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茨城県からマツダ CX-5。 DSCで煤除去作業。 DSC+大阪観光+伊勢神宮参拝もアリですよ~。

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)とは

弊社オリジナルの特殊自動車整備。

 

もともとレクサス・トヨタのガソリン直噴GR系エンジンの

インテークバルブに蓄積する非常に硬いカーボン蓄積を

完全除去するために開発しました。

http://minato-motors.com/dsc/

 

 

 

 

ドライアイス洗浄という自動車一般整備では使わない

特殊な洗浄機を使用しノズルとアダプターを

自社で製作しました。(一部メーカー製作)

 

 

 

 

それをスカイアクティブ・ディーゼル2.2D用にモディファイし、

強固に大量に蓄積したカーボン(煤)を短時間で除去。

 

DSCで洗浄するとエンジンにノーダメージで、

完璧な煤除去作業が行えるのです。

 

 

 

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茨城県からお越しいただいたのは

マツダCX-5 KE2AW H24年

走行距離18万キロ

 

 

 

 

DSCのご依頼です。

 

1年前のメール相談時には15万キロとお聞きしていましたが、

そこから1年間走行し18万キロオーバーでの予約入庫となりました。

 

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エンジン回りに覆い尽くすハーネス等で、

インテークマニホールド自体はあまり見えませんね。

 

周辺の部品を外してインテークマニホールドと、

吸気シャッターバルブを外します。

 

 

 

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ここまで分解すればエンジンシリンダーヘッド等の

吸気経路が確認できます。

 

 

まずはエンジンヘッドの吸気ポートから見ましょうか。

 

 

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吸気ポートを覗き込むとこんな感じの煤蓄積。

(どちらか言えば蓄積量は少ない方ですね。)

 

 

ポート奥にあるバルブシャフトに

固着しているカーボンは燃焼熱でカッチカチ。

 

バルブ傘部のキレイなスカート形状には、

ゴボゴボにカーボンが固着しています。

 

バルブが開いた時の吸気経路は

おそらく蓄積により狭くなっているでしょう。

 

 

 

バルブ傘部は目視では判断出来ないので、

細長いL字の超硬ロングピックを使い感触で判断しています。

 

 

 

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次はインテークマニホールド側を確認します。

 

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こちらはビッシリと煤が蓄積し、

蓄積が多い所で5mmぐらいでしょうか。

 

 

こちらもカッチカチのカーボンが固着していますね。

 

 

 

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そして一番酷く蓄積しているのが吸気シャッターバルブと

インテークマニホールド入り口。

 

 

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ほぼ半分以上は吸気経路を塞ぎ、空気の流れを阻害しています。

 

 

 

SKY-D2.2の蓄積パターンは弊社で確認しているだけで4パターン。

 

1・インテーク入り口・吸気S/V周辺

2・インテーク出口とヘッド側吸気ポート

3・上記1・2両方に蓄積。

4・EGR導入口が蓄積で塞がる

 

 

今回は1・の蓄積パターンでした。

 

 

 

画像の上から突き出ている丸いパイプはEGRの導入口。

これを引き抜くとこんな感じ。

 

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そして引き抜かれたインテークマニホールド入り口は、

かなり酷い状態でした。

 

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この状態からドライアイスショットをすると

煤が飛び散り大惨事になりますので、

まずはホジホジしてある程度の煤を取り出しますね。

 

 

 

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某自動車評論家が30分ぐらい走行すれば、

煤は乾いて吸気の流速で吹き飛ばされると仰いますが、

私にはとてもそうとは思えない。

(ブローバイのオイルで固まるから)

 

 

 

 

またあるブロガーは

『吸気経路が狭くなれば、流速が早くなるので問題ない』とも・・・。

 

 

 

 

 

ガソリン・ディーゼル問わず

最新のエンジンはいかに吸気抵抗を減らし、

多くの空気(O2)をシリンダーに充填するかがミソ。

 

 

 

 

流速が早くなっても充填量が低下すれば、

新車時の性能(燃焼)は発揮できないと思っています。

 

プラド

(トヨタ資料 引用)

 

 

 

 

 

エンジン開発時に最適な吸気経路を設計し、

スーパーCPで膨大な回数のシミュレーションは行っているはず。

 

 

