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トヨタ エスティマGSR55 リフレッシュプラン 特大増刊号 中編。  ブレーキ・サスペンションアーム・ドライブシャフトもリフレッシュ!! 

前回ブログからの続きです。


トヨタ エスティマ GSR55 走行距離8万キロ。
リフレッシュプランの作業内容を紹介しますね。

前回ブログでは予約から入庫、点検から作業着手、リアサスペンション整備などを紹介しました。http://minato-motors.com/blog/?p=27941


今回はフロント側のサスペンションやハブ・ドライブシャフトO/Hなどの作業内容を説明しますね。


フロントのハブナックル、ショックアブソーバー、ブレーキなどを分解します。

リアに比べて少し錆固着はマシですが、ナックルとハブとはガッチリ錆固着していましたね。

今回のショックアブソーバーは純正品で交換します。

マウントASSYやベアリング、インシュレーター等も全て純正交換。
スプリングをコンプレッサーで縮めて分解し、再組立。


サクサクっと交換しました。




フロントドライブシャフトもO/Hします。

ドライブシャフトなんてダメになってから、リビルト品に交換すればイイんじゃない?と思うでしょ。


・ドライブシャフトを交換するにはナックル等を切り離す必要があるので、ホイールアライメントの再調整が必要。(車種によっては)

・ドライブシャフトを引き抜くとATF等が抜けるので、フルードの補充とレベル再調整が必要。

・リビルト品のドライブシャフトは社外品ブーツを使用している事が多い。

重複する工賃やフルードの無駄、使用しているブーツの品質など、(ある程度の走行距離になれば一度に整備した方が結果的にはお得)とアナウンスしています。



シャフトのベアリングを洗浄し、純正ブーツグリスKITで組立ますね。


耐久性の高い純正ブーツグリスKITなら今後10年・10万キロはノーメンテでドライブシャフトが使用できる。

もしリビルト品で耐久性の低いブーツ使用なら、保証期間が過ぎてブーツが破れれば、また再修理になりますよね。

リビルト品の保証期間なんて2年ぐらいでしょう。純正KITなら10年持つので長く使用したい方はその辺りも考慮した方が良いのではと思います。



それとブーツが破れてから修理すると、既にベアリング内に雨水・異物がたくさん混入しています。(B/Gにダメージ有り)
破れる前なら異物はないので、軽く洗浄してグリスを注入し、ブーツを装着するだけ。(B/Gにダメージ無し)




右側シャフトの中間ベアリングも交換。

ベアリングキャリアとB/Gが錆固着で抜けなかったので、電動カッターでキャリアを切断し、シャフトを外しました。



錆固着があると整備書通りにはいかないので、時間も部品も多く掛かりますね。



ナックルからハブベアリングを引き抜いて、ロアボールジョイントを交換します。





並行してサブフレームを降ろし、ガタ異音があるステアリングギアボックスを交換します。

このステアリングギアボックスは内部の部品供給がないので、厳選したリビルト品で交換しますね。  装着ブーツも純正同等のクオリティなのでこれなら安心して使えます。


これもステアリングギアボックスだけの交換は大変ですが、サスペンション整備と同時なら工賃は非常に安くなります。


ロアアームも交換してギアボックスとサブフレームを装着し、ショックアブソーバーやドライブシャフトを組付けました。


試運転では走り出して1発目のブレーキングで(コレ甘いな!)と感じたブレーキをリフレッシュしますね。



ディスクローターは研磨機にて再生。
http://minato-motors.com/blog/?p=14924

削る量は最低限にとどめて、均一に研磨し耐熱塗装で仕上げれば、ほぼ新品同様に戻る。




ブレーキキャリパーもO/H。

外観の錆は問題ないのですが、シリンダ内部が錆ると問題あり。
今回は内部に錆は無かったので、洗浄しキレイにします。

ただリア側はグリス硬化が激しく、ピストンがやや固着していました。

こうなるとブレーキ音鳴りになりますよね。

10年も使用すればグリスやゴムシール等も硬化劣化しますので、定期的にO/Hをお勧めしています。




ホルダー側もスライドピンホールのグリスを洗浄し、ブーツ装着&グリス注入。

ブレーキパッドも交換しますね。

ブレーキパッドの背面には、バックシムが装着されています。
・シムに付着した古く硬化したグリスは、ウエスでキレイに除去。
・洗浄後のシムにブレーキパッドグリスを塗ります。


