフレッシュします。

 

 

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油圧プレスと治具でアームからブッシュを外して、

新しいブッシュを慎重に圧入しました。

 

 

 

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他社のようにアームASSYでしか部品が出ないと、

点数が多いと部品価格が非常に掛かるのです。

 

 

スバルはブッシュのみを部品供給してくれるので、

ユーザーにとっては助かりますよね。

 

 

 

 

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フロント側はロアアームのブッシュ2個と

ロアボールジョイントを全交換しました。

 

 

 

 

 

前後のスタビライザー インナーブッシュ交換をして、

エンジンマウント&ATマウントを全交換します。

 

 

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ボクサーエンジンってエンジンマウントを全交換すると、

振動がほぼ無くなりますよね。

 

 

 

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フロント ドライブシャフトのブーツ交換。

 

古い劣化したグリスを取り除いて、

新しいグリスとブーツでリフレッシュしました。

 

 

 

リア ドライブシャフトは走行距離的にまだ大丈夫でしょう。

 

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今回ショックアブソーバーはカヤバ製でリフレッシュしますね。

 

マウントやダストブーツなども同時に交換しました。

 

 

 

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リア側も同じくリフレッシュ交換。

再利用はスプリングぐらいですね。

 

 

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ブレーキ/クラッチフルードを交換して、

ギアオイルも交換しました。

 

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カーエアコンリフレッシュαで、

AC冷媒ガスをリフレッシュ。

 

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結果的には規定充填量より約150gほど、

冷媒ガスが少なかったようですね。

 

NUTEC NC-200コンプブースト同時注入で、

ACコンプレッサーの潤滑性・気密性を強化しました。

 

 

 

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昔のレガシィに比べて

BP系のエアフロメーターは安くなりましたね。

 

 

デカい筒状の旧タイプはなかなかのお値段でしたが、

BP系からはデンソー製のこのタイプを採用されました。

 

このタイプから非常に安価になりましたので、

10万キロ以上走行したお車はぜひ交換してください。

 

 

アクセルレスポンス低下や燃費悪化などにも影響し、

エンジン吸気流入量をセンシングしている重要なセンサーです。

 

予防整備にどうぞ!!

 

 

 

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アライメントリフトに移動して各アームブッシュを1G締付。

 

 

整備リフトで持ち上げるとサスペンションアームが下がります。

 

ショックが伸びた状態でブッシュを締め付けると、

着地時に無駄なテンションがブッシュに掛かります。

 

 

 

4輪が着地し車重を掛けた状態で、

ブッシュのボルトナットを緩めてもう一度締付け。

1G締付をしないと早期にブッシュが痛みますよ~。

 

 

1G締付後に軽く試運転をして、

ホイールアライメントを調整しますね。

 

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ホイールアライメント測定直後の状態はこんな感じ。

バラバラな数値になっていますね。

 

 

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車体下に潜りこみカムボルト等で微調整。

 

またサブフレームを動かしてクレイドル調整し、

SAIや包括角度を整えました。

 

ステアリングもバッチリとセンターに合わせます。

 

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長めの試運転をして、

各箇所を再チェックし納車となりました。

 

 

スバル車の場合は同年代なら、

ほぼほぼプラットホームが同じ。

 

スバル車のリフレッシュプランは

これがスタンダードなプランになるでしょうね。

 

 

 

 

これらの作業にATF交換やクラッチO/Hが追加されるか、

ブレーキ系のO/Hやハブベアリングなどの交換が多いでしょう。

 

 

エンジンならタイミングベルトやスパークプラグ等の交換に、

ラジエターなどの冷却系も要注意ですね。

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

 

リフレッシュプランの予約時には、

3つの質問をさせていただいています。

http://minato-motors.com/blog/?p=21674

 

 

 

 

サスペンション整備を依頼される方が多いですが、

その場合はサスペンション部品は事前に取り寄せしています。

(入庫1か月前に前金をいただいて部品発注をします。)

 

 

逆にエンジンやブレーキ系の消耗部品は

あまりメーカー欠品が少ないですね。

(点検後の発注でも間に合いますので。)

 

 

 

