minatomotors のすべての投稿

浜松市からNE51 エルグランド ATF交換。   ぜひぜひ大阪観光もどうぞ~。

s-IMG_8399

 

 

 

 

静岡県浜松市からお越し頂きました。

 

ニッサン エルグランド NE51 4WD

走行距離53000km

 

 

 

 

 

 

 

・ATF完全圧送式交換 for NUTEC NC-65

・Fr・R デフオイル for NUTEC NC-70

・トランスファオイル交換 for NUTEC NC-65

・カーエアコンリフレッシュα for NUTEC NC-200

・スロットルボディ清掃

・WAKO’S RECS

 

 

日帰り作業の依頼です。

 

 

 

 

 

 

s-IMG_8318

 

 

 

問診でお聞きすると、

最近中古車購入されたようで・・・。

 

過去整備暦の分からないオイル関係を

リフレッシュされるために来店して頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

中部圏内で良いお店がないか?調べてみたものの、

いまいちピンと来ない・・・。

 

 

 

じゃあ関西・関東圏で探した結果、

ミナト自動車を選んで頂いたようです。   ありがとうございます。

 

 

 

最近、新東名高速が豊田JCTまで開通。

静岡からでも十分日帰り圏内になりましたね~。

 

 

 

 

 

 

 

まずはATF交換から、始めますね。

 

 

 

 

 

s-IMG_8320 s-IMG_8319 s-IMG_8322 s-IMG_8323

 

 

 

 

オイルパン脱着洗浄・鉄粉除去。

 

 

ストレーナーは単品部品供給な無いため、

今回は洗浄のみです。

 

 

 

 

 

 

紙式ガスケットも交換して、

元の状態に戻します。

 

 

 

 

s-IMG_4548

 

 

プレ洗浄後に使用する本命ATFは、

 

極薄・強靭の油膜性能を誇る

NUTEC ニューテック 最高峰ATF 『NC-65

(全化学合成 エステル系)

 

 

 

 

 

 

 

(最近NC-65押しが激しいですね!!)と

知り合いの方に言われるのですが・・・。

 

 

別に弊社が押している訳ではなくて、

NC-65のオーダーが多いだけなんですよ~と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・アイシンAFW+  (純正同等」)

・WAKO’S ハイパーS (部分化学合成)

・NUTEC ZZ51改  (全化学合成)

 

なども常時在庫していますので、

どうぞこちらもご自由に選んでくださいね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

s-IMG_8360 s-IMG_8364 s-IMG_8367 s-IMG_8370 s-IMG_8377 s-IMG_8381 s-IMG_8382

 

 

 

透明度も回復し、

キレイに入れ替わりましたね。

 

 

 

 

 

 

注意

NC-65は薄緑色のため、色味が弱い。

AFW+の赤色に干渉されますので色までは入れ替わりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車重の重いエルグランド4WDにNC-65。

 

AT保護 と パフォーマンス向上。

ATFのロングライフ化にも貢献します。

 

 

 

 

s-IMG_8329 s-IMG_8334 s-IMG_8335

 

 

 

 

トランスファにもNC-65。

 

E51の場合はドレンアウトだけで、

規定量まで注入できないので・・・。

 

 

走行後、フルードレベルを再調整しました。

 

 

 

 

 

 

E51 トランスファ

ちょっと手間が掛かるんですよね~。

 

 

 

 

 

s-IMG_8324 s-IMG_8326 s-IMG_8328 s-IMG_8330 s-IMG_8333

 

 

 

 

 

フロント・リアのデフオイルは

全化学合成ギアオイル NUTEC NC-70を使用しました。

 

 

 

 

ストリート走行のみなら、

かなりのロングライフ化になりますよ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

s-IMG_8386 s-IMG_8388 s-IMG_8389 s-IMG_8390

 

 

 

 

 

カーエアコンリフレッシュα には

NUTEC AC添加剤NC-200をチョイス。

 

