ゼロクラウンにNC-65。 NUTEC ATFで完全圧送式交換。
三重県からお越し頂きました。
H16 クラウン GRS180
ATF交換依頼です。
メールお問い合わせ時にはお見積のみで
プレ洗浄をしてから使う本命ATFは
入庫時に決めて頂く事になりました。
取扱ATFは常時在庫していますので
ご安心ください。
100%化学合成(エステル系) ハイパフォーマンスATF
NUTEC ZZ51改 or NUTEC NC-65
純正ATFより
はるかに高性能で高耐久化した『ZZ51改』
エステル基油を使用した
ハイパフォーマンスATFなんですよ。
それをさらにレース下での
高温、高圧、高回転にでも耐えれるよう
エステル基油成分の割合を増やし
DCT や 7速以上の多段ハイパワーATにも
使用できる為に 低粘度化しパワーアップされた 『NC-65』
Q
レースでも使用できる高性能ATFを
一般走行車に使うとどうなるのか?
A
レース環境ほどATFが熱劣化しないので
高い初期性能が長~く続きます。
(低フリクション 高コンプレッション 超ロングライフ)
問診やオイル説明をお話した結果、
超高性能を超ロングライフ化する為に
NUTEC NC-65で交換する事になりました。
遠方でなかなか大阪まで来られない方もNC-65を選ばれましたよ~。
http://minato-motors.com/blog/blog-entry-307.html
過去のATF交換暦は5万キロ時に
近くのディーラーでされたようです。
その時の請求金額が工賃込みで1万円前後。
純正ATFも¥1000/L以上はするので
一体何リットル交換したのでしょうね。
試運転をしてATFのチャック。
まずは純正同等油 アイシンAFWプラスで 9L
プレ洗浄しますね。
奥から新油
ビーカーには旧ATF
手前のクリーナーモニターには現在のATF。
エンジンは掛けたままなので
ATからモニターのフィルターを通過し
またATに循環しています。
汚れたATFを排出して
新油でAT内部を洗浄。
キレイな状態から
本命ATFを入れたいですよね。
AFWプラスとNC-65を入れ替えて
もう一度圧送式交換していきますね~。
ミナト自動車では
圧送式交換が出来ないゼロクラウンでも
専用アタッチメントを製作し
ミッションをキズ付ける事無く
圧送式交換が出来るようにしています。
新油と比べても
同じぐらいの透明度になりましたね。
AT内部もキレイになり
完全に入れ替わりましたよ~。
最後にフルードレベル調整を
高性能スキャンツール『G-SCAN』で
行いますね。
完全交換が難しいと言われる
ゼロクラウンやレクサス車のATFでも
ミナト自動車では交換可能なんですよ。
同時に依頼された
電子制御スロットルボディの清掃。
不調になってから清掃するのか?
もしくはそうなる前にしておくのか?
非常に安価で
効果の高い作業ですので
4万キロ毎の施工をオススメしています。
アイドリングが不安定な車両はぜひどうぞ。
あと電制スロットルのリセットも忘れずに。
こちらも定番整備メニューなった
WAKO’S RECS レックス。
スロットルよりもっと奥に有る
インテークバルブ周辺のカーボン除去が狙いですよ。
ATF交換もそうですが
消耗品は定期的に交換して
カーボンなどが溜まりやすい
箇所なども清掃作業をすれば
今の車両は長~く良い状態で使用する事が出来ます。
何もしたくない
お金も掛けたくない
走ればソレで良い
それはそれでアリだと思います。 道具ですからね。
逆に
出来るだけ良い状態で
新車に近い、もしくはそれ以上を 長く
お求めになるのもアリかな~っと思います。
オーナー様が満足して頂けるよう
作業や提案をしていきますので
どうぞ宜しくお願いします。