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和歌山県からエスティマACR30 リフレッシュプラン。  足回り・ブレーキ中心に整備しました。

和歌山県からお越しいただいたのは、

トヨタ エスティマ ACR30

H16年 走行距離11万キロ

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

以前にATF完全圧送式交換でご利用いただいて、

今回で2回目のリピート来店です。 ありがとうございます。

 

 

 

 

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まだまだこのエスティマを使用したいので、

サスペンションを中心としたリフレッシュを希望。

 

 

こんな感じでメールを頂いてから、

事前部品取寄せの前金制なども説明し、

予約来店していただきました。

 

 

 

 

入庫時点でメーカー欠品の多いサスペンション系の部品は

すでに入荷済みにしておきます。

 

 

 

 

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問診をしてから試運転。

距離相応のフワフワした乗り心地。

 

11万キロ使用したショックアブソーバーは、

もうすでに劣化しきっているようです。

 

 

 

 

そして事前ホイールアライメントを測定し、

数値を確認しますね。

 

 

SAIの左右差が大きく、

フロントトゥは大幅にトゥアウト。

 

 

 

 

このあとサスペンションをバラバラに分解するのに、

事前にホイールアライメント測定は無意味でしょうか?

 

私はそうは思えません。

現状確認(点検・診断)し整備作業をして、

最後にもう一度確認する事は点検整備の基本でしょう。

 

ユーザー側も現状を知る事が出来ますしね。

 

 

 

 

 

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スキャンツールやバッテリーアナライザー、

排気ガステスターなどを使用してコンディションチェック。

 

 

 

エンジン2000rpmで1分間。

 

触媒とA/F&O2センサーを活性化すると、

さらに良好な排気ガス数値になりましたので

こちらの部品はまだ大丈夫そうでした。

 

 

 

 

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電気負荷を掛けての発電チェックはやや悪い。

少し注意が必要ですね。

 

 

 

今後経過を観察して徐々に悪くなれば、

地元の整備工場さんでリビルト品への交換を勧めました。

 

 

 

 

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リフトアップしてタイヤを外し各部点検。

エンジンやATなどもチェックします。

 

 

希望整備を含めたオススメの整備プラン見積を制作し、

OKをいただきましたので作業を始めます。

 

 

 

 

 

 

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地元では交換不可と言われた

リア・アクスルビームのブッシュ交換。

 

 

弊社ではトヨタFF車の定番整備になっています。

 

2WD・4WDともに何十台も作業しているので、

サクサク分解しましたよ~。

 

 

 

 

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位置決めをしてからSSTと自作冶具を使用して、

ブッシュを圧入交換しました。

 

 

リアスプリングのインシュレーターも交換します。

 

 

 

 

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今回のエスティマのショックアブソーバーは

カヤバ ニューSRスペシャルで交換しました。

 

インシュレーターやバンプ、ベアリング等も

同時に交換しますね。

 

 

 

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フロント・ロアアームASSYと

エンジンマウントインシュレーター交換。

 

この車両はマウントを外さないとロアアームは外れません。

同時にすれば重複する工賃は節約されますよ~。

 

 

劣化しやすく交換がしずらい

左右の液封入式マウントインシュレーターのみ交換しました。

 

 

 

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まだ異音は発生していませんが、

予防整備としてのハブベアリング交換。

 

 

ロアボールジョイントも交換です。

 

 

 

 

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こちらも異音がする前にグリス&ブーツ交換で、

ドライブシャフトをリフレッシュ。

 

グリスが劣化すると粘度が落ちて油膜性能は低下、

そのまま使用し続ければ磨耗して異音が出ますよね。

 

 

 

耐久性の高い純正ブーツ・グリスKITでリフレッシュすれば、

長く使用できると思いますよ~。

 

シャフトが長い右側には中間ベアリングがありますので、

こちらも同時交換しました。

 

 

 

 

 

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ブレーキキャリパーもリフレッシュ。

 

分解したピストンは錆が付着していましたが、

コンパウンドで磨き上げて再生します。

 

(腐食が酷い場合はピストンのみ交換します。)

 

 

 

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ピストンシールとブーツを交換して組み立て。

 

ピストンを出し入れを繰り返し、

スムーズに動くか?を確認してから取り付けますね。

 

最初は渋い動きですが出し入れを繰り返すと、

馴染みが出てスライドが軽くなるのです。

 