 

 

コンプレッサーオイルも必ず劣化しますので、

どこかのタイミングでリフレッシュは必要です。

 

 

 

 

 

 

 

s-IMG_8391

 

 

 

 

 

 

冷媒ガスを全自動で回収・再生・充填する

デンゲン社 エコマックスJr。

 

 

・冷媒ガス回収し重量測定。

・真空引きで水分・空気を配管から除去。

・車種に合わせた規定量まで液化再充填。

 

 

最後にNC-200を注入します。

 

 

 

s-IMG_8397

 

 

 

 

規定充填量920g に対して、回収量は770g。

 

冷媒ガスが150g不足していたようですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

エアコンが冷媒が多くても、少なくてもNG。

 

 

適当ではなく、

規定充填量を重量管理で正確に。

 

 

 

 

 

 

s-IMG_8336 s-IMG_8338 s-IMG_8340

 

 

 

 

V6 3,5Lエンジンに対して、

非常に狭いエンジンルーム。

 

 

 

奥の方にあるスロットルボディを、

清掃&初期化作業。

 

 

 

アイドリング安定化に有効ですね。

 

 

 

 

 

s-IMG_8341

 

 

ニッサン車のスロットル初期化には、

急速TASが必要です。

 

 

スキャンツールからECUに指示を出して、

スロットル学習を初期化しました。

 

 

 

 

 

 

 

これをしないとエンジン回転数が、

激しくハンチングして安定しないですからね~。

 

 

 

s-IMG_8393

 

 

 

最後にWAKO’S RECSをして、納車となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーナー様は作業中に大阪観光。

 

 

目の前にあるJR阪和線 百舌鳥もず駅から

大阪市内をぶらぶら観光。

 

 

 

せっかく大阪まで来るならば、

ぜひ遊んで行ってください~。

 

 

 

 

s-IMG_8342

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

 

現在ATF交換やDSC・車検整備以外の、

自動車整備工場ではあまりしない作業で混雑中。

 

 

 

 

 

 

 

 

数年に一度ぐらいの頻度でオーダーがあるので、

その度に大忙しになるのですが・・・。

 

 

なかなか外注にも出せない作業で奮闘中。

 

今月中には納車完成したいな~。

 

 

 

 

 

それでは Happy Car Life!!

 

 

 

心が解き放たれて自由になる。   そう思えば500kmは近いな。  

s-IMG_1817

 

 

混雑を避けるため、

大阪から500km離れた目的地。

 

 

 

波のコンディションは上々。

 

今日はここにベースに置こう。

 

 

 

 

 

 

 

最低限のソロキャンプ道具。

 

 

 

 

 

 

外国人のお遍路キャンパー 一組

サーファー家族 一組

 

 

人が居ると少し安心。

 

 

 

 

 

 

s-R0015028

 

 

タープとテントを設営。

 

 

とりあず寝床は確保。

 

 

 

s-IMG_1819

 

 

s-IMG_1820

 

s-IMG_1821

 

 

s-IMG_1823

 

 

 

 

 

ベースから徒歩1分で海に到着。

 

快晴・無風。

セット長めの胸ぐらい。

 

 

夕凪まではもう少しか。

そろそろ準備をしようかな。

 

 

 

 

s-IMG_1824

 

 

海に入れば、一人。

 

好きなタイミングで、好きなように。

 

 

 

 

『心が解き放たれて自由になる。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

s-IMG_1831

 

 

二日目の閑散としたベース地。

 

 

 

 

s-IMG_1835

 

 

数組居たキャンパーは、撤収済み。

 

 

今日は海もキャンプも貸切です。

 

 

s-R0015046

s-R0015043

s-R0015041

 

 

ささっと食事を済ませ、長~い焚き火タイム。

 

 

 

 

薪一束をゆっくり燃やし、ケトルでお湯を沸かす。

 

 

 

s-R0015064

 