ですが経年劣化で想定外の煤が蓄積し、

吸気経路を乱してしまえば開発時とは全く違う

燃焼状態になるでしょう。

 

 

 

 

 

違う見方をすればここまで塞いでいても

茨城県から大阪府堺市まで走行できるので

スゴイといえばスゴイよね。

 

 

 

 

 

 

 

それではDSCを始めます。

まずは煤でボディが汚れないように完全防備のマスキング。

 

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ドライイアス洗浄機に米粒ほどの3mmペレットを投入し、

強固に固着したカーボンを除去しますね。

 

 

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圧縮空気でドライアイスペレットを高速噴射。

 

 

(熱収縮と昇華爆発力)ドライアイスの特性を利用して、

母材金属やゴムシール等を傷めずに煤を除去します。

 

 

 

 

 

弊社がドライアイス洗浄を採用したのは、

噴射するメディアの残留がゼロになるからです。

 

硬いメディア(鉄・アルミ粉、樹脂ビーズ、クルミ等)で行うと、取り忘れがあるとバルブシートの挟まる可能性があります。

 

ドライアイスペレットは柔らかい粒状で放置すると昇華して気体に変わり消えていきます。残留の可能性はゼロになります。

 

 

 

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軽くショットしてこんな感じ。

 

ペレットが直撃した部分だけキレイになりました。

数種類あるノズルとアダプターを組み合わせて、隅々までキレイに洗浄します。

 

 

もちろん圧縮上死点にセットして全閉状態で行います。

 

またバルブ傘部やシャフト裏も数種類のノズルと

アダプターを使い分けて完璧に除去しました。

 

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アルミ製のボディを硬いもので擦るわけにもいかず、

またケミカルもモーター回路の破損原因になるため使えない。

 

 

それでも酷い汚れの吸気S/Vも、

手作業ならこれぐらいまで出来ますよ~。

 

 

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ある程度はキレイになったが、

プロの仕事としては美しくない。

 

これではとても作業後の画像を

オーナーさんにお見せする事は出来ないですよね。

 

 

 

弊社のDSCならここまでキレイにしています。

 

 

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EGRバルブもDSCで洗浄しました。

 

こちらはサラサラの煤が付着しているだけなので、

簡単に除去可能。

 

 

故障していない限り高温高圧のEGRバルブやバイパスパイプは、

詰まったり蓄積したりはしないのです。

(温度が高くブローバイに触れないため)

 

 

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複雑な構造のインテークマニホールドもDSCでキレイに再生。

 

空気の流れを阻害する煤塊が無くなり、

スムーズな吸気経路が復活しました。

 

 

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純正ガスケットで再組み立てし、

冷却水を補充します。

 

 

弊社はインテーク系ガスケットの再利用など絶対にNG。

 

おそらく往復数万円の交通費を掛けてまで来店いただいたオーナーさんも、ガスケットの再利用など望まないでしょう。

 

いい仕事が台無しになりますからね。

 

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インテークに煤が蓄積する原因の一つに、

ブローバイからのオイル流入があります。

 

 

ターボ車である以上はオイル流入は仕方が無いのですが、

こんな時こそキレイに洗い流しましょう。

 

オプション整備(インタークーラー洗浄)も同時に行いました。

 

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DSC作業中は吊るしてオイルを自重落下。

さらに洗浄液で洗い流してキレイサッパリしてあげます。

 

 

 

もちろん強い過給圧があるので、

IN・OUTのガスケットは純正新品で交換しますよ。

 

 

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エンジンを始動して完全暖機。

 

LLCのエア抜き作業も行いながら、

スキャンツールを使用して各学習値を初期化していきます。

 

さらに燃料噴射量補正も再学習してあげますね。

 

 

 

 

 

よくメールからの質問で

(社外ECU(PCM)を装着してますがDSCは出来ますか?)