安価な普通のブレーキパッドグリスだと耐久性は2年が限度。

WAKO’S 高性能ブレーキパッドグリス(BPR)なら、ストリート走行で約4年はグリス性能を維持します。

その差は歴然で、耐久性・信頼性は申し分なし。


ブレーキキャリパー等を車体に装着し、エア抜きしながらフルードを交換します。


トランスファとリアデフオイルはNUTECニューテック 全化学合成ギアオイル(NC-70)を注入。

ギアオイルも定期的に交換しましょう。

これでサスペンションやハブ・ドライブシャフト・ブレーキなどの足回り・下回り系は組付け完了。


ある程度の距離を走れば部品の劣化・性能の低下はありますが、バラバラに個別に整備をすると工賃や部品の無駄が多い。

またバラバラに無計画にお金を掛けて整備をしてみるが、いつまで経っても新車時の性能に近づかない。


計画を立てて意味のある整備をしてあげると、無駄な工賃や部品交換もなくなり結果的には経済的で快適に使用が出来き、満足度が上がる。

満足度があれば愛着が増し、愛車を長く使用し続けるでしょう。


費用は相応に掛かるが(まだまだこの愛車を使用したい)(出来るなら新車時に近い状態で)と思える方には、弊社のリフレッシュプランをお勧めしています。



次回ブログは3部作の完結編です。

エンジン・ATの整備をしてから、(1G締付)(ホイールアライメント調整)などを紹介する予定です。



次回ブログもお楽しみに~。
HAPPY CAR LIFE!!


トヨタ エスティマGSR55 リフレッシュプラン。 特大増刊号 前編。         リアアクスルビームのブッシュは重要です。ホイールアライメントはリアから疑え!!

弊社が推奨している提案型整備(リフレッシュプラン)


大変好評で全国各地からリフレッシュ整備の依頼をいただいており、現在は数か月待ちの状態が続いています。(誠にありがとうございます。)




最近多い問い合わせは、
(近くのショップでショックアブソーバー等を交換したが乗り心地が改善しない・・・。)  (部品交換等はせずに、ホイールアライメント調整だけ実施したがイマイチ・・・。)



5万キロ未満の走行距離なら分かりますが、ある程度走行した車両に一部の部品だけを整備しても、新車時の性能には戻らない。

特にサスペンション系の足回りは、多くの部品で性能を発揮しているので、一部を交換しても体感するのは難しいでしょうね!とアナウンスしています。



東京都からお越しいただいたのは
エスティマ GSR55 平成18年式 走行距離8万キロ。

リフレッシュプランのご依頼です。



HP(お問い合わせフォーム)から相談された内容

・エスティマの中古車購入を検討しており、購入後にリフレッシュプランを依頼したい。
・何年何月の○○のブログはいくらの費用が掛かりましたか?参考に知りたい。




数回のメール交換をして、数か月後に再相談メール。

・エスティマを購入してから1カ月使用し、今後も長く良い状態で使用するためにリフレッシュプランを予約したい。
・直進時に左流れあり。
・3.5Lの排気量の割にはパワー不足に感じる。
・信号待ち停止時のハンドルに伝わる微振動が不快。
・中古車なので総合的な整備状況の把握を希望。
・往復自走で入庫、代車は不要。