独立してから十数年。

仕事がつらいと思った事が一度も無い。

 

 

おそらくこの仕事が好きなんでしょう。

 

 

それに運にも恵まれていたのでしょうね。

 

 

 

 

苦労や困難なんて気の持ちよう次第。

性格がポジティブシンキングで良かった~。

 

 

s-R0015047

s-R0015059

 

 

 

真っ暗の林の中でソロキャンプ。

 

 

 

ランタンを焚いて、本を読み。

薪を足して、暖をとる。

 

 

 

これで酒が飲めれば最高なんでしょうね~。

 

下戸体質を少し恨む。残念・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

s-R0015027

 

 

2泊3日で4ラウンド。

 

天気にも恵まれ、充電完了。

 

 

 

明日からまた仕事がんばろうっと。

 

 

 

 

 

レクサス IS350    東京都から一泊作業。   ATF交換&DSC  その他などなどオプション整備。

s-IMG_7965

 

 

東京都八王子市からの来店です。

 

レクサス IS350  GSE21

走行距離132000Km

 

 

 

 

 

 

 

・ATF完全圧送式交換 for NUTEC NC-65

・DSC ドライアイスショットカーボンクリーニング

・デフオイル交換 for NUTEC NC-70

・LLC圧送式交換

・WAKO’S RECS

・スパークプラグ交換 NGK イリジウムMAX

 

 

 

 

 

 

1泊2日での

お預かり作業で行いました。

 

 

 

 

作業に慣れている私でも

時間的な余裕は無い作業量。

 

 

 

 

頭に書いたスケジュール通りに

作業を進めます。

 

 

 

 

s-IMG_7846

 

 

 

まずはATF交換から始めます。

 

 

問診と試運転、ATFチェックを行い

オイルパンを外していきますね。

 

 

 

 

 

s-IMG_7847 s-IMG_7850 s-IMG_7848 s-IMG_7851 s-IMG_7852

 

 

 

 

オイルパンを洗浄し、鉄粉を除去。

 

ガスケットも新品交換して組み立てます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ISなどに搭載される密封式6速AT。

当時は圧送式交換は不可能と言われていました。

 

 

 

 

 

世界では知らないですが、

日本で最初に圧送式交換に成功したのは弊社でしょう。

(当時自社調べ)

 

 

 

 

あれから数年、数百台は作業済み。

慣れると手が早くなるもんですね~。

 

 

 

 

 

 

ATFを補充し暖気後をして、

 

 

 

オリジナルIS350専用アダプターをATに接続。

アイシンAFWプラスでプレ洗浄しますね~。

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7910 s-IMG_7916 s-IMG_7920 s-IMG_7924 s-IMG_7926 s-IMG_7929 s-IMG_7931

 

 

 

 

奥の新油と比べるとマダマダですが、

ビーカーの廃油と比べれば良くなったですね。

 

 

 

これで本命ATFを投入する準備が整いました。

 

 

 

 

s-IMG_7129

 

 

 

NUTEC ニューテック 最高峰ATF 『NC-65

 

開発に携わった方にお聞きしましたが、

予算は横に置いて(やれるだけの事はヤッタよ!)と

開発経緯を話されました。

 

 

 

 

 

 

ユーザーの反応を聞いてみると、

弊社オーダー状況 ( ZZ51改:NC-65 )の比率が、

完全に逆転するのは分かる気がします。

 

 

 

高額にも関わらず

圧倒的にNC-65が多くなりましたね~。

 

 

 

おそらく市販ATFでは最強でしょう。(勝手に自社調べ)

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7932 s-IMG_7934 s-IMG_7936 s-IMG_7943 s-IMG_7947 s-IMG_7949

 

 

キレイに入れ替わりましたね。

 

 

注意

NC-65は薄緑色のため、色味が弱い。

AFW+の赤色に干渉されますので色までは入れ替わりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に規定温度で

