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埼玉県からマツダCX-8 ドライアイスでディーゼルの煤除去作業。 完璧を求めた結果!!大阪まで2往復。

本日もミナト自動車ブログ(日々是好日)にお越しいただきありがとうございます。

北海道から九州まで全国各地からATF交換やDSC・マルチサーブのご依頼で、遠方から来店していただいています。http://minato-motors.com/blog/?p=36094



今回入庫したのは埼玉県から来店したマツダCX-8。
KG2P 走行距離12万キロ

・DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)
・水冷EGRクーラー洗浄
・インタークーラー洗浄
・LLCバイパスパイプ交換一式
・LLC圧送式交換

・ATF完全圧送式交換
・デフ/トランスファ ギアオイル交換
・カーエアコンリフレッシュα

・マルチサーブ インジェクター洗浄システム
・マルチサーブ DPF洗浄システム

ほぼほぼフルセットオプション整備での作業を依頼されましたので、何回かに分けて紹介しますね。


マツダ スカイアクティブDの煤堆積を調べると、YouTubeやネット検索で多くの動画やブログがヒットするでしょう。

それらの作業内容を見比べて吟味すると(これは大阪のミナト自動車に行くしかないな。)と皆さん結論されるようです。


来店された時にはユーザーさんとお話しする事が多いですが、弊社を選らばれる方は(よく調べているな~)といつも思います。


この業界は玉石混交で良否が見えずらいので、弊社では(ブログで)(文章で)作業内容をアナウンスするようにしています。


気になる方は弊社過去ブログのDSCやATF交換以外の作業も一緒に見てくださいね。

少し改良を加えたSKY-D搭載のCX-8。
今回はエンジン側吸気ポートの煤堆積は少なめ。



インテークマニホールドの出口と吸気シャッターバルブ周辺は、どうしても煤が堆積するようですね。



SKY-Dはメンテナンス状態・走行環境・アクセルワークによって、4種類の煤堆積パターンがあります。

煤が堆積すると燃焼室への空気充填率が下がるので、定期的に除去をオススメします。



弊社が8年前に開発したDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)

元々はトヨタガソリン直噴エンジンの吸気系カーボン堆積を除去するために独自開発しました。


その応用としてSKY-Dの煤堆積にも対応し、累積数千台の施工実績があります。




弊社がDSCを始めた8年前はガソリン直噴エンジンやSKY-Dに煤(カーボン)が堆積するなんて、除去方法や堆積のデメリットを含めて誰も知らなかった。



メーカーも否定しユーザーも知らない。しかし愛車は調子が悪い。
地道にアナウンスする事って大事だと思います。
http://minato-motors.com/blog/?cat=169


マツダ資料参照

上記画像はマツダSKY-2.2Dの吸気系資料ですが、経路の赤い部分に煤が堆積しやすいのでDSCで煤を完全除去。

青い部分の煤や汚れの洗浄は、各オプション整備で対応していきます。








簡単に言えば煤が堆積するとエンジンシリンダへの吸気充填効率と燃焼効率が低下し、本来の性能が発揮できずパフォーマンスが低下します。


ディーゼルなんて空気吸ってナンボのエンジンですから。




新車時に感じたトルクフルでハイレスポンスの乗り味が、鈍ってくる。

新車ユーザーは気が付くのですが、中古車ユーザーはベスト時を体感していないので、近年は(中古車購入したのでDSC施工希望!!)が多いですね。


完璧をお求めする方にはオプション整備no水冷EGRクーラー洗浄をオススメします。

クールドEGRの機能を発揮するには、EGRクーラーの詰まりは致命的。
こちらも定期的な洗浄を推奨します。



ブローバイオイルが溜まるインタークーラーを洗浄し、熱劣化で割れやすい樹脂製LLCバイパスパイプも交換。

新品ガスケットを使用して組み立てます。



ラジエターリフレッシャーを使用して、交換しずらいLLCを全量交換。

エンジン・ヒーターコア・ラジエターのLLCを脈動圧送式で入れ替え。
最後にエア抜き作業とLLC再生強化剤を投入。


正しいエア抜き作業と純正ラジエターキャップ交換をしないと、このエンジンはオーバーヒートしやすいですよ~。



お預かりした初日はこんな感じで作業をしました。
次回ブログではATF完全圧送式交換やマルチサーブの作業を紹介しますね。


それではHAPPY CAR LIFE!!


2024年6月2日

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