低粘度エンジンオイルにはNUTEC NC-52Eで。
メーカーからの 整備マニュアル (整備書) の他に
整備解説書 (概要書)というのが有ります。
整備書は一般の方が想像する通り
部品の脱着方法や点検方法
良否判定の為の基準値などが記載されています。
整備解説書とは
今回からこの車両には
『こんな感じの機能や制御方法になってますよ~。 』
『今までに無いこんな部品が使われているんですよね~。 』
と新しい技術や機能などが書かれているんです。
(賢い人は考える事は違うね~!と思いながら、最新技術を勉強しているんですよ。)
手の空いた時など 、最新車両の解説書を見ていると
『 フリクションロスの軽減 』 という言葉を見る機会が多いですね。
近年の低燃費競争から
既存のエンジンの改良で、どれぐらい燃費を稼げるか?
(新型エンジンの開発は、お金と時間が掛かりますので)
画期的な新技術開発と平行して
フリクションロス(摩擦損失) の軽減が
キーワードのようですね。
ホンダ エリシオン 9万キロ走行
以前にNUTEC ZZ51改でのATF交換をさせて頂きました。
今回は NUTEC エンジンオイル交換 の依頼での再来店です。
メーカー指定は0W-20 低粘度オイルが推奨。
粘度が低く(柔らかく)なればフリクションロスも減り
燃費向上に役立つのですが
逆に低粘度がゆえに、高い品質が要求されるんですよ~。
ニューテックオイルは
一般的な鉱物油より1/10小さい分子構造。
ベアリング効果 と 放熱性などは
エステル系ベースオイルの実力ですよ。
ホンダ社は他社に比べて
高回転で力を発揮するエンジンが多いですね。
高回転、高負荷、高温時でも安定した性能で
エンジン本来の性能を引き出すには、NUTECオイルはオススメですよ~。
NUTEC NC-52E エステルレーシング 0W20
サーキット走行にも使える商品ですが 、当然一般使用でも問題なく使用できます。
むしろサーキット走行ほどの負荷が掛からない分
高いレベルのオイル性能が劣化せず、長~く持続しますので
交換サイクルは長めでもOKですよ~。
NC-50シリーズは
0W20~10W50まで対応していますので
ぜひお試しくださいね。