レベル調整すればATF交換は終了。

 

 

 

次に進みます。

 

s-IMG_7857 s-IMG_7855 s-IMG_7858

 

 

世界で弊社以外では出来ないDSC。

http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

 

 

 

弊社オリジナル作業なので、

当たり前といえば当たり前ですよね。

 

 

そもそもそんな作業を開発する

奇特な整備業者はいないでしょうし。

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7864

 

 

 

直噴エンジンの中では

カーボンが蓄積しにくい D-4S 直噴システム。

 

ですが直噴は直噴。 カーボンは溜まりますよ~。

 

 

 

 

 

 

2GR-FSE D-4Sエンジンの

6気筒12ポートのインテークバルブを見ていきます。

 

 

 

s-IMG_7865 s-IMG_7871 s-IMG_7869 s-IMG_7872

 

 

直噴オンリーのD-4エンジンよりかは、

カーボン量は少ないですが・・・・。

 

 

 

ポート式にくらべると結構蓄積していますね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

2・4枚目の画像で分かりますが、

ポート内径にびっしりカーボンが蓄積。

 

 

これが下に下に落ちてくると、

バルブシートを傷つけるでしょう。

 

 

 

 

 

 

バルブシート面が荒れると、

気密不良の原因になるのです。

 

 

 

カーボン粒子って結構硬いですからね。

 

 

 

 

s-IMG_7888

 

 

 

 

 

ドライアイスペレットを

高速噴射するドライアイス洗浄機。

 

 

 

 

 

インテークバルブにペレットを直撃させ、

昇華爆発力で剥離します。

 

 

 

サンドブラストのように研磨力で

削っているのではないのですよ~。

 

 

 

 

 

 

良く似た作業に見えますが

原理が全く違うので、

 

間違う方も多いですね。

 

 

s-IMG_7900

 

 

 

ドライアイスペレットは柔らかいので

高速噴射しても金属にはノーダメージ

 

http://minato-motors.com/blog/?p=5921

 

 

 

 

 

だから多くの製造業に採用されている

次世代洗浄システムなんでしょうね。

 

 

 

 

s-IMG_7879 s-IMG_7891 s-IMG_7893 s-IMG_7895 s-IMG_7899

 

 

 

 

DSCを繰り返し、ここまでキレイになりました。

 

完全にカーボンを除去できましたね。

(短時間に手作業でここまでキレイには無理でしょう。)

 

 

 

 

 

 

 

時間が無いので次に進みま~す。

 

 

s-IMG_7863 s-IMG_7862 s-IMG_7860

 

 

インテーク関係を分解していると、

スパークプラグ交換は非常に簡単なGRエンジン。

 

(逆に言えば外さないと交換できない)

 

 

 

 

 

 

 

 

NGK イリジウムMAX    高性能・長寿命プラグ

 

 

 

全6本を交換しました。

 

 

 

 

 

 

インテークのガスケットも交換して、

元の状態に組み立てます。

 

 

スロットルも清掃し、

初期化して再学習。

 

 

 

 

次はLLC圧送式交換。

 

s-IMG_7903

 

 

 

ラジエターキャップを開けてみると、

キャップの弁が破損していました。

 

 

 

 

オーナー様にお聞きすると、

最近某ディーラー系で中古購入したそうです。

 

 

 

 

 

 

コレを見て最初に思うのは、

破損の原因・理由なんですね~。

 

 

 

 

 

経年劣化の破損なら

破片は恐らくラジエターのアッパータンクにあるので

 

それだけを気を付ければイイだけです。

 

 

 

 

問題はわざと破損したキャップを使用していた場合、

少し気を付けないといけません。

 

 

 

 

冷却水系統の圧を逃がす為に、

このキャップを使用している可能性があります。

 

 

 

s-IMG_7907 s-IMG_7953

 

 

冷却系統のどこかに小さな漏れが有り、

修理が困難な場合は、

 