予約をいただいてから、数か月後に入庫していただきました。
問診をして不具合・不満個所等をお聞きし、作業の流れを説明しました。

(スタッドレス・ETC・ナビ付)の代車を完備していますが、今回は代車不要とのことで、新幹線にてお帰りになられました。



過去には往復とも陸送にて入出庫した車両もあり、その時はユーザーさんと会う事は無く、全てメールと電話のみで対応した事もありました。



それではお車預かって試運転を行います。
・不具合・不満個所の再現と確認。
・ユーザーが気が付いていない異常個所、不良個所のチェック。



事前ホイールアライメントを測定して、インプレッションとホイールアライメント数値との比較。

詳細な解説はここでは省きますが、フロント・トゥアウトと左リアの過大なインとスラスト角のズレが気になりますね。


この事前に調べたアライメント数値がこの後のリフレッシュ整備に活用されますので、完結編までお待ちください。




エンジン整備の基本 排気ガステストは良好。

バッテリーアナライザーによる充電・蓄電状態を見る限りは距離相応で特に問題ないでしょう。

スキャンツールを接続し、ECUのライブデータを見ても問題なし。




ただボンネットを開けた瞬間に気が付いたのは、ラジエターリザーバータンクのLLCの色。


乳白色のタンク越しに見えるLLCの色が悪いな?と感じました。
(これもあとで解説します。)


降雪地ではない都道府県で中古購入したそうですが、下回りの錆はやや多め。

錆は無いに越した事はないが、これぐらいならこの後の整備も何とかなるでしょう。




点検結果と整備予算・希望整備などを考慮して、整備プランを制作し提案。
御見積書をメールにて提示しユーザーさんと相談しながら、整備内容を決めていきます。


それではリフレッシュプランの整備内容を紹介しますね。

まずはリア サスペンションから始めます。

トヨタ・ミニバンに多く採用されているトーションビーム式サスペンション。  リアアクスルの左右ブッシュが破断していますね。


このブッシュが破断している状態で走行し続けると、結論から言えば(金属で出来たアクスルビームが歪みます。)


経験上エスティマ30系・アルファード10系なら年式的にブッシュは確実に破断しています。
後継のエスティマ50系・アルファード20系も新車から10年以上経過しているので、ダメージが大きくなった個体が多いですね。



事前ホイールアライメントでリア左だけが過大にトゥインしていたのは、長年放置したブッシュ破損によるビームの歪みが数値に表れた。

その結果の左流れと近い将来に起きるタイヤの変摩耗。


そうならない為の整備はアクスルビームを外してブッシュを交換しますね~。

リアデフを外して、車高センサーも外します。

車高センサーを取り付けているM6の細いボルト。
これを回せば錆腐食で確実にボルトが折れるでしょう。

そして復旧作業に時間が掛かる。(整備士あるあるですね。)


マフラーも外したいがこの取付ボルトも錆固着・・・。
リフレッシュプランの大敵は錆固着なんですよね~。

IHコンロと同じ原理の電磁誘導加熱が出来る(ミニダクター2)

対象物の径に合ったワイヤーコイルを選んで、錆固着したボルトナットを熱します。

数秒~数十秒ほど加熱すると固着の結束が緩むので、ボルトナットを破損させずに部品脱着。

特に樹脂部品やゴム部品に近い加熱には火気厳禁。
火災の心配が無いミニダクター2は非常に活躍しています。

こんな感じで車体から外したアクスルビーム。

破損したブッシュはSSTや治具・特殊工具などを使用して、打替交換しますね。

・ブッシュの位置決めをして、元の位置に戻す。
・ハブベアリングを装着する個所は入念に錆を除去してキレイにします。


この後にハブベアリングを交換しますが、ホイールアライメントを修正するリアシムを取付ますので、ここで下準備。


トヨタ リアアクスルビームブッシュを交換出来る整備工場は多くあるが、その後のホイールアライメントまで計算して作業をしている整備工場は日本中を探してもそう無いでしょうね。




