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マツダ アテンザ sky-D2.2 煤蓄積をDSCで完全除去。 経年劣化にオススメ整備を。

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千葉県からお越し頂きました。

 

マツダ アテンザセダン GJ2FP

H25年 走行距離52000km

 

 

・ATF圧送式交換 for NUTEC NC-65

・DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

の依頼です。

 

 

千葉県から大阪府堺市までは、結構遠いですね~。

6時間ぐらいは掛かりそうです。

 

 

 

先週来店されたアクセラ2.2Dは、

九州・大分県からの来店でした。

こちらもなかなかの長距離ですね。

 

本当にありがとうございます。

 

 

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sky-D2.2のインテーク系に蓄積する

煤を完全除去するDSC。

 

弊社オリジナルの整備メニュー。

 

 

 

ガソリン直噴エンジンの強固な煤を除去する為に、

弊社が開発したDSCをsky-Dに応用しました。

 http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

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数をこなせば慣れてくる。

 

少しエンジンを冷やしてから

サクサクとインテーク系の部品を分解します。

 

 

 

 

 

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アテンザオーナーさんは

チョイ乗りはあまりせず、週末は長距離走行多し。

 

走行パターンで蓄積具合や個所は変化しますが、

このアテンザはインマニ入り口周辺の蓄積が多いタイプでした。

 

 

 

某評論家が推奨する30分以上の走行で湿気を飛ばす?

またはタマには高回転までエンジンを回す?は、

どうなんでしょうね・・・。

 

 

 

本当に現状を調べた結果で、

そう記載しているのでしょうか? 不思議ですね。

 

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吸気シャッターバルブ と インマニ接続部。

インマニ と シリンダーヘッド接続部。

 

それにインマニにある吸気圧センサー・吸気温センサーは

むやみに外さない方か良いですよ。

 

 

 

結束している堆積した煤の層が

部品を外すと脆くなり崩れるので

闇に分解する事は止めましょうね。

 

インテークバルブに噛みこむよ~!!

 

 

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シリンダヘッド側のインテークポートへの蓄積は、

これでもまだマシな方でしょう。

 

 

 

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圧縮空気でドライアイスペレットを高速噴射。

 

母材にノーダメージで付着物を除去する

グリ-ンテック社製 ドライアイス洗浄機。

 

 

sky-Dの煤なんてトヨタ直噴GRエンジンの煤固着に比べれば、

まだ除去しやすい部類です。(DSCなら)

 

 

アッチはメチャメチャ強固に蓄積してますからね。

 

 

 

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軽く数秒ショットすれば、

直撃した個所だけキレイになりました。

 

 

 

数種類の特製DSCノズルを使いわけて、

4気筒8ポート全て除去していきますね。

 

 

 

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バルブ傘部に固着した煤も、

剥離洗浄しました。

 

 

さすがに燃焼室に近いインテークバルブ傘部には、

結構硬い煤が張り付いていますね。

 

 

 

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煤とオイルで酷い状態だったインテークマニホールドと

吸気シャッターバルブも同時にDSC。

 

再使用できないのはガスケットのみ。

 

 

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オプション整備のインタークーラー脱着洗浄。

 

 

ブローバイのオイルが溜まるので、一度リセット洗浄。

洗浄液で内部を洗い流しますね。

 

 

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インテーク系の部品を組み立てて、

エンジン始動し完全暖機。

 

 

各学習値をリセットし燃料噴射補正を再学習。

 

 

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翌日からATF圧送式交換を行います。

 

マツダ密封式6速ATは専用アダプターを接続すれば、

交換効率の高い圧送式交換が可能になります。

 

 

sky-dr専用プレ洗浄ATFで

下準備を行いますね。

 

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奥に見える新油と比べるとマダマダですが、

中央ビーカーの廃油からは

かなりキレイになりましたね。

 

 

 

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NUTEC ニューテック 『NC-65』

全化学合成ATF (エステル系)

 

NUTEC最強のハイパフォーマンスATF。

(おそらく市販ATF最強でしょう)

 

 

sky-D2.2の高トルクを受け止めるミッションは、

急速にATFが劣化します。

 

 

・ローフリクション

・ハイパフォーマンス

・ロングライフ

 

 

NC-65の極薄で強靭な油膜性能は、

一度使用すればすぐに分かるでしょう。

 

 

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全量イッキに圧送式交換、

キレイに入れ替わりましたね。

 

 

 

規定温度でレベル調整し、

試運転後に納車となりました。

 

 

ATF交換・DSCを同時施工なら

朝一入庫の翌日お昼過ぎの納車となります。

 

 

 

 

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sky-D2.2のアテンザ・CX-5・アクセラを

新車から使用されている方で気が付く人も多いでしょう。

 

 

・加速や巡航時でアクセルワークのリニア感が鈍い。

・ATフィーリングが低下し、シフトタイミングの違和感。

 

 

自動車は使用すれば初期性能は徐々に劣化します。

それはどの車両も同じです。

 

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このアテンザの場合は煤蓄積とATFの劣化で、

新車時の性能を発揮出来なかっただけですね。

 

 

リコールや設計ミスとは全く関係のない、

ただの経年劣化。

 

 

・自動車なんてただの道具

・壊れてしまえば乗り換える

そういう方には不要な整備。

 

 

 

 

・この車両が気に入っている

・長く良い状態で愛車を使用したい

そんな方にはオススメの整備だと思いますよ~。

 

 

 

sky-D2.2へのATF交換・DSCの御見積・ご予約は、

HP(お問い合わせフォーム)お待ちしています。

 

どうぞよろしくお願いします。

Happy Car Life!!

 

 

 

 

 

 

 

2017年3月7日

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