延命する為にキャップを壊して

冷却ラインの内圧をわざと逃がします。

 

 

すると圧が上がらないので、小さな漏れなら止まるでしょう。

(正確にいえば漏れてこない)

 

 

 

 

 

 

延命処置にも使えるし、

悪用すれば漏れを誤魔化す事も可能です。

 

(涼しい季節なら気が付かないでしょう。)

(夏はオーバーヒートするかな。)

 

 

 

 

 

 

 

水圧テストで漏れチェックは問題なし。

 

ディーラー購入なので誤魔化す事はないので、

ただのキャップ劣化破損でしょう。

 

 

 

一応確認してみました。

 

 

 

 

s-IMG_7904 s-IMG_7905 s-IMG_7909s-IMG_7952

 

 

ラジエターリフレッシャーで脈動圧送式交換

 

 

 

 

 

LLCを交換再生し、

最後にLLC再生強化剤を注入します。

 

 

エンジンを掛けながらエア抜き作業。

 

 

s-IMG_7958 s-IMG_7955 s-IMG_7961 s-IMG_7962

 

 

 

デフオイルは NUTEC NC-70 75w90で交換。

中空ガスケットも規定トルクでマシ締め。

 

 

 

 

 

WAKO’S RECS を最後にして、

試運転後に納車となりました。

 

 

 

 

 

s-IMG_7963

 

 

 

東京都からATF交換やDSC等を検討した時、

関東近辺に依頼する整備工場は無かったのですか?と

お聞きしました。

 

 

 

 

 

 

 

DSCは弊社以外は不可能なので

選択の余地は無いのですが、

 

ATF交換などはHP・ブログ等を見て頂いて

『依頼するならココだ!!』と思われたそうです。

 

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

同じ作業をするのでも

『ぜひミナト自動車でしてほしい』 と、

そう思われるような仕事をしたい。

 

 

そうでないと

これからの自動車整備業界では生き残れないでしょう。

 

 

 

 

厳しい時代が

もうすぐそこに来てますからね。

 

 

(アレ? もう来ているのかな?)

 

 

 

 

Happy Car Life!!

 

 

クラウン GWS204  ハイブリッド   DSC・ATF交換。    噴射領域制御はシークレットだそうで・・・。

s-IMG_7783

 

 

 

兵庫県神戸市からお越し頂きました。

クラウン ハイブリッド GWS204

走行距離62000km

 

 

 

 

 

・DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

・イリジウムスパークプラグ交換

・ATF交換 for NUTEC NC-65

・WAKO’S RECS

 

 

で予約入庫して頂きました。

 

 

 

s-IMG_7786

 

 

 

クラウン 3.5L 2GR-FSE直噴エンジンは

 

ブローバイオイル過流入 と 内部EGRのカーボンで

インテークバルブのカーボンが蓄積します。

 

 http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

 

 

 

ただHV仕様2GR-FSEの場合、

エンジン駆動時間が短い事が想定され・・・。 しかも距離も浅い。

 

 

 

 

 

 

 

トヨタ HV制御は整備・解説書を読み込んでも、

そんなに詳しく記載されていないので、

 

いつ直噴・ポート噴射の領域を切り分けているのか?

正直分からない・・・??

 

 

このあたりは公開しないんでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC作業では初入庫。

 

HV仕様2GR-FSEをチェックしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7787

 

 

 

 

最近中古車購入したそうで、

一度車両コンディションをリセットする目的。

 

 

 

 

DSCやATF/プラグ交換等を依頼されました。

 

 

 

 

 

s-IMG_7801 s-IMG_7799 s-IMG_7798

 

 

 

サージタンク・インテークマニホールドを外し、

ポートからバルブを覗いてみると・・・。

 

 

ほとんどカーボンの蓄積は無いですね。

 

 

 

 

ガソリン車2GR直噴エンジンでは

考えられないぐらいキレイです。

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7803

 

 

 

