ACコンプレッサーから異音発生。 内部の損傷次第では・・・・。
ヨタ プロボックス
17万キロ走行。
警備会社様の業務車両で
長い間頑張ってきましたが
ついにクーラーコンプレッサー周辺から
異音がしてきました。
長ーいマイナスドアイバーを耳にあてて
先端をエンジン各部に当てていきます。
やはりゴロゴロ一番音が大きかったのが
クーラーコンプレッサーでした。
エンジンから脱着して
手でプーリーも回転させると
内部のベアリングでしょうか?
ゴロゴロしてますね~。
ベアリングだけの損傷なら
リビルト品と交換ですが
内部の機構まで破損していると
少し厄介です。
削られた金属粉がサイクル全体に広がると
コンプレッサーのみ交換では直らないですから。
各配管とコンデンサーをチェックすると
金属粉は無さそうですね。
有れば距離と年式を考えると
廃車になってしまいます。
リビルトコンプレッサーを交換すれば
同時にフィルター&ドライヤーも交換しましょう。
もちろんオーリングも新品に。
今時の高効率エアコンシステムでは
昔のようなリキッドタンクは無くなりましたよ~。
『カーエアコンリフレッシュα』でおなじみの
デンゲン製 エコマックスJr 全自動エアコンガス再生装置。
http://minato-motors.com/blog/blog-entry-330.html
低高圧パイプに接続し
少し長めの20分間 『真空引き』していきますね。
空気の排出 と 湿気の除去が目的ですよ~。
真空引きが終われば
規定容量の冷媒ガスと
デンゲン製AC添加剤を注入します。
エコマックスjrが自動で
350g分を重量測定しながら液化注入。
最後に『冷却性能テスト』 と 『ガス漏れ点検』。
外した配管部は当然ですが
漏れそうな所も一緒にチェック。
デンゲン製 スーパーリークテスターで
微量な漏れも確実にチェックしますよ~。
こちらの車両管理は
ミナト自動車がしていますので
乗り換えスケジュールでは
あと2年は現役で働く予定。
25万キロまで頑張ってもらいましょうか。