スプリングインシュレーターも交換して、車体に組み立てしました。



リアのドライブシャフトをO/Hしますが、このタイプはIN側のブーツしか部品供給されていません。

IN側のみ純正ブーツグリスKITでO/Hしますね。

事前ホイールアライメントの数値から、ビームとハブベアリングの間に挟むシムを選択。



SPC社のリアシムは厚さ1mmほどの円形樹脂プレートなのですが、180度の位置で(厚い部分と薄い部分)があります。


また厚みの差も6種類あり、装着する角度や種類によってリアのトゥやキャンバーを微調整が出来ます。




結果はどうなるかは経験値。

リフレッシュプランの一番最後にホイールアライメント調整を行いますので、乞うご期待。(完結編にて紹介します。)




次回ブログではフロントサスペンション・ハブ、ドライブシャフトO/Hなど、まだまだエスティマのリフレッシュ整備は続きますよ~。


それではHAPPY CAR LIFE!!


マツダ CX-5 現行KF系 インテークに蓄積する煤除去作業。DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)で1泊or日帰りOK。

山梨県からお越しいただいたのはマツダ CX-5 KF2P H29年式 スカイアクティブ2.2D 

インテーク系に蓄積する煤除去作業DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)のご依頼です。

初代CX-5はKE系で2代目のCX-5はKF系と呼ばれています。


昨年の後半以降から少しずつ問い合わせが増えてきたKF系CX-5の不具合相談。

そこから何台かCX-5とCX-8のDSC作業をして検証してみましたが、結論から申しますとディーゼルは煤が溜まるよね~と再認識したこの頃です。

今回入庫したKF系CX-5は大阪までの道中にエンジン警告灯が点灯し、なんとか到着していただきました。


エラーコードはよくある(EGR流量不足)。

KE系・KF系ともに何個かある定番故障事例の一つでしょう。
早速試運転をして状態を確認し、インテーク系の部品を分解しますね。

インテークマニホールドと吸気シャッターバルブ周辺をチェックします。

KE系で煤がタンマリ蓄積していた吸気シャッターバルブには、あまり煤蓄積はありませんでした。 こちらはKF系から少し改良を加えたのでその効果が出たのかな?

インテークマニホールド入口にあるEGRの導入口は完全に詰まっていました。

こうなると必要なタイミングでEGRをインテークに導入する事が出来ませんよね。

インテークマニホールド出口の8個のポート穴には、多い所で約10mm程の煤が蓄積しているのが分かります。
この感じは初代KE系と変わらないようです。

それではその先のエンジンヘッド側もチェックしますね。

エンジンヘッド側の吸気ポートにも大量の煤が蓄積していました。

ブローバイからのオイル流入により煤とオイルでカッチカチ。
燃焼熱で硬化し、除去の難易度は上がる。




ポート奥にインテークバルブのシャフトが見えますが、その下にはバルブ傘部が隠れています。
傘部にも煤がゴッソリ固着しているのですが、ポート内径が狭いために撮影が難しいですね。


EGR出口の導入パイプがこのように煤で詰まる。
そうなると煤交じりのEGRはインテーク系には入らないですよね。

インテークマニホールドやエンジンヘッド側のポートに蓄積した煤は、この導入口が完全に塞がる前に蓄積した分でしょう。

かなり前から吸気系に煤蓄積が進んでいたのだと思います。



そしてEGRをカットもしくは流量を減らす改造等をすると、別の場所に弊害が出るでしょうね。

その弊害として水冷式EGRクーラーの内部で煤が詰まります。


SKY2.2DのEGR系統は2つ。
・エキゾーストから直でインテークに導入されるHOT・EGR(赤線)
・水冷式クーラーで冷やされたCOOL・EGR(青線)