と問い合わせがありますが全く問題なく大丈夫です。

 

 

運転席にあるODB2のコネクターにスキャンツールが接続できれば、特に支障はありません。

 

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今回のオーナーさんも関西観光+DSCのセットで

来店していただきました。

 

 

 

 

当日は天王寺→新世界→難波→道頓堀→心斎橋と、ベタベタな大阪観光コースを歩いて堪能したそうです。

・天王寺(あべのハルカス)

・新世界(串カツの行列 通天閣)

・難波(わなか たこ焼き 吉本NGK)

・道頓堀(カニ・グリコ看板)

・心斎橋(360度 ビルビル店店人人 多し )

 

 

テレビで伝えられるイメージからの初大阪観光なら、

上記コースでも結構楽しめると思いますよ~。

 

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いつもは朝9時半入庫の翌日お昼納車ですが、

翌日の予定を尋ねると伊勢神宮に参拝予定・・・。

 

 

 

それではお昼からの引き取りでは伊勢神宮には、

15時頃の到着になります。

 

急遽納車時間を翌日9時半に変更し、

早めの出発を提案しました。

 

 

 

 

弊社から伊勢神宮までは高速道路で約3時間。

伊勢神宮参拝と参道にあるお土産屋さん(おかげ横丁)など、

こちらも観光が楽しめますよ~。

 

 

 

 

近畿圏以外からお越しの方で時間に余裕があれば、

DSC+伊勢神宮参拝もアリですよ~。

 

 

 

DSCの御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。

どうぞ宜しくお願い致します。

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

(その後オーナーさんからレビューを2回に分けていただきました。)

 

 

 

CX-5のDSCの効果は言われた通りすぐに体感することができました!
特に帰り道が渋滞が多かったものですから、ノロノロ運転の時のアクセルワークが楽になりました。
それと、出だしのピックアップが鋭くなりましたね。
燃費の方は渋滞が多かった為、比較が出来ませんが2キロ位良くなったかと思います。
DPFに入るのも距離が伸びたように思います。また近いうちに燃費を検証して報告できたらと思います。

 

 

 

 

片道一般道6割高速4割で走りました。
渋滞はほとんど無く流れは良かったです。
・燃費は車の表示で20リッターを少し超えた位でした。施行前よりも2キロ~3キロ位良くなってます。新車の時と変わらない感じになったと思います。
・DPFの距離は140キロ前後だったのが200キロ前後になりました。
今回の施行は大変満足です。
大切に乗っていきたいと思います。
ありがとうございました。

 

 

 

 

 

ガソリンもディーゼルも排気量の大小・ターボ有無関係なく、

経年劣化の煤蓄積を解消すれば本来の性能に戻るはず。

(ただし壊れていなければ)

 

確実に完璧に清掃・洗浄・除去する事が

難しいだけなんだと弊社ではお伝えしています。

 

 

大阪府堺市からランドクルーザープラド ATF圧送式交換。  AT保護の予防整備は定期的に!!

大阪府堺市からお越しいただきました。

ランドクルーザープラド GRS120W

H18年式 走行距離21万キロ

 

ATF完全圧送式交換のご依頼です。

 

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メール相談ではパワートレイン系のオイル交換を希望され

デフ・トランスファのギアオイルも同時に交換する予定です。

 

 

 

試運転をしてからリフトアップ、

ATFをチェックしてオイルパンを外しました。

 

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21万キロ走行していますが、

ATFの汚れ具合や劣化度はほどほど。

 

 

 

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オイルパンを洗浄し硬化しヒビ割れていたガスケットも交換。

もちろんATFストレーナーも同時に交換しますね。

 

 

 

 

 

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オイルパンを組み付けて不足分のATFを補充します。

 

 

今回はNUTEC NC-65を本命ATFに使用しますので、

プレ洗浄や補充ATFにはNUTEC NC-RFを使いました。

 

 

 

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弊社が提案して作っていただいた

NUTEC謹製 専用リンシングフルード(NC-RF仮名)

 

最後に使用するNC-65の成分に対して親和性を高くし、

無闇に洗浄力は上げ過ぎずATへの攻撃性もゼロに。

 

 

また着色料不使用の極力無色透明でとオーダーしました。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

(あの時は無理言ってスミマセン。)

 

 

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オイルパンを組み付けNC-RFを補充し、

エンジン始動で完全暖機。

 

ATFチェンジャーのホースを接続して、

NC-RFでプレ洗浄を行います。

 

 

全量をイッキに圧送式で交換しますね~。

 

 

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左奥に見えるのが新油モニター。

中央ビーカーが交換前の廃油。

右手前のクリーナーモニターは交換後のATF状態。

 

 

 

やっとここまでキレイになりました。

 

 

これで本命ATFを使用しての再交換の準備が整いましたね。

 

 