ただポート内径は相変わらずの汚れ具合。

オイルとカーボンで汚れています。

 

 

 

 

 

 

ポート式インジェクターの噴射域だけは

非常にキレイにですね。

 

 

 

燃料で汚れを

洗い流せてるのでしょう。

 

 

 

s-IMG_7795 s-IMG_7796

 

 

インテークマニホールドは

こんな感じで汚れてました。

 

 

 

 

 

 

 

このような状態なので

オーナー様に状況報告。

 

 

 

 

 

 

 

 

このまま元に戻すにも、

精神衛生上良くないですし・・・。

 

 

 

6気筒12ポート全て汚れているので、

開けたからには洗浄しましょうか。

 

 

 

 

s-IMG_7808 s-IMG_7806 s-IMG_7804 s-IMG_7811 s-IMG_7814

 

 

 

こんな感じで、キレイに洗浄させて頂きました。

 

 

 

 

 

今回エンジンの上に覆いかぶさっている

樹脂製サージタンクを外したのは、

 

DSC作業の為だけではないのですよ~。

 

 

 

 

 

 

 

サージタンク下に隠れてる

スパークプラグも同時に交換しますね。

 

 

 

 

 

s-IMG_7789 s-IMG_7790

 

 

NGK イリジウムMAX    高性能・長寿命スパークプラグ

 

 

 

 

右バンクは簡単に外れましたが、

左バンクはサージタンクを外しても、

 

ハーネスやHVインバーターが邪魔をして少しやりずらいね。

 

 

 

 

それでも手際よく、

両バンクともに交換完了。

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7792 s-IMG_7788

 

 

 

 

右バンクの3番IGコイルにクラック発見。

 

 

 

部品の樹脂部分が割れているのですが、

リーク跡にしては茶色く変色してますね?

 

 

リーク跡なら白いフレア跡が付くのですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7794

 

 

 

オーナー様に連絡すると

ディーラー認定中古車のため無償保証範囲に入るそうです。

 

 

 

 

ディーラーさんが確認しやすいように

X印を付けまして今回は元に戻しました。

 

 

 

 

 

今のところエンジンも掛かりますからね。

しばらくは大丈夫でしょう。

 

 

 

 

s-IMG_7817 s-IMG_7819

 

 

HV用FRミッションのATFも交換します。

 

 

今回使用するのは

NUTEC 最高峰ATF 『NC-65』

 

 

ドレンアウト式で交換します。

 

 

 

 

 

 

最初はアイシンAFW+で交換し、

途中からNC-65に切り替え。

 

 

 

 

圧送式に比べ

交換効率の落ちる(ドレンアウト式交換)。

 

 

 

 

 

 

HV用ミッション内にある

2つのオイルポンプの制御・油圧経路を確認し、

 

それぞれのポンプを最適なタイミングで駆動させ、

効率の高い交換手順で作業しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通常のATに比べると作業実績は少なくなりますが、

GWS204のATF交換は過去に十台ぐらいは作業済み。

 

 

 

 

 

もともとFR車HVは

台数が極端に少ないですからね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7822 s-IMG_7832

 

 

 

 

右から順に排出油を並べてみました。

 

 

最後は指がハッキリ見えるほど

キレイになりましたね。

 

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7818

 

 

 

 

 

通常のHVミッション と GWS204のHVミッション。

 

 

ATFの交換作業で一番の違いは、

フルードレベル調整の複雑さにあります。

 

 

 

 

 

 

 

FF用(プリウスなど) や 他のFR車HVなどの

レベル調整は非常に簡単。 誰でも出来ます。

 

 

 

 

 

 

しかしGWS204の場合は

調整前の確認項目や方法が少し難解。

 

 

 

 

 

 

初めてすると???となりますが、

 

慣れて理解出来つつ、

HV対応のスキャンツールがあれば問題なく可能です。

ご安心ください。

 

 

 

 