エキゾーストから高温・高圧でサラサラの煤は、通常ならEGRクーラーのフィンにそこまで溜まらない。

マツダ資料参照



ですが導入口や通路途中で極端に狭くなると、そこにEGR経路のボトルネックが出来るでしょう。

流れが悪くなり、勢いも落ちるのでフィン等の障害物があると少しずつ付着していきます。



中を覗くと四角の穴が開いてるフィンに、煤が付着して塞がりそうですね。




例えば河川の幅を意図的に狭めてボトルネックを作ったとしましょう。そして上流から水とゴミが流れてきます。

狭くしたボトルネックで水路が狭くなれば、その個所のみ流量は減るが流速は早くなる。



だが少し上流にフィンのような障害物があれば、ボトルネックの弊害でフィン周辺の流速が低下し澱むので、ゴミが引っ掛かりますよね。


もしボトルネックが無ければ、川の水の量は多く、そこそこ水流・水量もあるので引っ掛かったゴミは下流に流されると思いませんか?



今回はDSCのオプション整備(水冷EGRクーラー洗浄)も依頼されました。



クーラー新品交換すると部品代が多く掛かるので、弊社では特殊装置と技術で煤を完全除去しています。 (費用は新品交換より半額以下にはなると思いますよ~。)


ドライアイスペレットを圧縮空気で高速噴射。
(熱収縮と昇華爆発力)ドライアイスの特性を利用した洗浄方法。


DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)は弊社が開発した世界初のオリジナル整備で唯一無二。



ほんの一部ですがブログにて紹介していますので、どうぞ覗いてみてください。
http://minato-motors.com/blog/?cat=169



飛散する煤からボディを守るマスキング。
3M社製高性能マスカーを使用しています。

そしてここからさらにマスキングをしていきますが全容は秘密。


ドライアイス洗浄機にドライアイスペレット(粒)を投入し、軽くワンショットテストをしますね。



ペレットが直撃した部分だけキレイになりました。母材アルミもハッキリ見える。


DSC専用ノズルと専用アダプターは自社で製作し、ドライアイス洗浄機のガンにセット。


(エンジンにノーダメージで短時間で完璧に。)DSCキャッチコピー通りに複雑な形状のポートとバルブを洗浄していきます。



最深部にある傘部はもちろん、シャフト裏なども全て煤を除去完了。

クランクを回して、圧縮上死点にセットしながら、次のポートも洗浄します。
4気筒8ポート全てキレイになりました。

インテークマニホールド・各EGRバルブ・バイパスパイプに吸気シャッターバルブ。

水冷EGRクーラーも完璧に洗浄しました。

再利用不可はガスケットのみ。

こちらは純正新品に交換します。


インテークマニホールドを組付けてエンジンに装着し、LLCを再注入。

完全暖機をしながらエア抜き作業を行います。

劣化しやすいラジエターキャップも交換して、
各学習値と燃料噴射量を再学習させます。

最後にゴニョゴニョっとマル秘作業をし、試運転をして納車となります。


点灯していたエラーコードも消去して、再点灯が無いかを確認。


これで当分は吸気系の煤蓄積からは解放され、本来のSKY2.2Dに戻ると思いますよ~。


弊社のDSC作業は1泊2日のお預かり。  朝9時半入庫で翌日午前中の納車になります。

(特急日帰り作業)もオーダー可能で、その場合は朝9時半入庫で当日19時頃の納車予定となります。


ミナト自動車は大阪府堺市にある世界遺産(仁徳陵古墳)のすぐ隣。

JR阪和線(百舌鳥もず駅)まで徒歩2分。


大阪中心のミナミ・キタまでは30分程で到着しますので、大阪観光を同時に楽しまれる方が多いですね。

代車もお貸ししています。


DSCやATF交換等の御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

必要事項を記入していただいて是非ご相談ください。
それではHAPPY CAR LIFE!!



