冬真っ最中ですね。

寒い日が続いています。

寒い時期の塗装作業

春、秋とは違い、若干気を使います。
（夏は夏でまたイロイロあるのですが。）

 
スプレーガンは
基本アルミ　ｏｒ　マグネシウムの金属製。
これが手が痛くなるほど冷たくなるんです。

クリアトップコートなど失敗が 許されない
塗装工程ではビミョ～に気になるんですよね～。
冷たさはグローブを付ければ良いのですが

もう一つ理由があってスプレー毎に
ドライヤーで暖めているんです。
（暖めてもエアの気化熱で、スグに冷たくなるんですけどね。）

寒い時期は塗料自体も冷えています。
冷たいと粘度が硬くなるので
スプレーガンに移す前に湯煎しているのです。

暖かい時期は気にならないんですが
冷たく粘度が硬いクリア塗料は塗りにくい。

 
ノビが悪いと言いますか、馴染みが悪いと感じます。
僅かな違いが気になるんですね。

 
塗装面にブースの蛍光灯が映っていますよね。
鏡面であればクッキリ映るのですが

自動車の塗装面はもともと鏡面ではなく
ややラウンドした塗り肌になっています。

メーカーや車種によってこのラウンド具合が違うんですよ。

 
それを塗装後の磨き作業で
塗り肌合わせするのではなく、

・塗料の粘度

・シンナーの番手と希釈率

・スプレーガンの調整　（エア圧、塗出量、ガン速度、重ねパターンと距離など）
でコントロールしています。

調整箇所が多いと
それはそれで大変なので

年中一定に出来る物は固定しておきたい。

私の場合は、粘度は冷えて固くない程度で
気温に応じてシンナー番手をブレンド調整。
希釈率は年中同じ２０パーセント。

塗り肌に合わせてガン調整でアジャストするのが多いですね。
（パターン幅とエア圧は固定が多いかな。）

今回は国産車に比べて
肌のラウンドが大きめのベンツ。

まだやりやすい方ではないでしょうかね。

逆に軽自動車の塗装肌なんて
荒く細かくザツなラウンドなので
肌合わせするのが難しく感じます。

ワザと雑に塗装肌は再現しにくいんです～。

冷暖房完備の塗装環境が
あれば解決するんですけどね。

あけましておめでとうございます。
本日から２０１４年度の営業を開始しましたので
よろしくお願いします。
ミナト自動車　店主

ミナト自動車のブログ
『日々是好日　ニチニチコレコウジツ　』
を見て頂きましてありがとうございます。
平成２５年度の営業は本日で終了いたしました。
来年は１月７日１０時から営業開始になりますので
どうぞよろしくお願いします。

年内に終える仕事にメドが付き
普段あまり出来ない愛車の整備。

来年２月に車検が来るので
点検をして下準備をしています。

 
部品集めをしてボチボチと直していきますね～。

 
ボルボ　９４０エステート　９Ｂ２３０Ｗ
１９９３年式　　１２５０００ｋｍ

２０年落ちですね。

４年前の車検時に
ガッツリ予防整備をしたので

４年間エンスト一つせずロードサービスの
お世話にはなりませんでしたよ～。

でも実際は月一で
ビミョ～に機嫌が悪くなるので

チョット調整してあげたり
すこし汚れを落としたり

油脂の補給や締め付けなど
なかなか手が掛かる車なんです。

燃費も良くて渋滞市街地でなければ
レギュラーガソリンで１０ｋｍ/Ｌ　以上。

２０年前の車にしては良い方ではないかなぁ。

いろいろ直す所（整備）は来年にして
２年前にしたボディコーティングを再施工。

青空駐車のため
小傷や雨ジミが目立ってきたので
一度バフで磨き上げ。

 
自分の車なので
半分　真剣に、
半分　手を抜きながら。

薄っすらあった線傷も
キレイになって

まずは下地処理はＯＫ。

ボディコーティングが本職ではないし
お客様のお車でもないので
特にコダワリは無いのですが

比較的手頃な『Ｇ’ＺＯＸ　リアルガラスコート』を使いました～。

塗りこみも終わり
乾いて白くなって

安定すれば
クロスで拭き取り。

年末まで乗らないので
完全硬化するまで室内保管。

前回、前々回も使っているので
モチは大体分かっているのですが

ソリッドカラーの場合、 週一で洗車しないと
一年後に差が出るような気がしますね。

磨いた分だけキレイになるので
ソリッドカラーはイイですね。

艶ピカになりましたわぁ～。