リフレッシュプランで一番困るのは、

実は部品待ちの時間なんですよね~。

 

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

スバル リニアトロニックCVTF 圧送式交換。 レヴォーグ、フォレスター、レガシィなどなどお待ちしています。

スバル リニアトロニックCVTF交換の

作業依頼を多くいただいています。

 

 

今週は地元大阪からの来店が多かったですね。

 

 

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スバル レヴォーグ VMG

 

リニアトロニック ハイトルクCVTFには、

ニューテック ZZ-51改で圧送式交換をします。

 

 

 

 

 

試運転をしてフルードチェック。

 

まずはNUTEC リンシングフルード(NC-RF 仮名)

で全量イッキに圧送式交換をしますね。

 

色味はほぼ透明に近いNC-RF。

ニューテックさんに依頼して製造していただきました。

 http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

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フルードチェンジャーを接続して、

プレ洗浄の圧送式交換スタート。

 

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徐々に色が変わっていきながら、

プレ洗浄後の状態はこんな感じです。

 

奥に見える新油と比べるとまだまだですが、

中央ビーカーの廃油と比べればキレイになりましたね。

 

 

 

 

ここから15分ほどアイドリングタイム。

 

 

 

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本命フルードはNUTEC ZZ-51改

全化学合成フルード(エステル系)

 

 

赤色と言うよりかは朱色に近い色味ですね。

 

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チェンジャーのNC-RFとZZ-51改を入れ替えて、

もう一度圧送式で交換します。

 

 

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ほぼほぼ完璧に入れ替わりました。

 

 

ここまでキレイになれば

次回交換推奨距離は約5万キロになります。

 

同時にフルードクーラーの内部洗浄をしました。

 

 

 

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CVTF温度を35℃以下にまで冷却し、

規定温度でフルードレベル調整。

 

スキャンツールで油温を確認しながら、

作業をしています。

 

 

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オプション整備 AC冷媒ガス点検

(カーエアコンリフレッシュα)でリセット作業。

 

 

NUTEC NC-200高性能ACコンプレッサーオイルも同時注入。

 

 

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規定充填量より約180gほど少なかったようですね。

5年に一度ぐらいは冷媒ガスも点検しましょう。

 

 

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次も大阪からお越しいただいた

スバル フォレスター SJG

 

こちらもリニアトロニック ハイトルクCVTFを

使用していますのでZZ-51改で全量交換しますね。

 

 

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試運転とフルードチェックから、

チェンジャーに接続して作業スタート。

 

 

NC-RFで全量圧送式しました。

 

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ここからZZ-51改に入れ替えて、

もう一度圧送式で交換します。

 

 

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フルードクーラーを洗浄し、

フルードレベル調整完了。

 

 

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オプション整備のフロント/リア デフオイル交換

ガルフ プロガード75W90 LSD対応 部分合成ギアオイル

 

 

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リアはリフィルから溢れるまで、

フロントはオーバーフローチューブから溢れるまで

手押しポンプで注入します。

 

 

 

 

 

 

 

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福岡県 北九州市からはレガシィ B4 BN9

 

こちらは通常のリニアトロニックCVTFを使用していますので、

低粘度タイプのNUTEC NC-65で交換しますね。

 

 

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レヴォーグ・フォレスターと同じようにNC-RFでプレ洗浄して、

最終的にはここまでキレイに入れ替わりました。

 

 

こちらもほぼほぼ完璧に入れ替わりましたね。

 

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オプション整備

スロットルボディの清掃・初期化

 

 

少しずつスロットルバルブ周辺に蓄積するカーボンを、

クリーナーで除去して学習値を初期化しました。

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

ATF/CVTFの圧送式交換をご希望の方は、

HP(お問い合わせフォーム)に必要事項を記入していただいて、

ご相談お願い致します。

 

 

年式車種やグレードで使用フルードは変わりますので、

ご協力のほどよろしくお願い致します。

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

マツダ スカイアクティブ ディーゼルの煤除去作業。 DPFの交換or洗浄とDSC どちらが先にした方が良いですか??