 

 

 

 

 

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キャリパーホルダー側のブーツを交換してグリスを再注入。

 

ブレーキパッドシムにもグリスアップし、

当り面を研磨して再利用しました。

 

 

 

 

 

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ディスクローターは研磨作業で再生し、

耐熱塗装で軽く化粧直し。

 

 

ここまですればコントロールしやすいブレーキになりますよ~。

 

 

 

 

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スタビライザーを保持しているブッシュも

結構酷使されているので同時に交換します。

 

このブッシュが緩くなると軋み音が出ますので。

 

 

 

 

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ノーマルプラグからNGK RXプラグに交換。

 

長寿命高性能プラグなら

次回推奨交換時期は10万キロになります。

 

(ノーマルプラグは2万キロ)

 

 

 

劣化しギャップの開いたスパークプラグは

エンジン性能を低下させるだけではありませんよ~。

 

バーンタイムが短くなりコイルの要求電圧も高くなるので、

イグニッションコイルに大きな負荷が掛かります。

 

イグニッションコイルの故障予防にも、

スパークプラグは定期的に交換しましょう。

 

 

 

 

 

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エンジンルームの奥にあるスロットルボディを清掃し

学習値を初期化。

 

ブレーキフルード交換でエア抜き作業も行います。

 

 

 

 

 

 

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アライメントリフトに移動して、

アームブッシュを固定するボルトを1G締め付け。

 

ブッシュに掛かる不要なテンションを開放してから、

規定トルクで締付けますね。

 

 

 

そこから軽く試運転をし、

ホイールアライメントを調整します。

 

 

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ハンター ホイールアライメントテスター

(ホークアイWA470)

 

 

ホイールに装着した軽量クランプ式ターゲットを

2X2の高性能センサーで動きを捕捉し瞬時に演算。

 

 

乱れた数値を整えながら、

ホイールアライメントを調整しました。

 

 

 

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リアのスラスト角はやや左右差がありますが、

これぐらいならシムを装着しての調整は不要です。

 

 

フロント側は左右差が大きかったSAIが

キレイに整いましたね。

 

 

 

 

ある程度走行しサスペンションが劣化した車両に、

ホイールアライメント調整のみの数値合わせをしても、

私はあまり意味がないと思っています。

 

 

ブッシュ・アブソーバー・インシュレーター等を

トータル的に整備しないと

なかなか新車時に近いフィーリングには回復しない。

 

 

 

 

(なるべく低予算でショックアブソーバーのみ交換したい)

とメール相談されますが・・・。

『その整備は意味がないので止めた方がよいですよ~』と

お伝えしています。(5万キロ以上の走行車)

 

 

 

厳しい事を言うようですが、

サスペンションに関してはトータルバランスなので、

整備士の意見をお伝えするようにしています。

 

 

 

 

 

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最終チェックをして納車となりましたが、

納車後の夜にユーザーさんからメールをいただきました。

 

 

 

乗ってスグに違いが分かり、

帰りの高速走行も走りやすくなったと体感されたようですね。

 

前回入庫時にATF圧送式交換と

カーエアコンリフレッシュαを実施しているので、

これで良い状態で長く使用できると思いますよ~。

 

 

 

 

 

サスペンションとブレーキのリフレッシュは、

非常に効果が分かりやすい。(体感しやすい)

 

逆にドライブシャフトやハブB/G交換などは

異音がなければリフレッシュ後の体感は感じにくいです。

 

 

ですが作業重複度を考慮せずにバラバラに作業するよりも、

同時に実施した方が工賃も節約できて予防整備に繋がる。

 

 

 

 

 

国産乗用車の10年10万キロぐらいでヘタりを感じているなら、

それはきっと整備不足です。

 

適材適所の正しい整備をすれば、

ま~だまだ長く快適に使用できるはず。

 

 

リフレッシュプランのご相談・ご予約は、

HPお問い合わせフォ-ムからお待ちしていますね。

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

5/17最新版 加筆しました。  近々の予約状況とリフト新設・土間工事のお知らせ。 工事期間中は全面作業がストップ!! 

ミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

以下のブログ内容は4月20日にアップしました

設備工事のご案内ブログを少し加筆しました。

(18/5/17  最新版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はいつもの整備ブログではなく、

近々の弊社予約スケジュールについてお知らせです。

 

 

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6月10日ぐらいから6月26日までは弊社のリフト入れ替え工事や、

土間工事がスタートし予約整備は全面的にストップします。

 

今回工事をしないアライメントリフトがあるスペースは、

6月26日からATF交換やDSCが少しずつ再開出来る予定です。

(その他の部分はコンクリ養生期間のため車両乗り入れが不可)

 

 

 

現状の予約状況ですが工事開始までのATF交換と

DSCの各予約枠は満杯になり7月以降からのご予約になります。

 

 

 

 

 

数週間お預かりする(リフレッシュプラン)も満杯で

今予約をいただいても 8月上旬以降からの

ご入庫になると思います。

 

 

リフレッシュプランに関しては作業内容によりますので、

詳しくは一度メールにてご相談していただけると助かります。

 

 

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15年以上使用した2柱リフトは今回撤去し、

別の整備工場にてまた働いてくれるでしょう。

 

リフトメンテは入念にしていたので、

オイル漏れもなくチェーンの磨耗もない優秀なリフトでした。

 

 

 

 

 

そして整備リフトの完成系である

ビシャモン・ファンタスリフトを1機増設します。

 

3.5tまでリフトアップ出来る高剛性リンクの

ファンタスリフトが既存と合わせての2台体制。

 

既存のスライド式ビシャモンGリフトと

ドライブオン式アライメントリフトが各1台。

 

 

 

2柱リフトからファンタスに変更する事で、

ランクル100・ハイエースロング・レクサスLSなどの重量級が

同時にリフトアップし平行して作業可能になる予定です。

 

リフト待ちが減ってお引き受け出来るキャパも増えますので

お待たせしている予約待ちも今より少なくなると睨んでいます。

 

完成するまでの間は予約状況が混雑すると思いますが、

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

ニッサン ステージアPMN35 リフレッシュプラン。 金沢から陸送プランで入庫しました~。

『もしその車両が私の愛車なら、

限られた予算の中でどこから整備するのか?』

 

 

こんなテーマを掲げながら

お客様のお車をリフレッシュする整備メニュー

(リフレッシュプラン)

 

 

今回のリフレッシュプラン依頼で富山県から運ばれてきた

ニッサン ステージア PNM35  走行距離119000km

 

 

 

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遠方のため弊社までの2往復が難しい場合は、

陸送プランもご用意しています。

 

 

提携陸送会社の最寄営業所までは

ユーザーさんにて搬入してもらい弊社までの陸送依頼。

 

 

今回は富山県在住の方なので

陸送会社の最寄営業所は金沢SC。

搬入後は大阪営業所経由の弊社届け。

 

 

今回は往復ともに陸送をご利用いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

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もちろん今回始めての入庫ですから、

ユーザーさんとは面識ゼロ。

 

そこでこんな場合はお電話にて会話をさせていただき、

希望整備や車両の不満点・改善点をお聞きしています。

 

 

なるべく多くお話をして整備方針をお伝えし、

安心してお任せいただけるよう努めています。

 

 

(電話問診)みたいなものです。

 

 

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試運転をして事前アライメントを測定します。

 

 

数値的にはフロント トゥ以外は悪くはない。

ただ乗り心地は非常に悪い。

 

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試運転ではフロントからコトコトと結構な大きさの異音があり

コーナリングでフラつき揺れが収まらない。

 

 

 

この後に行うサスペンションのリフレッシュで

見違えるように改善するでしょうね。

 

 

 

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エンジン燃焼状態のチェックには、

排気ガステスターで確認します。

 

 

 

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HCの数値が高く140ppm

臭いもチェックすると良く分かりますね。

 

 

 

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スキャンツールを接続しライブデータを確認。

バッテリーアナライザーでバッテリー充電状態チェック。

 

 

リフトアップして下回りやエンジンなどと、

ブレーキキャリパーは外して各部点検。

 

 

ここまで調べて整備プランが制作できます。

(よくある無料点検とは全く違う内容でしょう。)

 

 

 

 

車両状態と整備プラン内容をユーザーさんに説明して、

予算に合わせた内容にまとめます。(協議)

 

整備プランが決まれば

事前入荷した部品以外の部品を発注します。

 

 

 

 

それでは作業内容を順番に紹介しますね。

 

 

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フロント足回りはバラバラに。

 

