トヨタ・レクサス直噴エンジンのインテーク系カーボン堆積完全除去。ドライアイスで短時間に完璧に除去出来ますよ~。
兵庫県からお越しいただいたのはトヨタ マークX GRX130。
平成24年式 10万キロ走行
ガソリン直噴エンジンの吸気系に堆積するカーボン除去(DSCドライアイスショットカーボンクリーニング)のご依頼です。
弊社では7年以上前からトヨタ・レクサスのGR系直噴エンジンにはインテークバルブ周辺にカーボンが堆積しますよ~とアナウンスしてきました。
おかげさまで多くのユーザーさんに弊社ブログを見てもらい、全国各地からDSCのご依頼をいただいています。 誠にありがとうございます。
試運転をしてからインテーク系の部品を外していきますね。
・スロットルボディ
・樹脂製サージタンク
・スワールコントロールバルブ
これで6気筒12個あるインテークポートの内部が確認できますね。
中の様子を見てみましょうか!!
バルブ傘部にはカーボンが堆積し、シャフト部にもカマキリの卵状にカーボン堆積。
またポート内径のは1mm程の厚みでカーボンが覆っています。
燃焼効率を上げるために内部EGRを導入しているGR系エンジン。
構造上インテークポート内に排気ガス(煤を含む)が流入します。
従来型のポート燃料噴射式であれば、この部分は燃料で洗い流されてカーボンの堆積は少ない。 ですが直噴式の場合はポート内での燃料噴射はなく、燃焼室に直接燃料噴射をするのでカーボンを洗い流す機会がないのですね。
深く狭い筒状の最深部にあるカーボン堆積を手作業で完全除去するのはほぼ絶望的。(O/H以外)
弊社が独自に開発したDSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)なら、(エンジンにノーダメージで短時間で完璧に)除去が可能です。
作業詳細は完全非公開で企業秘密。
オーナーさんでも見学はご遠慮していただいています。
(その代わりに作業中の様子はデジカメで撮影していますので、納車時にはその画像をお見せしています。)
ブログでも秘密ではない(見せれる部分のみ)公開しています。
マスキングをしてドライアイスペレットをドライアイス洗浄機に投入。
DSC専用ノズルとアダプターをガンに装着し、軽くテストでワンショットしますね。
ドライアイスペレットが直撃した部分だけキレイに剥離しました。
数種類あるDSCノズルとアダプターを組み替えて、ポート内が全てキレイになるように洗浄していきます。
全6気筒12ポート全て洗浄完了。
手作業でここまでキレイに、かつ短時間にカーボン除去出来るのはおそらくDSCのみだと思いますよ。
スワールコントロールバルブもドライアイス洗浄でキレイになりました。
DSCオプション整備でスパークプラグ交換も実施。
NGKプレミアムRXで交換します。
ガスケット類は全て純正品で交換し組立ます。
スロットルボディも清掃し初期化しました。
組立後にエンジン始動で完全暖機。
試運転をして無事納車となりました。
ガソリン直噴エンジンは高圧微細噴射された燃料を吸気渦で撹拌し、短時間でガソリンを気化させる事が必要です。
ガソリンが気化する前の微細な液体状態で高温燃焼すると、黒い粒のカーボン(煤)になります。 つまり燃焼せずにパワーに変換されなかった事になりますよね。
その分は燃料を無駄にしているので、それを新車時の状態に戻すのがDSCの目的です。
トヨタ・レクサスのGR系直噴エンジンへのDSC作業は、朝9時半入庫で夕方納車の日帰り作業で完了します。
無償代車も用意していますので日帰りではなく、数日預かりや1週間預かりも対応可能です。
DSCの御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。 それではHAPPY CAR LIFE!!