福岡県からお越しいただいたのは、

マツダ アクセラ BM2FS

走行距離96000km

 

SKY-2.2Dに蓄積する煤除去作業。

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

のご依頼です。

 

http://minato-motors.com/blog/?cat=192

 

 

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お問い合わせフォームからご相談いただきました。

 

・最近のDPF再生距離が90km前後になり、リコール入庫の時にディーラーさんに相談。

 

・しかしディーラーさんでも原因が分からず、状況次第ではDPFの交換も可能性ありと伝えられる。(結構高額!!)

 

 

このような場合はDSCをした方が良いのか?

それともDPF交換orDPF洗浄を先に実施した方が良いのか?

 

 

こんな感じでDSCの御見積と一緒にご相談されました。

 

 

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このような問い合わせは珍しくないので、

以下のように返答させていただきました。

 

・DPF強制燃焼しライブデータのセンサー数値を要確認。

ビフォーアフターの数値変化で良否判定は出来るはず。

(アドバイス後にディーラーにて確認したそうですが(良好)と判定される。)

 

 

 

 

・このSKY-D搭載車で走行距離20万キロ未満なら、

DPFの交換などよりもDSC実施を断然先に推奨します。

 

いくら新品のDPFに交換しても、

燃焼状態が悪ければ当然煤は多く発生する。

(再生距離は短いままになるでしょう。)

 

 

 

(根拠のない、不確定な、未確認な)整備をする前に、

根拠のある整備(DSC)を先にに行う方が良いのでは?と

お伝えしました。

 

 

 

DPFの交換や洗浄は、整備予算があるのなら否定はしません。

決して無駄な作業ではないでしょう。

 

 

 

特に20万~100万キロ走行するトラックや、

ストップ&ゴーの多い業務車両には有効だと思います。

 

ですが20万キロ未満の乗用車でDPFが詰まるなら、

それはDPFが悪いのではなく他に問題があるのでは?

 

 

(DPFの再生距離が短い)=(DPFが詰まっている)は、

あまりにも短絡的な診断だと思うのです。

 

 

 

 

 

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そして予約日に来店していただきました。

 

作業前問診をすると、(実は予約入庫まで日数があったので、

DPFを洗浄する業者にDPF洗浄を依頼してみました。)

 

(でもほとんど再生距離に変化がなく、

ミナト自動車さんの言う通りでした。)

 

 

 

 

そんな訳で入庫までのエピソードから、

実際のDSC作業を紹介していきますね。

 

 

 

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いつものように試運転後、

インテーク系の部品を分解していきます。

 

 

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日本全国どのマツダ整備士さんより、

SKY-2.2Dのインマニ脱着だけは

多く実施しているような気がします。

 

 

慣れた手付きでサクサク部品を分解し、

シリンダヘッド側のインテークポートを確認します。

 

 

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ポートの内径が煤蓄積で狭くなり、

カメラのピントが合いにくい。

 

奥にあるインテークバルブは辛うじて撮影出来ましたが、

なかなかの煤蓄積具合ですね。

 

 

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外したインテークマニホールド側も確認します。

 

吸気シャッターバルブをパカッと開けてみると・・・。

バルブ周辺に煤が固着していますね。

 

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インテークマニホールドの入り口を見ると、

吸気経路が半分以上は狭くなっていました。

 

 

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インテークマニホールドの出口にある、

8つの穴も確認しましょう。

 

こちらも半分ぐらいの大きさしか、

吸気経路が確保されていません。

 

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この状態のインマニをドライアイス洗浄で吹き飛ばすと、

工場中が(煤まみれ)になるので、

軽くホジホジして中の煤を掻き出しました。

 

 

するとお茶碗1杯分(大盛)ぐらいの煤が出てきましたね。

 

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ある程度煤を掻き出した後は、

DSCでキレイに洗浄します。

 

 

 

 

E/Gヘッド側はホジホジせずに、

いきなりDSCでキレイにしますね。

 

マスキングをして完全防備。

 

(ちなみに下の画像はマスキング途中の画像です。)

(完全マスキング状態は企業秘密!!)