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弊社のブログでよく登場するNUTEC NC-65。

 

NUTEC最高峰のハイパフォーマンスATFで

エステル系基油を贅沢に使用した100%化学合成ATF

 

 

 

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素直に言えば国産メーカーの純正ATFに比べて、

NC-65は非常に高額です。

 

ですが弊社でのNC-65リピート率はかなり高く、

作業後のレビューメールでも高評価。

 

 

 

 

 

オイルパン脱着時からプレ洗浄や本命ATF全てを、

NC-65で行うと恐ろしく高額な費用が掛かりますが、

本命ATFのみNC-65を使用すればそこまで高額にはならない。

 

 

最高の素材を贅沢に使用したNC-65を最適な交換方法で行えば、

コストパフォーマンスは非常に高いと弊社ではとお伝えしています。

 

 

 

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ATFチェンジャーにNC-65を入れ替えて、

もう一度圧送式で全量交換しますね。

 

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

 

ここまでキレイになれば次回交換推奨距離は約6万キロ。

(初期の高い性能が長~く持続しますよ~)

 

 

 

 

 

仕上げに一度ATF油温を30度以下まで下げ、

暖機しながら規定温度でフルードレベル調整を行いました。

 

 

 

 

ATミッションのフルード交換は内部構造の複雑さゆえに、

交換難易度が高く整備士側のスキルが問われる作業でしょう。

 

 

各社いろいろあるATミッションの構造を理解し

適切な交換方法で作業をすれば、

交換しずらいATFもキレイに入れ替える事が出来ると思います。

 

 

 

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・フロントデフ

・リアデフ

・トランスファ

3点のギアオイルもNUTECで交換しました。

 

 

 

 

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こちらも全化学合成ギアオイル NC-70 75w90

 

ドレン・リフィルプラグのガスケットは純正品で交換し、

規定トルクで締め付けしています。

 

 

ちなみにATF交換に比べて上記のギアオイル交換は簡単。

(下から抜いて上から入れるだけ。)

 

 

 

 

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アイドリングが時々不安定とご相談がありましたので、

電子制御スロットルボディ清掃も追加で作業しました。

 

こちらはWAKO’S専用のクリーナーを使って、

スロットルバルブ周辺に蓄積したカーボンを

ウエスで優しく拭き取ります。

 

 

最後にスロットル学習も初期化して再学習を行いました。

 

長い間清掃を実施していなかったのでしょうか?

かなりカーボンが蓄積していましたね。

 

 

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今回の作業は朝10時入庫の夕方17時に完了しました。

 

これぐらいの作業量なら日帰り作業で十分納車が可能ですよ~。

 

 

 

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本日もミナト自動車自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

ATに対するメンテナンスはATF交換ぐらいしかありません。

 

それ以上の整備もあるのですが工賃・部品代がともに高額で、

何十万円も掛かってしまいます。

 

 

 

シフトフィーリングの低下やシフトショック過大等になる前に、

予防整備としてATF交換は有効だとお伝えしています。

 

 

また上記症状が悪化してからのATF交換は意味がなく、

そうならない為に定期的な実施を推奨しています。

 

 

 

 

・ATF交換なんて無交換でOKです。

・10万キロ超えた場合はATF交換が出来ないんですよ~。

 

 

全ての車種のフルード交換が可能ではありませんが、

上記の言葉を聞いた事がある方は、

是非過去のブログ事例を見ていただけると良いかと思います。

http://minato-motors.com/blog/?cat=8

 

 

 

ATF交換の御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)から

お待ちしていますね~。

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

レクサス IS-F USE20 ATF完全圧送式交換。  NUTEC ニューテックNC-65とNC-RF。

北は北海道 南は宮崎県。

 

全国からATF交換の依頼を多くいただいていますが、

やはり中部地方や関東地区からの依頼が圧倒的に多いですね。

 

 

ATF交換依頼では鹿児島県・沖縄県・青森県、

3県からの来店はまだ無しです。お待ちしています~。

 

 

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今回、愛知県から入庫していただいたのは、

レクサス IS-F USE20  走行距離 101,000km

 

 

NUTECフルードを使用したATF交換の依頼です。

 

 

 

 

トヨタ富士スピードウェイで開発を重ねた

レクサス ハイパフォーマンス・スポーツセダン。

 