スバル レヴォーグVM4 リニアトロニックCVTF完全圧送式交換。 CVTF・ATF交換のショップ選びは床を見ろ!!(自論)

兵庫県西部からお越しいただいたのは、
スバル レヴォーグVM4 STI 走行距離8万キロ。



リニアトロニックCVTF 完全圧送式交換のご依頼です。

朝9時半に入庫していただいてまずは問診。

そのあとに試運転をしてリフトアップ。CVTFの状態をチェックしてオイルパンを外します。


オイルパンは洗浄して磁石の鉄粉を除去。ストレーナーも同時に交換しますね。

CVTケース側にある古い液体ガスケットをキレイにし、完全脱脂します。

スバル リニアトロニックCVTのオイルパンガスケットは液体ガスケットを使用しています。

ゴムガスケットならすぐに装着できますが、液体G/Kの場合はCVTからポタポタ落ちてくるフルードが止まるまでオイルパンの装着は出来ない。

ガスケット合わせ面と液体G/Kに油分が付着すると密着性が低下し、フルード漏れの原因になりますからね。


通常のATオイルパン脱着洗浄に比べると、リニアトロニックCVTのオイルパン脱着に限っては大幅に時間が掛かかります。

(それでも日帰り作業で納車可能。)
(CVTF交換作業自体はそんなに時間は掛かりません。平均的です。)


特殊な高性能液体ガスケット使ってオイルパンを装着し、フルードを補充。    (たぶんこの液体ガスケットを国内で採用している整備工場は少ないはず。)
(このガスケットを採用してから、作業時間が大幅に短縮できました。)


すぐにエンジンを暖機し、ATFチェンジャーとCVTをホースで接続します。


まずはNUTEC NC-RF(仮名)でプレ洗浄を行いますね。


ほぼ透明に近いニューテック リンシングフルード NC-RFは現在弊社のみの取り扱い商品。http://minato-motors.com/blog/?p=17434


このあと使うNUTECハイパフォーマンスフルードに最適化されたリンシングフルードは弊社が提案してNUTECさんに製作していただいた商品となっております。

フラッシングではなく、リンシングにしているのは過度な洗浄効果を求めない為。   そもそもフラッシングしなければいけないほどミッション内を汚すのはメンテナンス的にはNGですよ。


NUTECさん曰く(過度に洗浄効果を高める事は技術的に可能だが、ミッションにとってはあまり良くないのでリンシング程度に製品調整しています。)との事。



それではNC-RFで全量イッキに圧送式交換を行いますね。


プレ洗浄でここまでキレイになりました~。

・左奥に見えるのがNC-RF。
・中央ビーカーが最初に回収した廃油。
・右手前のモニターがプレ洗浄のフルード状態。


廃油に比べると結構キレイになりましたが、新油と比べるともう少しですね。



今回本命に使用するのはNUTEC ニューテックZZ51改。
全化学合成ハイパフォーマンスフルード(エステル系)


スバル(ハイトルク)リニアトロニックCVTF使用車には、こちらのフルードをおすすめしています。


ZZ51改でもう一度全量圧送式交換を行います。



キレイに入れ替わりました。

ここまでキレイになれば次回交換推奨距離は約5万キロになります。

交換後にフルードクーラーを洗浄してから、一度CVTを冷却。
そしてエンジン再暖機し、規定温度でフルードレベル調整を行いました。




ATやCVTを守る唯一のメンテナンスはフルード交換です。

機械の予防整備はオイル・フルード交換に尽きるのですが、なぜか?(無交換でもOK)との間違った認識がありますね。

間違った交換方法・手順や異物の混入等はミッションの不具合にもつながりますので、そこは慎重に・確実に行うよう弊社では心掛けています。




ただ(心掛ける)精神論だけでは作業の確実性は上がらない。
・その為の機械・設備の選定導入や配置。
・汚れている部品とキレイな部品の組付作業台は別にする。
・ウエス・クリーナー・グローブ等も信頼性の高い防塵商品での作業。
・埃等が舞い上がらないように工場の床コンクリートも防塵処理し、作業中は工場の扉も締めての作業環境。