 

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ドライアイスペレットを圧縮空気で高速噴射。

 

(熱収縮と昇華爆発力)

 

ドライアイスの特性を利用して、

複雑な形状のポートやバルブを洗浄していきますね。

 

(エンジンにノーダメージで完璧に短時間に)

DSCキャッチコピー通りにキレイにします。

 

kkkk

 

 

 

クランクを回して圧縮上死点にセットし、

1気筒ずつ作業します。

 

 

ドライアイス洗浄機にDSC専用ノズルとアダプターを装着。

 

まずは軽くワンショットしてみました。

 

 

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結構分厚く蓄積していますね。

 

燃焼熱とブローバイオイルで

カッチカチにコッテリ固着していました。

 

 

数種類ある自社制作のノズルやアダプターを使い分けて、

インテークバルブやポート内を洗浄しました。

 

 

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インテークバルブシャフトの裏や

バルブ傘部に固着した煤も完璧に除去完了。

 

 

特にバルブ傘部には大量の煤が固着しているので、

慎重に作業をして全除去しています。

 

 

 

1気筒作業してはクランクを回して、

次のポートに移動。

 

4気筒8ポートをキレイにしました。

 

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・インテークマニホールド

・吸気シャッターバルブ

・EGRバルブ x2

・EGRバイパスパイプ

こちらもドライアイス洗浄でキレイに除去完了。

 

 

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手作業でココまでキレイにするのは、

ほぼ無理でしょう。

 

電子制御バルブにケミカル系の洗浄剤はNGです。

(バルブ&ECUの故障原因になるので要注意)

 

 

 

ビフォーアフターを比べてみると、

その違いは一目瞭然。

 

 

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新品ガスケットを使用して、

元の状態に組み立てます。

 

 

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DSCのオプション整備

(インタークーラー洗浄)も行いました。

ブローバイオイル溜まりはターボ車の宿命でしょう。

 

インタークーラーにオイルが溜まるのですが、

これが吸い込まれて煤と合流し固着するのです。

 

 

 

作業中は吊るして放置。

自重落下後に洗浄剤で洗い流して、

パーツクリーナーで脱脂します。

 

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ほぼほぼパッキン不良で再利用できないラジエターキャップ。

 

DSCでは冷却水を排出して作業しますので、

再注入後には内圧チェックを実施しています。

 

ラジエターキャップの密着が悪いと、

内圧が掛からないのでオーバーヒートの原因になりますよ。

 

 

キャップも消耗品なので定期交換しましょう。

 

 

 

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エンジンを始動して完全暖機。

各学習値を初期化して燃料噴射補正を再学習。

 

 

DSCの作業内容をネット公開出来るのはここまで。

(DSCは完全非公開で作業をしています。)

(非公開作業が多いのでご理解の程宜しくお願いします。)

 

 

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九州から来店される方はフェリー利用が多いですね。

 

高速道路を往復する燃料代・高速代・体力等を考慮すると、

フェリーの方が良いかもしれません。(ネット割引あり)

 

・名門大洋フェリー (新門司~大阪南港)

 

早朝大阪到着で当日夜19時50分の出航の

フェリー来店・弾丸スケジュール。

 

乗船時間に間に合うように日帰り作業で納車出来ました。

 

 

 

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DPFの再生距離と燃費を

後日メールにてレビューいただきました。

(ありがとうございます。)

 

 

長文でレビューをいただいたのでマトメました。

 

・DSC後2回の再生距離 1回目205km、2回目197km。

(言われたようにDPF洗浄をする必要はなかったようです!!)

 

・燃費は11km/L前後が過去最高の18,5kmに上がった!

 

・E/G音がアイドリング~3千回転 ちょっと静かになった。

3千~5千回転までスムーズかつ唸り音が無くなった。

そしてレッドまで回る。

 

・今までDPF再生時にあった500回転アップがなくなり、

再生時のE/G音も気が付かないほど静かになった。

また再生時間も半分ほどになる。

 

・アクセルレスポンスが改善し、2速発進も容易になった。

ドッカンターボが無くなり、立ち上がりが良くなった。

 

 

 

 

 

このレビューを見る限り、

このユーザーさんは結構ブン回す方だと思います。

 

MT車のアクセラSKY-2.2Dですから、

グイグイ走るとドライブが楽しいでしょうね~。

 