2UR-FSE 5.0L V8エンジンに8速ATを搭載。

 

 

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その性能を最大限に引き出すために、

NUTECハイパフォーマンスATFでの交換を希望されました。

 

 

入庫してからまずは問診。

 

普段の使用状況や現在のATシフトフィーリングについてと、

ATF交換作業に関しての説明などをさせていただいています。

 

 

その中で気になる事や不明点などがあれば、

ぜひ質問をしてくださいね~。

 

 

 

 

 

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オーナーさんからお車をお預かりし、

軽く試運転をしますね。

 

 

リフトアップ後にはATFの状態を確認し、

問診時の内容や試運転でのチェックと合わせて、

交換可能?不可?かを判断しています。

 

 

 

年間100台以上は作業していますが、

ここ数年で5台ほど入庫後に交換不可と

判断した車両もありました。

 

(メール相談の時点で不可の判断をする時もありますよ~。)

 

 

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そしてATオイルパンを外します。

 

 

 

高負荷を掛け続け劣化したATFを使用し続けると、

油膜が確保できずに金属部品が磨耗します。

 

鉄の磨耗粉は磁石に付着し、

アルミの磨耗粉はオイルパン底に沈殿していますね。

 

 

 

 

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オイルパンを外すのは洗浄するためですが、

ATFストレーナーも同時に交換する事をオススメしています。

 

一部の車種はオイルパンG/Kやストレーナーを

常時在庫していますよ。

 

 

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純正ATFストレーナーに純正オイルパンガスケット。

 

オイルパンを洗浄して磁石の鉄粉も除去し、

ガスケットも交換して再装着。

 

 

オイルパンを外す時に排出された分のATFを、

約4Lほど補充します。

 

 

 

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その時に使用するATFはNUTEC ニューテックNC-RF(仮名)

 

 

弊社がNUTECさんに企画提案して、

極秘に開発していただいたスペシャルフルード。

(着色料無し、出来るだけ透明でとオーダーしました。)

 

 

 

 

本命に使用するNUTEC製ATFに

最適なプレ洗浄用リンシングフルードとしてオーダーしました。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

最近は『NC-RFとNC-65で交換して欲しい!!』

そんな感じの依頼メールが多いですね。

 

 

 

 

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NC-RFは全国のNUTEC取扱店の中で、

今のところ弊社のみの限定取扱商品。

 

 

正式な名称も未定なのですが

ブログ紹介する時に仮の名称でも欲しかったので、

勝手にNC-RFと名付けました。

 

正式なリリースがあればまた発表しますね~。

 

 

 

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ATFをNC-RFで補充完了すれば、

エンジン始動し暖機をします。

 

 

暖機後にATFチェンジャー(トルコン太郎)を接続し、

NC-RFで全量圧送式交換をスタート。

 

 

古い劣化したATFを回収しながら、

NC-RFを全自動かつ重量管理しながら注入しますね。

 

 

 

 

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・オイルパン脱着洗浄での補充で4L

・プレ洗浄の圧送式交換で11L

合計15L使用してやっとここまでキレイになりました。

 

 

 

最初に回収したATF(中央ビーカー)と比べると、

かなり透明度が出てきましたね。

 

 

これでやっと本命ATFが使用できる準備が整いました。

 

 

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NUTEC 最高峰ATF 『NC-65』

全化学合成ATF (エステル系)

 

 

 

もともと輸入車の大排気量・多段ATやDCT用に開発されたNC-65

 

 

極薄で強靭な油膜性能は

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

 

 

高温・高回転・高負荷時でも安定して性能を発揮する、

市販ATFでは最強クラスの油膜性能を確保しています。

 

 

 

NC-65の非常に高い耐熱性は

ストリート走行レベルではそんな簡単には劣化せず、

初期の高い性能が長~く維持するでしょう。

(結果的にはATFのロングライフ化に寄与します。)

 

 

 

唯一の欠点はフルード価格がビックリするぐらい高価。

それ以外の欠点はなく弊社ではNO,1でオススメしています。

 

 

 

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ATFチェンジャーに入れ替えて、

もう一度圧送式で全量交換しますね。

 

 

 

 

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キレイに入れ替わりましたね。

 

 

ここまで完璧に交換出来れば次回交換推奨距離は、

ストリート走行で6万キロとお伝えしています。

 

 

 