ここまで分解すればボールジョイント部のガタは

判定しやすいですね。

 

 

 

 

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まずはブレーキから。

 

右リアキャリパーは数年前に固着したそうで修理済み。

 

 

今回4輪とも分解すると右リア以外の3個も

錆が進行していました。

(完全固着の一歩手前ですかね。)

 

 

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そのうち1個は再利用不能。

他の2個はまだ何とかなるレベルですが、

今回は3個全てキャリパーピストンを新品交換します。

 

 

(右リアのピストンのみ再利用は可能でした。)

 

 

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キャリパーとダストブーツの縁が錆腐食が少し有り、

軽くブラストして耐熱塗装。

 

 

キャリパーシリンダーのダストブーツ溝のみ塗装し、

内側はグリスとフルードがあるので未塗装です。

(シリンダー内は塗っちゃダメですから)

 

 

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キャリパーシールを装着し

新調したピストンを挿入しダストブーツ装着。

 

ピストンを出し入れしてブーツの装着具合と

ピストンの動きを確認します。

 

 

 

 

 

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錆で再利用不可のブレーキパッドのバックシム。

 

新品に交換してWAKO’S BPRグリスを塗りました。

(耐熱・耐水・耐久グリスがパッド共振を防ぎ持続します。)

 

 

 

 

 

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キャリパーのスライドピンの穴はやや錆気味。

 

ホーニングブラシでキレイにし、

グリスとダストブーツを交換しました。

 

ホルダー部のシムも新調すれば完璧ですね。

 

 

 

 

 

 

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ディスクローターも研磨にて再生。

 

 

荒れたローター面を整えて、

ブレーキタッチを回復させました。

 

これでコントロールしやすくフィーリングの良い、

安全なブレーキになりましたね。

 

 

もちろんパーキングブレーキも調整しています。

 

 

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ショックアブソーバーは純正品のオーテックモデル。

 

PNM35専用のアブソーバーを新調します。

 

 

 

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フロント ショックアブソーバー交換

マウント・バンプ・ダストブーツ等も同時に交換します。

 

 

 

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リアショックアブソーバーもオーテック。

 

ブッシュやスプリングゴムシートも交換しました。

 

 

 

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ロアアームNO,2は左右交換。

 

劣化したブッシュやボールジョイントをASSYで交換しました。

 

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タイロッドエンドやナックル部のジョイントは、

ブリスを入れ替えてダストブーツは社外品で交換。

 

 

メーカーの純正ダストブーツ単体、

もしくB/J単位で部品供給は無し。

 

 

車検に不合格になる為

ダストブーツは社外汎用品で対応しました。

 

 

 

社外汎用ブーツを使わなければ、

ナックルASSY交換で部品代が数万円。

(ダストブーツぐらいは純正供給してほしいですよね。)

(社外ブーツは1個数百円ですし)

 

 

 

 

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試運転時のコトコト音の原因は、

ロアアームNO,1 スタビリンクロッドのボールジョイント。

 

 

組み付けた状態では分からないですが、

外してみるとガタが大きい。

 

こちらも交換しました。

 

 

 

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サスペンションがバラバラな状態なら、

サブフレームを降ろしてのE/Gマウント交換はオススメ。

 

 

 

非常に狭くナットが回せないのですが、

工具を駆使して何とか交換しました。

 

 

ATマウントインシュレーターは

簡単に交換出来ました。

 

 

 

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FRベースの4WDでFrドライブシャフトの負荷は少ないですが、

今回はFrのみオーバーホールをします。

 

(FF車2WDの負荷に比べてですが・・・。)

(4WDのリアはまず大丈夫でしょう。)

 

 

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耐久性の高い純正ブーツ&グリスKITでリフレッシュ。

 

 

ここまですれば今後10万キロは

Frドライブシャフトの心配はなくなるでしょうね。

 

 

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排気ガスの数値が悪いのは、

スパークプラグの劣化でしょう。

 

 

イリジウムプラグの電極が磨耗しギャップ拡大は

良い状態ではないですね。

 

 

 

NGK 長寿命&高性能プラグ (RXプラグ)

こちらで6本交換しました。

 

 

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おそらく一度も清掃した事が無いだろう。

かなり汚れていた電子制御スロットルボディ。

 

 

 

専用クリーナーで清掃し、

スキャンツールから初期化(急速TAS)を実行しました。

 