 

 

EGR2

マツダ資料 引用

 

 

クリーンディーゼルであったとしてもディーゼルは

空気を吸ってナンボのエンジンです。

 

吸気抵抗が過大になれば、

シリンダ内の吸気充填量が低下します。

 

また新気(酸素)とEGR(CO2)の流入制御が乱れると、

加速レスポンスは著しく悪化します。

 

 

 

 

s-スワール

 

 

DPFの交換や洗浄も無駄な作業ではないのですが、

弊社では(なぜ再生距離が短いのか?)を考慮して

整備作業の優先順位を決めた方が良いかと思います。

 

 

 

インテーク系に煤が蓄積して燃焼状態が悪いなら、

いくら新品のDPFでも再生距離は改善しないでしょう。

 

 

燃焼状態をベストコンディションに戻して、

まだ再生距離が伸びないなら、

次の整備を実施しても順番的には間違っていないと

思っています。

 

 

DSCでSKY-Dの不具合が全て完治する訳ではないのですが、

大きな原因の一つだと弊社では認識しています。

 

 

SKY-2.2D SKY-1.5DのDSC依頼は、

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

スバル レガシィー ランカスター6 リフレッシュプラン。  スバルのリフレッシュプランも解禁しました~。(条件付きで!!)

全国各地から依頼を受けている弊社のリフレッシュプラン。

 

(もしこの愛車が私のクルマなら、

限られた予算でどのように整備をするか?)

 

そんなテーマでお客様の愛車の

リフレッシュ整備を提案しています。

http://minato-motors.com/blog/?cat=12

 

 

 

 

ここ数年のリフレッシュプラン事例を見れば、

すでにお気付きかもしれませんが、

実はあるメーカーの車はリフレッシュプランを

お断りしていました。

 

 

それはスバル(富士重工)の車両。

 

関連画像

 

弊社は小人数での営業しており、

整備リフトや保管スペースも限りがあります。

 

 

毎週決められたスケジュールで続々と入出庫する

リフレッシュプラン依頼車両。

 

決められた作業スケジュール進行で一番困るのが、

部品の欠品や入荷待ち時間などの作業中断。

 

 

 

近年はスバル純正部品の供給体制が他社より悪く、

正直なかなか部品が届きません。(それに休みも多い)

 

 

メーカー在庫アリの追加発注した部品が手元に届くまでに、

タイミングが悪いと5日ほど掛かる時もあります。

 

 

 

トヨタなら翌日もしくは翌々日、スバルなら5日掛かる。

この差は大きく困っていました。(スケジュールが組めない)

 

 

 

それでもスバル車のリフレッシュプラン依頼は増え続け、

何とかならないかなぁ??と思っていました。

(イイ車が多いし、リフレッシュしたいのになぁ~と)

 

 

 

 

 

そこである条件であれば受け入れを解禁してみました。

・整備予算は多めにある。(ガッツリ整備したい人向け)

・サスペンション、ハブ、Dシャフト等は全整備希望する方。

 

サスペンション等の下回り/足回り系の部品は、

部品点数が多いのである程度一式で部品発注します。

 

 

あらかじめ交換する部品をワンセットで事前発注し、

それらを交換している間に追加部品が届く。

 

 

 

部品待ちの無駄な時間を少しでも減らせば、

部品供給の悪いスバル車でも

なんとか対応出来そうだと判断しました。

 

 

 

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三重県からお越しいただいた横浜ナンバーの

スバル レガシィー ランカスター6

BHE 6気筒EZ30 走行距離33万キロ

 

 

 

メールからご相談いただいて事情を説明し、

予約入庫していただきました。

 

 

車両の不満点/改善点

・E/Gの振動が大きい

・高速走行でのカーブが不安定。

・ACが効かない事が数回あり。

・ブレーキの効きが甘い。

 

まだまだ長く使用する予定で、

予算を掛けてリフレッシュ整備を希望されました。

 

 

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試運転をして排気ガステスト。

 

エンジン系は既に整備済みが多いので、

燃焼状態は良好でした。

(オイル漏れも無く、点火系・センサー系も交換済み)

 