そしてATF交換はこれだけでは終わりません。

(最後にフルードレベル調整が残っていますよ~。)

 

 

 

NC-65を少し多めに注入し規定温度以下までATF油温を下げる。

エンジン始動で油温を上昇させ規定温度内で量を調整します。

 

 

水平レベルが確保されたリフトで作業するのはもちろんですが、

素早い手順で作業しないとドンドン油温が上昇します。

 

 

馴れた作業で油温管理モードに設定して油量調整し、

オーバーフロー用プラグのガスケットも純正品で交換しました。

 

 

最後に試運転をして納車となります。

 

 

作業時間は約6時間で日帰り作業で完了します。

大阪観光のついでにぜひお越しくださいね~。

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に、

お越しいただきありがとうございます。

 

 

せっかく遠方から来られるならば、

ぜひ大阪観光でもして楽しんでいただければと思います。

 

弊社目の前にあるJR阪和線(百舌鳥もず駅)から、

各大阪繁華街までは約30分で到着しますよ~。

 

 

 

 

15分ほどで到着の天王寺駅からは、

あべのハルカスが目の前にあり、

(てんしば)経由で新世界に歩いて行けます。

 

 

 

 

快速に乗り換えて大阪駅までは約30分、

大阪中心地の梅田界隈ではショッピング等が楽しめます。

 

 

 

ベタベタな大阪を体験するならぜひミナミへ。

弊社から徒歩5分の三国ヶ丘駅から20分ほどで到着します。

たこ焼きにお好み焼き・グリコやカニの看板がある道頓堀は、

南海高野線の(難波ナンバ駅)から歩いてスグにありますよ~。

 

 

弊社は少人数で営業しており、

ATF交換等の作業は完全予約制となっていますので、

御見積・ご予約等はHP(お問い合わせフォーム)から、

ご相談いただけると助かります。

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都からハイエース KDH205V リフレッシュプラン 特大号。 リフレッシュ整備でまだまだ使用できますよ~!!

関東・中部方面から依頼される

ハイエースへのリフレッシュプラン。

 

100系・200系・2WD・4WD問わず、

非常に多くご依頼をいただいています。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

弊社のブログは基本的に文章が長く、画像は多め。

 

今回も懲りずに長め多めの特大号ブログとなっていますので、

ご迷惑をお掛けしますがご理解の程宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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東京都からお越しいただいたのは、

ハイエース KDH205V 4WD ディーゼルターボ

H18年式 走行距離198000km

 

 

 

ある程度の走行距離や年数が経過した時に、

ある程度の予算を組んでガッツリ整備しましょう!と、

弊社がアナウンスしている(リフレッシュプラン)

 http://minato-motors.com/refresh/

 

 

 

まずは予約入庫していただいて問診から始めます。

 

 

 

 

普段の使用環境・メンテナンス状況や、

気になる不具合等をお聞きしています。

 

そこから試運転をし、

事前ホイールアライメントを測定しました。

 

 

 

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ホイールに軽量樹脂製クランプ式ターゲットを装着。

 

そこから20cmほど前に手押して、

ターンテーブルの中央に乗せます。

 

このターゲットの動きを4つのセンサーが捕捉し、

キャスター以外の数値が瞬時に演算されます。

 

 

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ここからステアリングを左右に振って、

キャスターの測定も完了。

 

 

整備後にどう変化し、どのような乗り心地になるのか?

 

弊社に入庫するまでの愛車のホイールアライメントは、

こんな感じだったんですよ~と記録しています。

 

 

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ここから整備リフトに移動して、

リフトアップしタイヤを外す。

 

エンジンからデフなどや足回り・下回りを点検しますね。

 

 

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アナログな点検だけではなく、

デジタル的な点検も実施。

 

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スキャンツール(G-SCAN)を接続。

 

 

データモニターを診て気になったのが、

インジェクター3番の補正値。

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他の3本と比べて数値が大きいので、

3番のインジャクターはノズルの先が汚れているのでしょう。

 

 

これに関しては(後日○○○してくださいね。)と、

対処法をお伝えしました。

 

 

 

 

 

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点検結果から推奨する整備とユーザーさんが希望する整備。

 

予算にあわせて整備プランを練っていきます。

今後の事も考慮しながら御見積をしました。

 

 