これでアイドリングも安定し、

燃費にも貢献してくれるでしょう。

 

 

 

 

 

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フロント/リアデフオイルは

ガルフ プロガード 75W90

 

 

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粘度の低いトランスファオイルには

アイシンAFW+を使用しました。

 

 

 

 

 

 

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エアコン冷媒ガス量は40gほど少なかっただけなので、

漏れも無く優秀ですね。

 

重量管理でリチャージし、

NUTEC NC-200も同時注入しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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全てを組み立ててから、

アライメントリフトに移動。

 

1G締め付けをしてブッシュの無駄なテンションを開放し、

ボルト・ナットをマシ締めします。

 

 

そこから軽く試運転をして、

ホイールアライメントを調整しますね。

 

 

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組み立てたスグの状態はバラバラな数値ですが、

ハンター社ホークアイWA470で測定しながら

各アライメント数値を調整します。

 

 

 

クレイドル調整でSAIやFrキャンバー・キャスターを整えて、

リアはキャンバー/トゥを微調整。

 

最後にステアリングセンターとFrトゥを調整します。

 

 

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出来るだけ左右差を少なくし、

直進安定性重視で調整しました。

 

 

最後に試運転をするとコトコト異音は消え去り、

かなり走りやすいステージアになりましたね~。

 

 

 

ユーザーさんに報告し陸送手配で納車をします。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

http://minato-motors.com/blog/?p=17765

6月中旬から始まる設備工事のため、

予約スケジュールは非常に混雑しております。

 

予約が確保しずらい状態ですがご理解の程宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

それとリフレッシュプランの整備の中で、

サスペンション整備をメインに希望される場合は、

前金を頂いて部品を事前に入荷するようしています。

 

 

 

今回のステージアのオーテックショックは

リア右のみがメーカー在庫無しで納期は1ヶ月強の予定でした。

 

ステージアのメール相談されたのが3月中旬。

車両入庫日が4月末でショック入荷が4月25日。

 

サスペンション系は全部品が揃わないと、

作業が進まないのでご協力をお願いしています。

 

 

 

それではHAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

GW期間中のご利用いただきありがとうございます。 まとめて紹介しますね~。

4月下旬から5月上旬までのGW期間中には

たくさんの作業依頼をいただきました。

ありがとうございます。

 

 

 

トラブルもなく順調に作業は進行し、

無事納車が出来ました。

 

 

 

 

 

前半に入庫が多かったのがマツダ CX-5。

 

 

・DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)

SKY-2.2Dのインテーク系に蓄積する煤を

ドライアイス洗浄で完全除去

 

・ATF圧送式交換 (for NUTEC NC-65 &NC-RF)

ATF交換はNUTEC リンシングフルードでプレ洗浄してから

NC-65で圧送式交換。

 

・カーエアコンリフレッシュα。

エコマックスJRで冷媒ガス交換と

AC添加剤NC-200 の同時注入。

 

 

 

 

 

 

 

 

大分県からのCX-5 KE2AW

H25年 9月 13万キロ

 

・DSC

・ATF圧送式交換

・カーエアコンリフレッシュα

 

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福井県からのCX-5 KE2FW

H25年式 5万キロ

 

・DSC

・ATF圧送式交換

 

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岡山県からのCX-5 KE2FW

H24年式 9万キロ

 

・DSC

・ATF圧送式交換

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愛知県からのCX-5 KE2FW

H24年式 4万キロ

 

・DSC

・ATF圧送式交換

・カーエアコンリフレッシュα

 

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日帰りでのATF/CVTF交換も作業しました。

 

 

千葉県 ヴォクシー ZRR70W

走行距離10万キロ

 

・CVTF圧送式交換(NUTEC NC-RF & NC-65)

・カーエアコンリフレッシュα

 

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石川県からはLS460 (北九州ナンバー)

USF40 走行距離13万キロ

 

・ATF圧送式交換 (NUTEC NC-RF & NC-65)

・デフオイル交換(NUTEC NC-70 75W90)

・カーエアコンリフレッシュα

 

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GW期間前からリフレッシュプランでお預かりし、

作業は順調に進めています。

 

 

滋賀県からはクラウン GRS180 (山口ナンバー)

サスペンションやブレーキ系とATF交換などを整備中です。

 

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富山県からはステージア PNM35 (金沢ナンバー)

 

