福井県からマツダCX-5 ATF完全圧送式交換!!全化学合成ハイパフォーマンスATF ニューテックNC-65!
前回・前々回ブログから3部に分けて紹介しているマツダCX-5のDSC・マルチサーブ・ATF交換作業。
http://minato-motors.com/blog/?p=33419 その1
http://minato-motors.com/blog/?p=33469 その2
通常は1泊2日で納車していますが、今回は1週間お預かりで作業をさせていただきました。
マツダCX-5 KE2AW 走行距離10万キロ
最後の作業はATF交換。
まずはATFの状態を確認し、ATオイルパンを外します。
ストレーナーも交換しオイルパンは洗浄します。
ATケース側とオイルパン側の密着部を完全脱脂して、液体ガスケットで再装着。
弊社のオイルパン組立用の液体ガスケットは某国からの直輸入品。
性能はもちろんですが作業性が良く、仕事が早くキレイに仕上がるのが特徴。
この液体ガスケット以外では作業する気が起きないほどで、なぜ国内で流通していないのかが不思議です。
排出した分のATFを補充し、完全暖機。
漏れをチェックして密封式ATにアダプターを接続。
これで密封式ATのATF圧送式交換の準備が出来ました。
まずはプレ洗浄を行います。
使用するプレ洗浄フルードはニューテックNC-RF。
弊社が企画しニューテックさんに作っていただいたスペシャルリンシングフルード(NC-RF) 今のところ国内では弊社のみの取り扱い商品になっています。 http://minato-motors.com/blog/?p=17434
それではニューテックNC-RFで全量圧送式交換をしますね。
オイルパンを洗浄しプレ洗浄をして、やっとここまでキレイになりました。
左奥が新油モニター。
中央ビーカーが廃油ATF。
右手前がクリーナーモニターでプレ洗浄後のATF。
ほぼ透明のNC-RFよりやや汚れていますが、廃油ATFと比べるとかなりキレイになったのが分かると思います。
このまま15分アイドリングタイム。
このあとは本命ATFでもう一度交換しますね。
弊社では高トルクが発生するスカイアクティブ-Dに、ニューテック NC-65のみをオススメしています。
全化学合成ハイパフォーマンスATF エステル系
極薄で強靭な油膜性能はローフリクション・ハイパフォーマンス。
高温・高圧・高回転時でも長く安定して油膜を確保するNC-65は、輸入車大排気量エンジン搭載車の多段AT・DCTに向けて開発されました。
SKY-Dr6速ATに対しては、既に数百台ほど使用してきました。
ユーザーさんの評判も良く、みんカラ等のSNSでも高評価ですね。
高価なエステル系ベースオイルを使用していますので、一般走行レベルの熱負荷であれば、そんな簡単には劣化せず長く使用が出来ますよ~。 純正ATFよりも数段ロングライフ化になります。
完璧に入れ替わりましたね。
ここまでキレイになれば次回交換推奨距離は約6万キロ。
最後にATFクーラーを洗浄し、フルードレベルも規定温度で調整しました。
トランスファとリアデフオイル交換はニューテックNC-70。
全化学合成ギアオイル エステル系
DSC・マルチサーブ・ATF交換などの作業が完了し、最終試運転を行います。
最終チェックをして無事納車となりました。
納車時には撮影した画像を見ながら、どのような作業をしたのかを説明しています。
またマルチサーブのアフターケミカルも手渡ししています。
アフターケミカルはインジェクター用・DPF用と各1本ずつ、燃料タンクに投入するタイプで遅効的に内部を洗浄します。
本日もミナト自動車ブログ日々是好日にお越しいただきありがとうございます。
DSC・マルチサーブ・ATF交換のご依頼は、HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。
必要事項を記入し見積希望と送信していただければ、数日後には返信が届くと思います。 どうぞ宜しくお願い致します。