ムーブ L175S エアコン修理で猛暑待ち その一
エアコンの効きが急に悪くなる
ダイハツ ムーブ L175S。
エアコン修理の依頼です。
問診をさせて頂くと
走行して最初のうちは冷たい冷気が出るのですが
ある程度走ると効きがイマイチになるそうです。
気温38度 内気循環 窓全開
吹き出し口の温度は20℃ (アイドリング時)
エンジン回転数を1800回転まで上げると15℃程度。
良く冷えるとは言い難いですね。
高圧側 2.0 Mpa
低圧側 0.35 Mpa
低高圧とも大幅に高めで
エンジン回転数を上げていくと
2.5Mpaを超えそうです。
主に考えられる原因は
コンデンサーの冷却不良 or 配管内に水分、エアの混入など。
(両方の可能性もあり。)
もちろんACオンでファンは、勢い良く回転しています。
(ムーブのコンデンサー冷却用ファンはラジエターと併用で1個のみ。)
試しにフロントバンパーのダクトから
水を掛けてコンデンサーを冷やしてあげると
低高ガス圧が良好な数値になりました。
次にスキャンツール(車両診断機)を接続しながら試運転。 (吹き出し口に温度計を差し込みながら)
エアコンの効きが悪くなる時のエンジン水温計は102℃
(ディーラーの方に聞いてみると 高いけれどもコレぐらい との事でした。)
ラジエターが高温だと近くにあるコンデンサーにも影響があるでしょう。
まずはこれらを冷やすのが先決みたいですね。
調べてみるとラジエターファンの保証期間延長が出ていますね~。
無償供給でファンを交換し
サーモスタッドも新品交換。
ついでにラジエター&コンデンサーも水洗いしましたよ~。
いざテストと思っていたら
台風と秋雨前線の影響で堺市は雨模様。
外気温は猛暑から大幅に下がり28度。 猛暑日の再現テストが出来ません。
(あんなに暑かったのに~)
そんなわけで次回ブログにつづく・・・。