こちらもリフレッシュプランで

サスペンションからブレーキを中心としたフルメンテナンス中。

 

もうすぐ納車出来そうですね。

 

 

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全国各地から御来店いただいてありがとうございます。

一部車両の紹介になりますが、

作業台数が多いので選抜してアップしました。

 

 

 

 

せっかく大阪まで来たので整備でお預かりしている間は

皆さん観光を楽しんでいたようですよ~。

 

 

 

弊社から大阪市中心のキタ・ミナミ・天王寺までは、

目の前のJRもず駅から30分以内で到着します。

 

USJも代車で高速に乗れば40分で着くでしょう。

 

 

 

観光ついでに弊社をご利用していただければと思います。

HAAPY CAR LIFE!!

 

 

 

三重県からニッサン フーガKY51  リフレッシュプランでサスペンション&オイル類をリフレッシュ。

三重県からお越しいただいたのは

ニッサン フーガ KY51

H24年式 72700km

 

 

リフレッシュプランのご依頼です。

 

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こちらのオーナー様からは先月にニッサン プリメーラを

リフレッシュプランでご利用いただきました。

ありがとうございます。

 

 

そして今回はフーガのリフレッシュ整備も依頼されました。

 

 

 

 

 

問診をしてから試運転。

 

まだ7万キロなので軽い市街地走行では、

大きな違和感はなさそうです。

 

距離相応のフィーリングでしょう。

 

 

 

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エンジン燃焼状態をチェックするには、

まずは排気ガステストが基本ですよね。

 

 

CO・HC共にほぼゼロで、CO2もまずまずな数値。

 

 

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事前アライメント測定でコンディションチェック。

 

フロント・リアともに大幅なトゥアウト。

これでは高速走行時の安定性は悪いでしょうね。

 

 

 

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そこからリフトアップして車両全体を点検します。

 

 

 

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アーガス社バッテリーアナライザーで

充発電状態をチェックして、

 

スキャンツール(G-SCAN)で

データモニターの数値確認。

 

 

 

 

デジタル・アナログ両方から点検し、

予算に合わせたオススメの整備プランを

提案させていただきました。

 

 

 

整備プランの見積はメールにて送信。

 

お電話でプラン内容を説明しながら、

予算に収まるように修正します。

 

 

整備内容に不明な点がありましたら、

この時にぜひご質問してくださいね~。

 

 

 

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まずは第一希望整備のショックアブソーバーから交換します。

 

 

希望整備一位がショックアブソーバー交換なら、

入庫前に全ての部品を入荷しておくようにしています。

 

入庫後に発注しても全ての部品が揃わない場合も多く、

またサスペンション系は部品点数も多いので

1点でもメーカー欠品になると納車時期が未定になります。

 

 

 

そうならないように前金制になりますが、

先行して発注しておきました。

 

 

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今回はカヤバ エクステージ スプリングKIT

 

付属のスプリングを装着すると

ノーマルから約20mmローダウンに変更。

 

 

 

マウントやインシュレーター等は、

純正品で交換しますね。

 

 

 

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ムラタトレーディング社の

ラジエターリフレッシャーを使用して、

LLCを全量圧送式交換します。

 

 

 

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ダイヤフラム式ポンプで圧送する事により、

微細なエアバブル発生し冷却ラインに流れます。

 

エアバブルが配管内で弾けると

ライン内に付着した汚れが剥がれ循環します。

(キャビテーションを利用)

 

 

 

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5ミクロン・20ミクロンの高密度フィルターで回収し、

ろ過をしつつ再度ポンプで圧送し続けます。

 

 

 

 

エンジンを掛けながらの20分は常に循環させ

E/G・ラジエター・ヒーターのLLCを全量交換。

(時々レーシングもして循環を促す)

 

 

 

 

 

 

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最後にエア抜き作業とLLC再生強化剤を投入します。

 

 

スーパーLLCでも年々防錆と消泡性能は低下しますので、

定期的なメンテは必要ですよ~。

 

 

 

 

 

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知らない人は絶対にやっちゃダメなのが、

ニッサン デュアルスロットル清掃&初期化。

 

 

シングルスロットルの初期化(急速TAS)は

マニュアル通りで出来ますが、

デュアルの場合は手順が変わります。

 

初期化に失敗するとリカバリーするのに

大幅な時間が掛かるので注意が必要ですよ~。

 