工場のシャッター等を全開放にし風通しの良い作業場でのオイルパン脱着作業は、防塵意識の観点からみて弊社ではあり得ないかな?と思っています。

http://minato-motors.com/blog/?p=27496 
定期床メンテナンスのブログです。



ATF・CVTF交換を依頼する場合は、(その整備工場の床を見ろ!!)ってね。

床まで気に掛けて作業環境を整えているなら、実作業でも防塵意識のある良い作業をしてくれているショップだと個人的には思っています。


本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

ATF/CVTF交換のご依頼はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。   必要事項を記入していただいてメール送信してもらえると助かります。


それではHAPPY CAR LIFE!!

マツダ アテンザGJ2FP インテーク系の煤除去作業。  ドライアイス洗浄で完全除去。   エンジン警告灯点灯でDSCを行いました。 

愛知県からお越しいただいたのはマツダ アテンザ GJ2FP
DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)のご依頼です。

(ナンバープレートは埼玉県大宮になっていますが・・・)



マツダ スカイアクティブDのインテーク系に蓄積する煤除去作業を、HP(お問い合わせフォーム)からご相談されました。


ちょうどその日はスカイアクティブ2.2D搭載車が3台も入庫していたので、スケジュール通り大忙しでDSCを行っていましたね。


・CX-5
・アテンザセダン
・アクセラ

入庫前にエンジン警告灯が何回か?点灯して、最寄ディーラーさんに相談すると煤が原因かも?と言われたが、原因は分からないとの返答だったのでネットを検索して弊社に相談されたのです。

それではエラーコードをチェックして試運転をし、エンジンのインテーク系を分解していきます。


エンジンヘッド側吸気ポートの煤蓄積を確認していきますね。



煤の状況は表面がネチョネチョベトベトのオイル混じりの煤蓄積で、途中からカッチカチに熱固着で固まっていました。

一番除去が難しく時間が掛かるパターンですね。


インテークバルブ傘部を拡大して確認すると、傘部に煤が固着しているのが見えますね。


肉眼だともっとハッキリ見えるのですが、筒状の奥にある傘部はなかなかカメラでは撮影しづらいのです。

こうなるとバルブデザインが変わってしまい、吸気渦が上手く燃焼室に入らないでしょうね。



次はインテークマニホールドと吸気シャッターバルブを確認します。

吸気シャッターバルブ周辺にも煤が蓄積しており、インテークマニホールド入り口にあるEGR導入口は煤固着で詰まっていました。


これらの煤はEGR導入口が完全に詰まるまでに蓄積した量です。   完全に詰まってからは煤もEGRも入らないです。


8個あるインテークマニホールドの出口も厚み10mmほどの煤蓄積で経路が狭くなっていますね。


吸気経路が狭くなると流速は早くなるが、流量は減る。

例えばホースからバケツに水を溜める時に、ホースの先をつまんで流速を早めても、それでは逆に水が溜まるスピードが遅くなりますよね。



ディーゼルは空気を吸ってナンボのエンジンですから、大容量の空気をシリンダ内に一気に充填するのがキーポイント。
吸気抵抗はなるべく少ない方が、必然的にパフォーマンスは上がるのです。


逆に言えばパフォーマンスや燃費が低下する原因を定期的に除去しましょうね!!とアナウンスしています。




オプション整備(水冷EGRクーラー洗浄)(インタークーラー洗浄)も同時に行います。

ハチの巣状にEGR通路が見えますが、よく見ると中心より外周のフィンが詰まっている事が分かりますね。


EGRクーラーは筒の外周部に冷却水が流れて、内部のフィンを通過する高温EGRを冷却する仕組み。

外周部に近いフィン外側部分が詰まりだすと、EGRを冷却する事が難しくなるのです。  またEGR経路が詰まるとさらに詰まりが加速するので、なるべくクーラー内は煤を蓄積させないようにメンテも必要。




