ATF交換をしたほうがいいのか?
しなくてもいいかは?
いろんなサイトやブログがあるので
そちらにおまかせます。
今回は
過走行車(10万キロ以上の車)も交換できる
高性能のチェンジャーを所有しているか
を焦点に当てたいと思います。
当社も導入にあたり製造されているメーカーに可能な限りTELして質問を繰り返しました。
最初は当然企業規模の大きい会社の方が当然良いのだろうと思っていたのですが
結果的にそうではなかったみたいです。
もともとこの機械自体が大量に売れる物でもなく、整備工場の所有率もかなり低いです。
つまり市場に需要はあるのですが
整備工場に購入資金が無い。
スキルのあるメカニックがいない。
交換してATを壊してしまったら。
など整備する側も消極的。
結果、開発コストをかけても
数が捌けずメーカーも資金回収できない。
そこでよく売れるよう
リスクの少ない交換方法の上抜き方式 (希釈交換なので交換率が悪い)
のチェンジャーが出回りました。 (コレは熟練者ではない人でも操作できます。)
レベルゲージから吸って出すを繰り返し短時間で終了します。
これを導入したい店は、だいたい想像が付くと思います。
それと同時にもう一つのタイプは部品自体の
レベルダウンや部品点数の簡素化で作った機械で
コストを掛けず販売された物。 (販売価格はそんなに安くないんですよね。)
当然性能は落ちるのでよくありません。
具体的にはあげると
新油と廃油のポンプが1基しかない。 (アカンやん、新旧混ざるし)
フィルターの数が少ない。 (回収率が悪い)
フィルターの配置場所が悪く、ブツが逆流する。 (回収した意味が無い)
目視出来るモニターがない。 (追加の判断ができない)
上抜き方式しかできない。 (問題外)
そこで選んだのが
他と一線を画す性能のJAM社 トルコン太郎。
ネーミングは微妙ですが性能スペックはNO,1だと
確信して導入しました。もちろんCVTも交換可能。
まず新旧ポンプは2基搭載 逆に1個しかないのは理解ができない。
フィルターは全部で5個 モニターに3個と新旧ホース付け根に2個
逆流しない場所に設置 他社でノズル付け根の新旧分岐点にあるものも。
モニターが新旧とクリーニングの3個 おそらく最多でしょう。
循環式 圧送式 CVT車対応
などほかにも随所に工夫が見られ、
すべてを満たしたのが(トルコン太郎)でした。
社長じきじきにデモに来られ
お話をしました。
元同業大手メーカーの製造開発をされていたのですが
独立して自分が納得できるチェンジャーを
作ったそうです。
性能良い機械 と 売れて儲かる機械は
数がでないと一致しないのかもしれませんね。
良い機械があればあとは使う側の問題です。
チェンジャーにカバーも掛けずに置いているのは
埃の混入の原因になります。 絶対にダメ。
オイルをふき取るクロスもケバの出ないタイプに。
ノズルや接続ホースは常にパーツクリーナーで何度も洗浄。
あとは交換可能か?を適切な判断で見極め
確実に実施するだけです。
あと大事なのはオイルの適合。
国産メーカーで数少ないATF適合表を出している
国内最大手変速機メーカー『アイシン』
の3種類を使用しています。
適合外は純正指定品で対応。
もちろんハイグレードの
信頼のWAKO’Sも
扱っています。
またの機会があれば
ラジエターリフレッシャー(LLC再生機)
などをリポートしたいと思います。
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シャーロック・ホームズ or フィリップ・マーロウ ベルトの音の犯人探し
エンジンから
キュルキュル~っと
イヤ~な音。
補機類の駆動ベルトが劣化
プーリーとスリップして
音が出る。
外してみると
ひび割れしていますね。
最近の車の(ミドルクラス以上)
ベルトの張り具合は
油圧オートテンショナーを
よく採用しているのですが
10年選手になってくると
オイル漏れを起こし
張力を維持できないので
ベルトがスリップします。
よく見るとこの車も
テンショナーのオイルダダ漏れ。
まぁ漏れてるんで交換します。
すんなり外れると思いきや
知恵の輪状態
結局クランクプーリーまで外し
新旧比較
よーく見ると
改良されています。
よく漏れますからね~。
サーペンタインタイプベルト駆動方式
ベルト1本ですべての
補機類など(クーラーコンプ、オルタネーター)
駆動する。
省スペース出来て
しかもオートテンショナー付で
張り具合も一定で良いのですが
壊れちゃうと便利で優秀な分
金額もハります。
(さらっと掛けてみました。)
整備は原因探求が一番難しい。
交換作業自体はさほど難しくないんです。
ベルトの経年劣化だけか?
その他の原因で劣化したのか?
もしくは同時進行なのか?
ミステリーサスペンスの犯人探し
そして気分は
S,ホームズか?
P,マーロウか?
9万8千キロ走行していて
ベルトのみの交換だけで済ますと
またベルトが短い期間で磨耗する
可能性があったので
オーナー様に承諾を得て
テンショナーも同時交換しました。
このたびは大阪 堺市 ミナト自動車のブログに
お越し頂きありがとうございます。
6/21 和歌山 SURF
車屋の敵?ノーマイカーデー? ぐるうばぁず Have a good time!
修理を検討する前に 直る、直らない? 神頼み!!
駐車場の床に黒いシミ
ポタポタ ベトベト
オイル漏れ。
大丈夫でしょ!
と思っていませんか?
たかがオイル漏れ
されどオイル漏れ
漏れている場所が
悪ければ
思わぬ出費が出る場合も
例を挙げれば
ゴム製品のベルト関係
は要注意。オイルに弱いです。
ベルト切れやスリップ等を
引き起こします。
また同じゴム製品の
ブッシュやブーツ
すぐには悪くはなりませんが
長い間オイルに浸されていると
ゴムが劣化し
剥離や脱落の可能性が。
次に電装部品
オルタネーター(発電機)
クーラーコンプレッサー
電動パワステなど
これらが壊れると
高額修理になってしまいます。
そうならない為に
漏れている場所を特定し
修理をすればいいのですが
場所によっては
こちらも結構金額がかかります。
そこで
オイルシールコート剤 (漏れ止め効果)
を使います。
信頼の国産ブランド WAKO’S エンジンシールコート
と
もともと無名メーカーが開発し、日産 PITWORKが純正採用した
NC81 オイルシーリング剤
漏れている機関に投入するだけ
できればオイル交換と同時がベスト。
ダメ元で使用して止まればOK。
止まらなくても悪影響のない製品を
選べば試してみる価値は
あると思います。 金額も安いしね。
『自社データでは多数の事例で漏れが止まりました。
しかし効果が無かった事例も追跡調査で確認しています。』
多数使用した例をみると
漏れている場所に
マッチした物でないと
その効果を最大限に発揮されない事がわかりました。
常に動いているシャフトシールからか?
ケースのつなぎ目にあるガスケットなのか?
ストップリークで止めれそうなら
オススメしています。
同じストップリークでも
エアコンガス系と
ラジエター 冷却液用は
ダメですよ~!!
中で固まり詰まらしてしまい
再起不能になる可能性と
性質上高圧の為
あまり効果を期待できないので。
ダメなら廃車覚悟! 以外はオススメしないですね。