ユーザーさんと協議して整備内容を決定し、

いよいよ作業を進めます。

 

 

 

まずはサスペンションから始めますね。

 

アツパー&ロアアーム、ドライブシャフトにハブナックル。

ブレーキ関係もまとめて分解していきますね。

 

 

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ハイエースに多いのが、ロアアームのアジャストボルト固着。

今回は下回りの塩害は少なくスンナリ外れました。

 

 

このボルトが錆固着すると、

ロアアームが車体から外れないのですよね。

 

 

 

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ロアアームASSY交換では部品代が多く掛かるので、

予定通りブッシュのみを打ち替えしますね。

 

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ナックルに組み込まれているハブベアリングは、

専用工具SSTがないと分解が困難な200系ハイエース。

 

 

適切な工具で正しい作業をすれば、

ナックルやハブを傷めずに短時間で分解が出来ますよ~。

 

 

15分ほどで完了する分解方法は、

ブログ非公開工具での秘密作業。

 

 

 

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ナックルからハブASSYを外さないと、

ハイエースのブレーキ ディスクローターは外れない。

 

 

こんな時こそディスクローターを研磨して、

リフレッシュする事をオススメしています。

 

 

 

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ブレーキキャリパーもO/Hしましょう。

 

キャリパー内にあるピストンシールが劣化すると、

ピストンの戻りが悪くなります。

 

 

またグリスもダストが混じり硬化しますので、

洗い流して再注入。

 

 

パッドの引き摺りや偏磨耗や異音が出る前に、

定期的な整備をオススメしています。

 

ブレーキパッドのバックシムも洗浄し、

WAKO’S BPRグリスを塗り込んでパッドも交換しますね。

 

 

 

 

 

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スタビライザーのブッシュは、

スプリングバーとの磨耗で削れていました。

 

 

こちらも全数のブッシュを交換します。

 

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ドライブシャフトもリフレッシュ。

 

経年劣化したグリスは粘度が落ちてシャバシャバ、

油膜が低下しB/Gが磨耗するでしょう。

 

 

一度分解洗浄してから、

純正ブーツ&グリスKITを使用し組み付けました。

 

 

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ハイエースのエンジンマウント交換は作業スペースが狭いので、

どちらか言えば(やりにくい作業)ですね。

 

 

でもサスペンション分解時に行えば少し作業がやりやすく、

そして工賃の重複分が安くなる。

 

今回はエンジンを待ち上げずに、

サブフレームを下げる方法でマウントを交換しました。

 

 

ATのマウントも同時に交換します。

 

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ボールジョイントにガタが出やすいアッパーアームはASSY交換。

 

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ロアアームを組み付け時には、

今後錆固着にならないようにボルトにグリスを塗ります。

 

 

ボルト首下部分とブッシュ内径が完全固着している

ハイエースはホイールアライメント調整は出来ません。

 

10年先を見越した予防処置ですね。

 

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ロアボールジョイントも交換して、

ショックアブソーバーも交換しました。

 

 

 

 

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フロントは純正ショックアブソーバーで交換しましたが、

リアはカヤバ エクステージで交換しました。

 

 

積載量1tのハイエースをSURF仕様でお使いになっているので、

基本的に荷室には重い荷物を積まないそうです。

 

 

減衰力固定のノーマルではなく、

自由に調整できるエクステージをリアのみ装着しました。

 

状況に応じて可変が出来ますね。

 

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次は希望整備のタイミングベルト交換。

 

 

エンジンを点検をすると白い粉状の物が飛び散っていました。

 

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おそらくLLC(冷却水)の漏れ跡でしょう。

 

タイミングベルトの奥にあるウォーターポンプから

漏れているので要交換ですね。

 

 

 

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Fr右シートも外してアンダーパネルを外し、

エンジン前側の部品を分解していきます。

 

少しだけ作業スペースが広がりました。

 

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トヨタ赤色LLCは乾くと薄ピンク色の粉状になるんですよね。

 

 

車体下にはLLC漏れ跡はありませんでしたが、

分解してみると良く分りますね。

 

 

ACコンプレッサー&オルターネーターを外し、

いろんなステーを分解して、やっとW/Pが外れます。

 

 

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せっかくココまで分解したので、

カム・クランクシールも、もちろん交換しますよね。

 

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エンジンの回転数に合わせて、

時々異音が有るとお聞きしています。

 

