エンジンのオイル漏れ修理
エンジンヘッドカバーからダダ漏れです。
ヘッドカバーのボルトを増し締めしましたが
あまり効果が無く交換することに。
経年劣化でゴムが硬くなり
ガスケットとして機能していないのでしょうね。
今回は横置き4気筒で
交換は容易に出来ますが
ミニバンのV6エンジンなど
交換しにくい場合は
こんな商品もあるので
ご相談くださいね。
http://minato-motors.com/blog/blog-category-9.html
オイル漏れを放置していると
場合によっては
周辺部品なども壊してしまう事も
ありますので注意してくださいね。
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ノア ATF交換 10万キロ無交換でしょうね。
前回ブログに登場したBOXYの兄弟車
トヨタ ノア 60系 10万6700km
こちらはCVTではなく 4速AT です。
中古車で購入されて
過去のATF交換暦は不明。
レベルゲージからATFを抜き取ると
赤み が全くなく、ほぼ黒色です。 (参考表現ですると、超深煎り焙煎コーヒーぐらいでしょうか。)
ですがコンタミも問題なくて、これでも交換可能なんですよ。
まずは アイシンAFWプラス 8ℓ
トルコン太郎で圧送式交換しますね。
8ℓ を交換しても
このように濁ったまま。
恐らく10万キロ無交換でしょう。
こんな場合は規定容量の
1,5倍~2倍のATFを使用しないと
なかなかキレイにはなりません。
追加の7.5ℓ で再交換。
どこまでキレイになるでしょうか?
まだ微かに黒味がありますが
ATF自体は、ほぼ交換されていますので
これでOKです。
レベル調整と試運転で完了しました。
トルコン太郎 の圧送式交換は
非常に交換効率が高く
90%以上なんです。
ですが
スラッジの蓄積による汚れを ススギ洗浄するには
通常よりも多くの ATFを使いますね。
過走行車 でも 無交換車でも
事前点検で問題なければ
交換は可能ですが
それよりも
スラッジを貯めないように
定期的なATF交換がイイと思いますよ。
VOXY ボクシー CVTフルード交換
車検整備でのCVTフルード(CVTF)交換です。
75000km走行した60系VOXY (トヨタ ノアの兄弟車)
過去に一度も交換暦は無いですが
特に異常もありません。
このVOXYに搭載されているCVTは
フルードレベルゲージが無くて
オイルの事前確認が出来ませんよ。
(ヒミツの部分を開ければできますが。)
そこでオイルパンの脱着洗浄して
確認作業も同時に行いますね。
オイルパンの底にスラッジが沈殿していないですね。
鉄粉回収用の磁石にすこし有る程度で
キレイな部類に入ります。
よく耳にするスラッジが
ヘドロのように1cmも積もっていたり (すでに変速異常があります。)
水垢のようにペロッと剥がれて詰まる事はありませんよ。 (5cmx2以上のフィルターが有るため)
せいぜい3ミリも沈殿してあれば多い方でしょうか。
オイルパンも取り付けて
抜いたCVTFも補充し
アイシンCFB で 圧送式交換をしますね。
当店ではCVT車でも
トルコン太郎で交換効率の高い
圧送式交換が出来るんですよ。
15ℓ を交換して
これぐらいキレイになりました。
元のオイルの色が赤色で (すでに真っ黒ですが。)
アイシンCFBが緑色と考えると
十分交換出来たでしょう。
ここからレベル調整基準温度まで
CVTフルードを冷やして
調整し完了です。
CVT車の場合
もともと変速ショックが構造上無いし
レベルゲージでの色チェックも出来ないので
フルード劣化の判断は難しいですが
AT車以上に酷使されていますので
音が鳴り出す前に
ぜひ定期交換をおススメします。
アテンザ ATF交換 交換方法と前洗浄。
アテンザ GH5FS 37800km
お電話からのお問い合わせ。
NUTEC ZZ51改で
ATF交換をご希望されました。
問診させてもらうと
某カー用品店で30000kmの時に
飛燕 ヒエン ATF で
10ℓ を交換されたようです。
その時は
ATF交換方法などの説明もなく、
その後もスッキリとした感触ではなかったので
7800kmしか走行していませんが
ZZ51改で再交換となりました。
7800kmでこの汚れ具合だと
交換効率の高い圧送式ではなく
循環式で交換したのでしょうか? (循環式は吸って吐いての上抜きです。)
トルコン太郎の圧送式交換で
ZZ51改を使用する前に
オーナー様と相談して
アイシンAFWプラスで前洗浄する事になりました。
どうせ変えるならキレイな状態から!と思いますよね~。
AFWプラス 8ℓ での
内部洗浄が終わり
いよいよ本命のZZ51改 8ℓ で
再交換しますね。
奥の新油モニターと比べても
完全に交換出来ましたね。
最初に抜き取ったATFと比べるて
こんな感じです。
あとはATFクーラーを
専用洗浄剤でクリーニング。
適正な温度で
ATFレベル調整をして完了です。
さすがに
7800kmでヒエンATFの劣化は
ありえないと思います。
ですが
新車からの汚れを一度洗浄し
そこから圧送式交換していれば
ここまで汚れていなかったでしょうね。
今回はそのような経緯があったので
交換する前に交換の方法 や 必要性などを
説明させて頂きました。
ミナト自動車は
作業内容の説明を
とても重要視していきたいと思います。
レガシータイミングベルト交換 オイル漏れ有り。
前回ATF交換をしたレガシーの
追加整備でタイミングベルトを交換する事に。
ウォーターポンプも同時に交換するのですが
車体の下から覗き込むとオイル漏れ が。
クランクシャフトの下あたりなので
シャフトシール破損かな?
とりあえず分解していきますね。
どうやらクランクシャフトのフロント側にある
オイルポンプからの漏れです。
経年劣化でシールが硬化
新しいオーリングと液体ガスケットで組み直し。
定番の漏れみたいですね。
ウォーターポンプやアイドラベアリング
クーラーベルトプーリーなども交換。
プレーキホースも全数交換し
ブレーキフルードも交換しました。
定期的にメンテナンスをされている車両なので
これからも長く乗れそうですね。
ATF交換と同時に
整備依頼される方が
最近は多いです。
その場合は日帰りでの作業は
難しい場合がありますので
代車をお渡しして1週間ほど預かるようにしています。
ぜひ整備の方もご相談くださいね。