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ハイエース KDH206 ATF完全圧送式交換 for NUTEC NC-65 全化学合成ATFで交換しました~。



ATF完全圧送式交換やDSC(ドライアイス洗浄)やリフレッシュプラン依頼が多く、今週も全国各地からのご来店ありがとうございました~。

入庫台数が多いので、とある一日の一部を紹介しますね。





神奈川県からはトヨタ グランビア VCH16 のリフレッシュプランの作業でお預かり中。

現在サスペンション等の下回り・足回り系を分解しています。
ATFやエンジンも少しずつ作業しますね。





その横には島根県からマツダCX-5 KE2AWのリフレッシュプラン。

こちらもサスペンションやブレーキ、ハブ等をガッツリ整備し、
定番の煤除去作業DSC(ドライアイスショットカーボンクリーニング)やATF交換も行っています。

こちらは納車日に合わせて作業は順調に進んでいますよ~。




山口県からはトヨタ ハイエースKDH206 は日帰り作業でのATF完全圧送式交換で入庫しました。

来店されたお客様がよく言われるのが(本当に他府県ナンバーばかりですね。)(やっぱりブログの言う通りだったんですね)と。


大阪府下のナンバープレートの車両が入庫している方が、ミナト自動車では珍しいのです。




皆さんネットでいろいろ検索し自分自身で情報を集める時代。

正直弊社に入庫するだけで(高速代・宿泊費・燃料代)が掛かりますから、検討されてミナト自動車を選んでいただけたのだと思います。
誠にありがとうございます。

問診をしてからハイエースを試運転をし、ATFの状態をチェック。


まずはオイルパンから外して洗浄しますね。

オイルパンは液体ガスケットでガッチリ張り付いていますがサクサク分解し、ストレーナーも交換します。


もう何千台も行っている作業は、限界に近いほど作業スピードが上がっております。


オイルパンを洗浄して磁石の鉄粉を除去し、ストレーナーも交換しました。
液体ガスケットを付けるために完全脱脂をして、ミッション側に装着します。

使用する液体ガスケットはあまり市場に出回っていない海外製を使用しています。

信頼性・耐久性が高く非常に使いやすいので、作業スピードは格段に上がり日帰り納車に貢献してくれる優れもの。


ただこの液体ガスケットは企業秘密の非公開にしています。


排出したATFを補充し、エンジン始動完全暖機。

ATFチェンジャーを車両側と接続して、まずはプレ洗浄。
NUTECニューテック NC-RFで全量圧送式で交換しますね。
http://minato-motors.com/blog/?p=17434




プレ洗浄で結構キレイになりましたね。

廃油を入れたビーカーと比べると違いがよく分かります。


本命に使用するATFはニューテック史上最高峰ATF(NC-65)
全化学合成ハイパフォーマンスATF(エステル系)

極薄で強靭な油膜性能は市販ATFでは最強レベル。

ローフリクション・ハイパフォーマンスで耐久性は非常に高く、ストリート走行レベルの熱負荷ではそう簡単には劣化しないでしょう。


こちらに入れ替えてもう一度圧送式交換をしますね。


もう少しアップで撮影すると・・・。



ほぼ完璧に入れ替わりましたね。
次回交換推奨距離は6万キロとお伝えします。

最後にATFクーラーを洗浄して、フルードレベル調整をします。






オプション整備のデフ・トランスファオイル交換。

NUTEC NC-70全化学合成ギアオイル(エステル系)で交換しました。





こちらも定番のオプション整備 カーエアコンリフレッシュαで、AC冷媒ガスをリフレッシュ。




年々減少する冷媒ガスは定期的に充填量をチェックする必要があります。

ですが今どれくらい充填されているか?を調べる方法は、全量回収し重さを測定する事のみ。
マニホールドゲージの針の動きでは正確な充填量を知る事は出来ないのです。

KDH206のAC冷媒ガスの規定充填量は700g±50g
(多くても少なくてもNG)


デンゲン社製エコマックスjrを接続し、
全自動冷媒ガス回収再生充填します。

・冷媒を回収して重量測定。
・真空引きで配管内の水分・空気を完全排出。
・ろ過した冷媒を重量管理で液化高速充填。

同時にNUTEC NC-200でコンプレッサーの潤滑気密を強化します。

平成27年式10万キロ走行で約70gほど少なかったようです。
(10年10万キロだと150gほど抜けている場合が多いですね。)

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日にお越しいただきありがとうございます。

ATF交換・DSC・リフレッシュプランのご相談・御見積・ご予約はHP(お問い合わせフォーム)からお待ちしていますね。


日中は作業中の場合は、ほぼ電話には出ません。
(正確に言うと忙しすぎて出れないのです。申し訳ない。)

少人数で営業していますが入庫車両が多すぎるので予約台数を制限していますが、問合せメール文を読んでみるとついつい多めに引き受けてしまうんですよね~。

体力があるうちは頑張ってみる予定ですが、いつまでこの体力が続くのでしょうか?ちょっと最近気掛かりです。



それではHAPPY CAR LIFE!!




2020年11月8日

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