こちらではここまで錆びたりしないのですが。 三菱 アイ 点検整備
車検繁忙期の3月
時間に追われながらの作業。
3月末に近づくほど車検場が混みだすのは例年通り。
酷くなると場内に入れない。 (大阪だけなの??)
何とかならないですかね~。
有効期限を前後に延長してくれると
混雑も少しは緩やかになるんですけどね~。
三菱 アイ HA1W
H19年式 11万キロ走行
昔からお付き合いのあるお客様から。
最近、譲り受けた車両で検査満了日まで1年ほど。
1年後の車検を見越しての車両点検になります。 (現状確認)
(乗れそうなら、継続検査をしようかな?と考え中だそうですよ。)
下回りとボディ外装は塩害?で
サビサビになっていますね~。
聞けば北陸地方の方から譲り受けたそうです。
全体的にサビが酷いのですが、
ブレーキ関係が特に危険な状態。
段付磨耗 と ディスクローターの腐食。
キャリパーは何とかイケそうなので
ローター研磨とパッド交換を行います。
続いてリア側も。
ブレーキドラム内も やや腐食気味。
ブレーキライニングの当りも悪く、
こちらももドラム研磨 と ライニング交換。
かなりブレーキの効きが悪かったと思いますよ~。
リア右のホイールシリンダは
固着して動きません。
錆やすい鉄製シリンダは
オーバーホールは止めて新品に交換しました。
前所有者のメンテナンスは
消耗品中心に交換していますので
アレもコレもダメ! と言うほどでもなく、
まだまだ乗れるのですが・・・。
やはり塩害の影響で
簡単に外せる部品が固着して外せなかったり、
ボルトを緩めると折れてしまったり、
スンナリ作業出来ない可能性を考慮すると
そんなに長くは使用出来ないかもね?とお伝えしました。
大阪府 堺市周辺で使用する分には
錆の進行も かな~りユックリになるので
1年後の車検時にどうするか?
その時に判断しましょうと説明したんですよ。
堺市はほとんど降雪も凍結も無いので、
塩害被害はあまりないのです・・・。
オーダーが無ければシャーシブラックの塗装なんて
乗用車にはしないですからね~。
寒い地域でお住まいの方は、
こんな事がよくあるのでしょう~。 大変だと思います。