 

 

そこから事前ホイールアライメントを測定します。

 

 

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フロントキャンバーとスラスト角が乱れていますね。

 

 

 

一見そこまで酷い数値ではないですが、

乗り心地はあまり良くないのがファーストインプレッション。

 

 

 

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リフトアップしてタイヤを外し、

エンジンや冷却ライン、下回り・足回りなどを、

点検していきます。

 

 

 

点検結果から予算に合わせた整備プランの提案。

 

オーナーさんと協議しOKがいただけたので、

順番に作業を紹介しますね。

 

 

 

まずは予定していたサスペンションや下回り系を分解します。

 

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事前ホイールアライメント測定では、

そこまで酷い数値ではありませんでしたが、

分解してみるとFrロアアームのリアブッシュが

完全に破断していました。

 

 

いくらホイールアライメントを調整しても、

肝心のブッシュが破損していれば無意味ですよね。

 

新品ブッシュに全交換します。

 

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ロアアームフロントブッシュは位置決めをして、

油圧プレスで圧入交換。

 

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フロントハブナックルもリフレッシュ。

 

ベアリングやボールジョイント&シール等も交換しますね。

 

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ショックアブソーバーは純正品が高額なので、

少し安価のカヤバ製で対応しました。

 

マウントやベアリング、バンプ等も、

もちろん新品にて交換です。

 

また走行距離も多いのでスプリングも一緒に交換しました。

 

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エンジンマウントもサブフレームを外して交換します。

 

ATマウントやストッパーロッドも同時交換、

ちなみにATマウントは完全にブッシュが破断していました。

 

これではエンジンなどの振動が吸収出来ないですよね。

 

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リアのサスペンションアームブッシュも全交換しますね。

 

ナックル、アーム類、ドライブシャフトなどを、

車体から外していきます。

 

 

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リア側はマルチリンク式なので、

ブッシュの数も多いですね。

 

 

幸いスバルはブッシュのみの部品設定が多いので、

個別にブッシュを打替えし全数交換しますね。

 

 

こちらもブッシュの位置決めがあるので、

印を付けてから交換しますよ~。

 

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セルフレベリング機能付のリアショックアブソーバーも

カヤバ製でリフレッシュ交換。

 

フロント同様にスプリングやマウントも同時交換しました。

 

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前後のドライブシャフトをリフレッシュ。

 

硬化したブーツや劣化したグリスを入れ替えますね。

 

 

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リア側はフロントに比べて劣化度は低いのですが、

年式と走行距離を考慮してリフレッシュを提案しました。

 

 

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スタビライザーのブッシュやリンクロッドも、

新品に交換しました。

 

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リアハブベアリングも圧入交換します。

 

油圧プレスと治具でハブを分解し、

インナーレースをさらに外します。

 

新品ベアリングをプレスで圧入しました。

 

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ブレーキ関係もリフレッシュ。

 

ディスクローターは研磨機で再生しますね。

 

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リア側は少し歪みがありましたが、

問題なく再生可能でした。

 

あまりにも歪みが酷い場合は、

再生を諦めて新品に交換しますよ。

 

最後に耐熱塗装でつや消しブラックに化粧直し。

 

 

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ブレーキキャリパーのオーバーホール。

 

完全洗浄してからシール・ブーツを組み付けますね。

ピストンは磨いて装着しました。

 

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キャリパーのホルダー側もリフレッシュ。

ブレーキホースも全数交換します。

 

またマスターシリンダもO/Hしました。

 

 

ブレーキパッドは制動力アップと低ダストタイプの、

DIXCEL Mタイプに交換します。

 

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前後のデフオイルはガルフ プロガード75W90で交換します。

部分化学合成ギアオイル(LSD対応)

 

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エンジンのメンテナンスは良好。

 

今回はアイドリングを安定化するために、

ISCV(ロータリーシャッター式)を分解清掃しました。

 

 

経年劣化でホースもガスケットもカチカチに硬化。

カーボンも大量に詰まっていましたね。

 

 

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ATFも完全圧送式で交換しますね。

 

オイルパンを外して洗浄し、磁石の鉄粉を除去。

外部ATFフィルターも交換します。

 

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オイルパンを液体ガスケットで装着し、

しばし養生します。

 

ATFを補充して完全暖機。

 

ATFチェンジャーを接続してから、

アイシンAFW+でプレ洗浄しますね。

 

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この時点でやや汚れている程度でしょうか?