 

s-IMG_7820 s-IMG_7821

 

 

 

最後にWAKO’S RECSを施工します。

 

 

 

 

READY ON状態では

スグにエンジン停止するので、

 

スキャンツールで整備モードに移行。

 

 

 

 

 

 

エンジンを掛けながらRECSを吸い込ませます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にレーシングしても

回転数があまり上がらないので、

 

注入方法も少し変えて作業しました。

 

 

 

 

 

 

HV車特有の手間が掛かりますね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は代車をお貸しして、1泊お預かりの作業。

 

翌日お昼に納車となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日はミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

GW期間中は営業していましたが、

今週からは少しお休みを頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせフォームからの相談は

随時チェックしていますが、

 

外出中は返信作業に手間取る事があります。

 

 

 

 

 

少しお時間を頂く場合がありますので、

ご理解のほどよろしくお願いします。

 

 

それではHappy Car Life!!

 

 

 

 

 

E51 エルグランド  NUTEC ATF交換。    GW期間も営業中。

弊社でATF交換を依頼される車種は、

レクサス・トヨタが圧倒的に多いのですが・・・。

 

 

それはただ単に

販売台数が多いのが原因でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

それ以外の車種となると、

レガシィBP系 と エルグランドE51系

が多いですね~。

 

 

 

どちらも根強い人気車種ですし。

個性も強いんでしょう。

 

 

 

s-IMG_7085

 

 

 

兵庫県神戸市からの来店は、

ニッサン エルグランド ME51

68000km走行。

 

 

 

 

 

 

 

 

・ATF完全圧送式交換 for NUTEC NC-65

・デフオイル交換   for NUTEC ZZ-32

・LLC圧送式交換  ラジエターリフレッシャー

 

・スロットルボディ清掃  急速TAS

・カーエアコンリフレッシュα  for  NUTEC NC-200

・WAKO’S RECS

 

 

 

 

 

堺市から比較的近いので

代車をお貸しして一度帰宅。

 

後日引取りという流れで作業しました。

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7094 s-IMG_7095 s-IMG_7096

 

 

 

 

問診・試運転・ATFチェック。

 

 

いつもの流れでATコンディションを確認します。

 

 

 

 

 

s-IMG_7097

 

 

 

オイルパン洗浄・鉄粉除去。

 

 

 

ガスケットも交換して

元通りに組み立てます。

 

 

(エルグランドはATFストレーナーのみの部品供給は無し)

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7110

 

 

 

まずは純正同等油 アイシンAFWプラスでプレ洗浄

 

 

 

規定量を一気に圧送式交換しますね。

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7113 s-IMG_7119 s-IMG_7123 s-IMG_7125 s-IMG_7127

 

 

もともと車重の重いエルグランドはATFの負荷劣化が激しいです。

 

 

ただでさえ2t近い車重に4~5人乗車すれば、

さらに劣化度は加速するでしょう。

 

 

 

ましてや神戸特有の急勾配。

 

 

 

 

 

純正ATFクラスでは

正直ツライものがありますね。

 

 

 

 

s-IMG_7129

 

今回の本命ATFは

NUTEC 最高峰ATF 『NC-65

 

全化学合成ATF(エステル系)

 

 

 

 

微細化された分子構造は

ベアリング効果でローフリクション。

 

 

極薄で強固な油膜性能は、

ハイコンプレッション・ハイパフォーマンス。

 

 

 

 

 

添加剤に頼らず、

ベースオイルから高性能化した市販最強のATF。

 

 

 

 

 

 

優れた潤滑性・機密性がAT性能を引き上げ、

高耐熱性能がロングライフ化に寄与します。

 

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7131 s-IMG_7134 s-IMG_7139 s-IMG_7143 s-IMG_7149 s-IMG_7150

 

 

キレイに交換できましたね。

 

 

 

 

注意

NC-65は薄緑色のため、色味が弱い・・・。

AFW+の赤色に干渉されますので色までは入れ替わりません。

 

 

 

 

ATFクーラー等も洗浄し、

フルードレベルを調整して

ATF交換は完了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7128

 

 

在庫管理に余念がなく?