(オルタネーターのワンウェイクラッチプーリーの破損)

 

 

正回転には固定し、逆回転時にはフリーになるW/Cプーリーは、

SSTを使用し交換しました。

 

オルタネーターの発電状態は良好なので、

今回は本体は延命しW/Cプーリーのみ交換します。

 

 

 

 

 

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オルタネーターの奥にあるサーモスタッドも交換します。

 

作業スペースが空いている時に作業すれば、

数分で交換が出来ましたよ~。

 

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メイン依頼のタイミングベルトを交換して、

オートテンショナーとプーリーも交換します。

 

またファンベルトも同時に交換し、

こちらもアイドラプーリーx2個を交換しました。

 

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ファンベルト用のテンショナープーリーは

ASSYでしか部品供給が無く、しかも高額。

 

プーリーのベアリング自体は良好だったので、

今回はテンショナープーリー交換を保留にしました。

 

 

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忘れがちなフューエルフィルターは、

定期的に交換してくださいね。

 

 

 

コモンレール式のディーゼルの場合は

5万キロ毎にフィルター交換を推奨しています。

 

 

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LLCはエンジンを掛けながら、

ラジエターリフレッシャーで全量交換。

 

最後にLLC再生強化剤を注入し、

エア抜き作業も行います。

 

ラジエターキャップも交換しますね。

 

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・MTギアオイル

・Frデフ Rデフオイル

・トランスファオイル

4箇所のギアオイルはガルフ プロガードで交換します。

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カーエアコンリフレッシュαで

シングルエアコンの冷媒ガスをリフレッシュ。

 

220gほどガス量が少なかったようですね。

 

NUTEC NC-200も同時注入しました。

 

 

 

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タイヤを装着してアライメントリフトに移動します。

 

車高調整をして各ブッシュを1G締付。

 

 

ハイエースの前後車高基準値はモデルごとに違います。

 

リアの基準点を測定しその数値を基準値から引きますと、

新車時から下がった数値が分ります。

(この車両は-24mmほどリアが低くなっていました。)

 

 

 

フロント基準値から-24mm下げた数値で、

Fr車高を調整しました。

 

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車高が調整出来れば、

やっとホイールアライメントが調整できます。

 

 

ハンター ホイールアライメントテスター

(ホークアイ WA470)

 

 

高精度で測定すると、

調整前はバラバラな数値になっています。

 

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ハイエースのリアはリジットのために、調整は不可。

 

フロントのみを調整しますが

豊富な調整箇所と稼動範囲が大きいので、

調整自体はやりやすい車種ですね。

 

 

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試運転を繰り返して、

無事納車準備が整いました。

 

 

 

整備記録簿・200枚ほどの作業画像等は、

納車時の説明の中でお渡ししています。

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に、

お越しいただきありがとうございます。

 

 

8月末にお預かりした水色ハイエースは、

9月4日の台風21号通過中はリフトアップし整備中。

 

弊社工場の屋根が吹っ飛ばされないか?

入庫車両に損害が出ないか?とヒヤヒヤしました。

 

 

 

 

幸い弊社工場への損害はそれほど多くはありませんが、

スレート屋根が破損して現在応急処置をしています。

 

屋根の修理屋さんに連絡しても、

(現在200件ほど受付中で・・・いつになるかは?)と、

言われて自分たちでシートと土嚢で処置しました。

 

 

 

夜に自宅に帰ると地域は停電中で真っ暗、

ガソリンランタンで一夜を過ごす台風一過。

 

 

 

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大阪府堺市でここまでの被害は初めてなので、

台風への認識は少し変わったなと思いました。

 

 

 

台風一過 なんとか耐えれたのかなっと。

台風21号 大阪府を直撃し、すごい暴風でしたね。

 

お預かりしている全ての車両は工場内に保管していましたので、

お客様のお車への被害は幸いゼロでした。

 

スレート屋根が数点割れましたが、

弊社も大きな被害が無く一安心。(若干雨漏り中)

 

 

ニュースをみると関西は結構被害が大きいようなので、

ギリギリ弊社は被害が少なかっただけかもしれませんね。

 

 

大掃除も終わり明日からは通常営業に戻れますので、

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

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追記

自宅周辺は停電中で一夜だけ、

ガソリンランタンで過ごしてみました。