 

 

最初に排出した真っ黒のATFに比べると、

かなりキレイになりましたね。

 

 

15分間のアイドリングタイム。

 

もう一度AFW+で全量圧送式交換をします。

 

 

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ほぼ完璧に入れ替わりました。

 

アイシンAFW+なら次回交換推奨距離は、

約4万キロとお伝えしています。

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュαで、

AC冷媒ガスをリフレッシュ。

 

重量管理で冷媒ガスを回収再生再充填。

 

 

 

NUTEC NC-200も同時注入して、

コンプレッサーの潤滑を強化します。

 

結果的には半分ぐらいしか、

冷媒ガスが無かったようですね。

 

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アライメントリフトに移動して、

アームブッシュの取り付けボルトナットを1G締付。

 

リアは締付個所が多いので、

結構手間が掛かる作業だと思います。

 

 

でも1G締付をしないと不要なブッシュテンションが掛かり、

折角交換したブッシュが早期に劣化します。

 

 

地味な作業ですが確実に行いましょう。

 

 

黄色いテープは締付未実施の印。

1G締付後には赤ペンでマーキングしています。

 

 

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そこから軽く試運転をして、

ブッシュやショックを馴染ませますね。

 

 

そしてホイールアライメントを調整します。

 

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ハンター社 ホークアイWA470

最新鋭4カメラ搭載ホイールアライメントテスター

 

 

イヤサカ ビシャモン マルチアライメントリフト。

 

 

測定をしてみるとまだ組付けただけなので、

バラバラな数値が表示されましたね。

 

 

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ショックアブソーバーを交換してブッシュを新調しても、

ホイールアライメントを調整をしなければ無意味になります。

 

 

キャンバー・キャスター・トゥはもちろんですが、

クレイドル調整でSAIと包括角度を整えて、

スラスト角とステアリングセンターをバッチリ調整しました。

 

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最後に長めの試運転。

 

最終チェックを入念にして、無事納車となりました。

 

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このランカスター6の整備歴を確認すると、

エンジン関係は十分過ぎるほど整備をされていました。

 

半面にシャシ系のサスペンションやマウントゴム・ハブなどは、

未整備のままで大きく劣化していたようです。

 

 

エンジン関係は常に日頃から地元で整備し、

10年10万キロを機会にリフレッシュプランで

その他の重整備を弊社では推奨しています。

 

 

 

ちなみに今回の整備で使用した部品代は約40万円。

 

入庫1か月前に前金で30万円をお振込みいただいて、

予定していた部品を事前発注。

点検して御見積後に10万円の部品を追加発注しました。

 

 

スバルの場合は同年式ぐらいなら車種は違えど、

プラットホームはほぼ共通していますので、

ある程度は一式で発注しています。

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に、

お越しいただきありがとうございます。

 

 

弊社は少人数で営業している小さな整備工場です。

 

整備を受け入れるメーカー・車種も、

月間入庫台数も制限させていただいています。

 

 

折角メール相談いただいても

(すいません その車種は対応していないのです。)

(申し訳ありませんが他社にてご相談ください。)

とお答えする場合も多々あるのが現状です。

 

 

 

弊社1社で(全てのメーカー車種に対応するのは無理よね)と

基本的には思っているのでこればかりは仕方がないかな~と。

 

 

もしろ出来ないのに(出来ます!!)とアナウンスするのは、

不誠実な気もします。

 

どうぞご理解の程宜しくお願いします。

 

 

 

リフレッシュプランのご依頼ご相談は、

HPお問い合わせフォームからお待ちしています。

 

令和元年9月現在では

かなりの台数のリフレッシュプラン予約を受けているので、

もしかすると受付を一時中断するかもしれません。

 

ATF交換とDSCの年内の予約はまだ大丈夫です。

空きはまだありますよ~。

 

 

それではHAPPY CAR LIFE!!