ただこの水冷EGRクーラー内部洗浄は非常に困難なので、ディーラーさんに相談すると高額な新品交換を提案されるとお客様から聞いています。


弊社では洗浄して再利用が可能なので、DSCと同時におススメしていますよ~。








DSC前に煤がボディに付着しないようにマスキング。
3M社高品質マスカーを使用して完全防備でボディを守ります。


この画像はマスキング工程の途中です。完成形は非公開。



・ドライアイスの特性を利用したエンジン洗浄方法。
・ドライアイス洗浄で強固な煤を完全除去。

(昇華爆発力と熱収縮)
圧縮空気で高速噴射されたドライアイスペレット(粒)を直撃させて、エンジン母材を傷付けずに煤を除去します。

・ペレットが煤に直撃すると個体から気体へ一瞬で昇華。
・昇華すると体積膨張が始まり、イッキに750倍に膨れ上がる。

ペレットが直撃したエネルギーと爆発膨張するエネルギーが同時に連続して行われるので、固着した煤が剥離し吹き飛びます。

ペレットは指で潰せるほど柔らかいので、金属のエンジン母材を傷付ける事は無く、ノーダメージで短時間で完璧に作業が出来るのです。







ドライアイス洗浄機にドライアイスペレットを投入。

DSC専用のノズルと専用アダプターを洗浄機のガンに装着して、エンジンポート内を洗浄しますね。



圧縮上死点にセットしてバルブは全閉状態でショットを繰り返し、ポート内壁やバルブ傘部・シャフト裏まで完璧に洗浄しました。

簡単そうに見えますが今回の煤蓄積はカッチカチで大変でしたよ~。

どうですかね?傘部もキレイになっているでしょ。


全8個のエンジンヘッド側インテークポートとバルブ等は除去完了しました。

インテークマニホールドや吸気シャッターバルブ、EGRバルブにEGRクーラーも洗浄し再生しております。

全ての部品を洗浄完了。
再利用不可はガスケットのみで、こちらは純正ガスケットで交換しています。


元の状態に組み立てますね。

インテークマニホールドや各バルブを組み立てて、冷却水を補充し完全暖機。

劣化しやすいラジエターキャップも同時に交換します。




ECUの各学習値を初期化して、燃料噴射量を再学習。
それ以外にもマル秘作業をゴニョゴニョして最後に試運転を行いました。


DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)は弊社が開発したオリジナル整備で唯一無二。

ドライアイス洗浄機さえあれば出来る作業でもなく、経験とノウハウ・設備、治具が複雑に絡まって完璧な作業が出来るのです。




特に弊社には他府県から日帰り・1泊お預かりで来店する方がほとんど。
突発的にイレギュラーや状況になっても予定通り進行で出来るよう準備をしていますよ。



DSC専用のノズルやアダプターは自社製作で、マスキング方法も含めて完全非公開にしています。   ブログでお見せしているのはDSCのごく一部しか公開していないのですよね。

お見せ出来る部分はオープンに公開していますし、そうではない技術は企業秘密にしています。




作業中はカメラでバンバン撮影していますので、納車引き取り時には画像を交えながら作業内容を説明をしています。

その画像が必要な方にはコピーをお渡ししていますので、ご安心ください。



メンテナンスの質問もどうぞご遠慮なく。



DSCと多くあるオプション整備を含めても1泊2日で納車をしています。
朝9時半入庫で翌日午前中納車が多いですね。


お急ぎの方には(特急日帰り作業)も可能ですので、メール相談時にお知らせいただけるとご案内出来ますよ。



本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

スカイアクティブDの本来の性能に戻してみませんか?


DSC等のご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。
どうぞよろしくお願い致します。

HAPPY CAR LIFE!!