仮にℓ/10kmの車が
3パーセント燃費が
悪くなる。
レギュラー145円
のスタンドがあるのに
毎回わざわざ
149円のスタンドで給油
している事と同じですよね。
気付かないうちに
無駄使い。
気が付かないまま
無駄使い。
本日はエンジン不調のワゴンR ターボ
加速しない、パワー不足と
入庫したのですが
アイドリングの時点で
すでにバラツキが。
まずは
基本のスパークプラグ点検。
軽自動車のターボは
エンジンの上に
インタークーラーが有り
それを外して
プラグを見てみると
見事に消耗?溶解?
必要な部分が
無くなっています。
拡大してみると
こんな感じ
外側電極が溶け落ちて
本来赤い線の内側ぐらいは
厚みは有るのですが
無くなっています。
また
青矢印の中心電極は
イリジウム合金で
ノーマルプラグより
耐久性は高いのですが
過去に交換暦がなく
さすがに
9万kmで力尽きました。
(メーカー推奨交換距離は2万km)
お疲れ様。合掌。
新品スパークプラグとの比較です。
火花ギャップが
倍ほど開いて
よく動いてたなと
思いますが
エンジンとっては
最悪ですね。
厳しい言い方でいうと
ある意味虐待です。
恐らく
もっと早い段階から
点火ミスは起こしていて
かなり量のガソリンの無駄使い
汚れた排気ガスの排出
エンジン内のカーボンやススの蓄積
(ISCVのバルブが汚れる)
なに一つ良い事が無く
最悪場合、異常燃焼でピストンやバルブにも
ダメージが残ります。
プラグの種類に
合わせた定期交換を
オススメします。
装着されていたスパークプラグは
『なんちゃってイリジウム』
と言いまして
中心電極にしかイリジウムを
使用していません。
1本200円ぐらいの追加で
両極イリジウムプラグ の
NGK 『イリジウムMAX』
(なんちゃっての5倍長寿命)
が有りますので
オーナーの了承を得て
そちらに交換しました。
絶対コッチの方がお得です。
スパークプラグのせいで
仮に3パーセント燃費が
悪くなれば
レギュラー145円 ℓ/10kmの場合
2万キロ走行でガソリン代 ¥290,000
が¥298,700かかり
差額が8700円です。
毎回わざわざ
4円高いスタンドで給油
している事と同じです。
しかも
エンジンに良くない。
車種にもよりますが
国産2Lミニバンまでなら
スパークプラグを交換しても
ガソリン代差額と
ほとんど金額は変わらないんですよ~。
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そういえばあの時代は付いてなかったなぁ~。 エアコン編
梅雨はどちらへ行かれたのでしょう?
雨が降る気配がありませんね。
今年の梅雨は長引くと
小耳に挟んだ情報は
ウソだったんでしょうか?
さてエアコン全開の猛暑ですが
今日はエアコンの風が弱く出てこない
というダイハツ アトレー7
が入庫。
吹き出し口に手を当てると
たしかに弱い風が。
助手席足元の
吸い込み口を覗くと
ワッサリ!!埃が。
この年式の車両には
今なら当たり前のエアコンフィルターが
未装着かオプションだったので
中もエライ事になっていると
思いつつダクト類を外していきます。
パカッと!!
エアコンで除湿された水滴と
埃やゴミなどが
張り付いてますね。
そら、風けーへんわな。
塞いでるんやから。
エバポ交換すれば
高額になるので掃除洗浄で
いきたいと思います。
まず歯ブラシ等でやさしく
ブラッシングしますが
あまり効果なく
掃除機で吸引することに。
それでも掃除機のノズルが
届かない場所があるので
ジェットガンで
やさしく洗浄。
完璧ではないが
予想よりキレイになった。よかった。
調べるとエアコンフィルターを
つける事も出来るので
今後の事も考えると
つけた方がいいかもね。
ATF交換 4トントラックもオートマチック!!
乗用車のAT比率は9割以上だそうです。
トラックなどの貨物車にもATが有り
今回は車検と同時にATFも交換しました。
まずは試運転で変速ショックの有無と暖機して
現状のATFチェック
コンタミチェックも同時に確認してから
ATFチェンジャーを圧送式で接続。
この車両は新車から定期交換しているので
初回から12L投入し様子を見てみます。
それではスタート!
まずチェンジャーが自動で排出し
2L抜いた時に
遅れて新油が投入されます。(交換効率を上げる為)
廃油では中のフィルターが見えないです。
右が廃油モニター(排出されたオイル)
左が新油モニター(新しいオイル)
12Lの排出が先に終わり
少し遅れて12L注入し終えると
クリーニングモードに切り替わります。
真ん中のクリーニングモニターにオイルが回り
中のフィルターで浮遊物をろ過します。
(40分ぐらいろ過)
うっすら中のフィルターが透けて見えるますね。
もう少し交換したほうが
良さそうなので追加で6L交換。
するとほぼ新油と入れ替わり
上の画像が交換後のオイル
下が新品のオイルです。
さらにクリーニングモードで濾過し
ATFクーラーを専用クリーナーで洗浄。(またの機会に紹介しますね。)
ファンの付いたATFクーラー
試運転後に油量をチェックして完了。
乗用車でもトラックでも全工程で約2時間かかりますので
当店では完全予約制にしています。
(その間無料で代車を貸し出すのでお許しを。)
この工程で初めて過走行車(10万キロ以上)でも
交換できます。
30分ぐらいのレベルゲージから
上抜き方式では恐らく50%の交換率で
非常にATFの無駄使いです。
金額はホームページに記載していますので
参考に。
次の機会では乗用車を
ご紹介したいと思います。
このたびは 大阪 堺市 ミナト自動車のブログに
お越し頂きありがとうございます。