 

 

 

 

ネット検索してもデュアルの急速TASは、

弊社ブログ以外はあまりヒットしないですよね。

 

 

今回も無事に洗浄・初期化を完了しました。

 

 

 

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ニッサン7速ATのATFを交換します。

 

 

使用するATFチェンジャーはJAM社(トルコン太郎)

プレ洗浄はNUTEC NC-RF(仮名)にて行います。

 

 

ATFの状態をチェックしてホースを接続し、

全量イッキに圧送式で交換しますね。

 

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ニューテック・ルブテクノロジーで誕生した

プレ洗浄用フルード(NC-RF リンシングフルード)

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

弊社がNUTECさんに企画を持ち込んで、

製品化してもらいました~。

 

 

 

今のところは弊社のみの取扱商品で、

しかもキャンペーン価格で絶賛提供中。

(以前使用していたアイシンAFW+と同額で変更OK。)

 

 

 

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NC-RFでプレ洗浄後にやっと本命ATFを使用します。

 

NUTEC最高峰ATF 『NC-65』

全化学合成ATF エステル系

 

 

極限まで高められた油膜性能は

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

 

耐熱性の高い全化学合成基油は、

超ロングライフにお使いいただけます。

 

 

多段化AT&大排気量車にはぜひオススメします。

 

 

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スカッときれいになりましたね。

 

ここまでキレイになれば

次回交換推奨距離は約6万キロです。

 

高い初期性能が長~く続きますよ。

最後に規定温度でATFレベル調整を行いました。

 

 

 

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デフオイルもNUTEC。

NC-70 75w90 全化学合成ギアオイル

 

ガスケットも交換し、規定トルクで締め付け完了。

 

 

 

 

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カーエアコンリフレッシュαで、

ACガスをメンテナンス。

 

 

 

デンゲン社エコマックスJrで

エアコン冷媒ガスをリフレッシュします。

 

同時にNUTEC NC-200を注入し、

コンプレッサーの潤滑・気密性を強化しますね。

 

 

 

 

このフーガは冷媒ガスの減少は、

50gと少なかったようですね。(漏れが少なく優秀ですね。)

 

 

 

 

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アライメントリフトに移動して1G締め付け。

各ブッシュの無駄なテンションを開放しマシ締めします。

 

 

軽く試運転をしてから

ホイールアライメントを調整しますね。

 

 

 

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ハンター社ホイールアライメントテスター(ホークアイWA470)

最新鋭テスターでホイールアライメントを測定します。

 

4つのカメラセンサーに軽量樹脂クランプターゲット。

 

ホイールを傷付けず早く正確に、

高精度の測定が出来るようになったWA470。

 

 

 

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アライメントリフトはビシャモン イヤサカリフト。

 

上昇させロックボタンを押すとリフトが降下し、

所定の位置でガチャンとリフトをロックします。

 

 

さらに無駄な油圧も開放して機械的にリフトを固定。

 

高い水平レベルが求められるアライメントリフトは、

国産NO,1リフトメーカーのスギヤス ビシャモンリフト。

 

 

 

 

 

スギヤスはリフト製造会社でイヤサカは整備機器の販社。

 

イヤサカがスギヤスにオリジナルで発注したのが、

このイヤサカリフトなんですね。(ややこしいな~。)

 

 

 

 

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各調整箇所を作業し全体を見ながら、

左右差を15’以内に収めました。

 

 

メーカー基準値プラスαで調整しました。

 

 

 

試運転と最終確認をして、

無事納車となりました~。

 

 

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本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に

お越しいただきありがとうございます。

 

 

GW中ですが無休で営業をしています。

 

弊社はメールでの完全予約制なので

大型連休などは電話や急な来訪などはなく、

スケジュール通り進むので作業に集中できますね。

 

 

全国各地から予約来店をいただいているので、

逆にスケジュール通りに終わらないとご迷惑が掛かりますし。

 

 

 

今年のGWのご予約は早い段階から埋まり、

3月中にはほぼ満杯となりました。

 

土日祝や連休などは希望日が確保しにくいので、

お早目のご相談の方が確保しやすいと思います。

 

 

 

 

HP(お問い合わせフォーム)をご用意していますので、

そちらから是非ご相談いただくようお願い致します。

 

それではHAPPY CAR LIFE!! 良い連休を!!