GW期間向けて4月末に到着した ZZ51改・NC-65。

 

 

 

 

NC-65はストックが(20L X2本)あるので

さすがに足りるだろうと思っていたのですが・・・・。 (20L X 7本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来店問診時に

本命ATFのアップグレードを多く頂いて・・・。

 

 

 

急遽5月2日にNC-65を数本ほど再発注。

 

 

 

( 結構、イイお値段のNC-65)

(当日のグレードUPが、ここまで多くなるとは予想外でした・・・。)

 

 

 

 

 

 

GW後半入庫のお客様ご安心ください。

もちろんちゃんとキープしてますからね~。

 

 

 

s-IMG_7087 s-IMG_7088 s-IMG_7089 s-IMG_7091

 

 

デフオイルもNUTEC ニューテックで。

 

ZZ-32 80W120  部分化学合成ギアオイル

 

 

 

 

 

 

純正オイルの数段上の性能は

ストリート走行なら十分ハイスペックでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7102 s-IMG_7104 s-IMG_7107

 

 

日帰り作業では時間的に対応が難しい、

LLC圧送式交換。

 

 

 

 

エンジン・ヒーター・ラジエターのLLCを

ラジエターリフレッシャーで脈動圧送式全交換。

 

5・25ミクロンのダブルフィルターでろ過し、

エンジンを掛けながら交換します。

 

 

 

 

 

 

ラジエターリフレッシャーは2台(赤・緑)(青) ありますが、

ニッサンの場合は青色LLCで対応しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LLC再生強化剤を注入し、

エア抜き作業をすれば完成ですね。

 

 

 

 

s-IMG_7098 s-IMG_7099 s-IMG_7101

 

 

室内の広さに対して、異常に狭いエンジンルーム。

 

 

その奥にあるのがスロットルボディ。

 

 

 

 

 

 

腕を伸ばしてスロットルを清掃。

 

WAKO’S専用洗浄剤 と ウエスで

カーボンを除去しました。

 

 

 

s-IMG_7108

 

 

ニッサン車のスロットル初期化は、急速TASが必要です。

 

 

 

 

 

スキャンツールを接続し、初期化再学習。

 

 

シングルスロットルは比較的簡単ですね。

 

 

 

 

 

s-IMG_7153 s-IMG_7154 s-IMG_7155 s-IMG_7156

 

 

 

カーエアコンリフレッシュα と同時に

 

エステル系ACコンプレッサーオイルNUTEC NC-200 を注入します。

 

 

 

 

ACコンプレッサー保護・強化に

NC-200はオススメですよ~。

 

 

 

 

 

 

s-IMG_7159 s-IMG_7157

 

デンゲン社 エコマックスJr

全自動回収再生充填装置

 

 

 

 

 

 

 

冷媒規定充填量より

170g少なかったようですね。

 

 

 

多くても少なくても

冷えが悪くなるエアコンガス量は、

 

重量管理で正確にチャージしましょう。

 

 

 

 

s-IMG_7160

 

 

最後にWAKO’S RECSを注入して、

全ての作業が完了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越し頂きありがとうございます。

 

 

 

正月休み以外は

ほぼ営業しているミナト自動車。

 

 

 

 

 

 

少人数で作業しているので、

『いつ休んでいるのですか?』とたまに聞かれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へへへ~  こう見えても交代で

結構休んでいるんですよ~。

 

 

道路やお店が混雑する時期は営業して、

解消されれば休暇を満喫する予定。

 

 

 

 

GW明け後のメール返信は

少し遅くなるかもしれませんが、

 

必ず返信しますのでしばらくお時間を頂けると幸いです。

 

 

 

 

それではHappy Car Life!!