京都府からレクサスIS-F ATF完全圧送式交換。
京都府からお越しいただいたのは、
レクサスIS-F USE20 走行距離13万キロ。
ATF完全圧送式交換とデフオイル等のご依頼をいただきました。
予約入庫していただいて問診を行います。
試運転をしATFのフルードチェックをしてから、
作業を始めますね。
オイルパンを脱着して洗浄を行います。
磁石にモリモリと鉄粉が付着していますね~。
それだけ油膜が確保出来ていなかったのでしょう。
ストレーナーを交換して、
洗浄したオイルパンにガスケット装着。
ATに組付けて排出された同量のフルードを補充します。
そこからエンジンを始動して暖機し、
ATFチェンジャーを接続します。
本命ATFを使用する前に、
まずはプレ洗浄を行います。
NUTEC謹製リンシングフルードNC-RF(仮名)で、
全量圧送式で交換しますね。
全量を圧送式で交換して、
やっとここまでキレイになりました。
奥に見える新油と比べるとマダマダですが、
中央ビーカーの廃油と比べると、かなりキレイになりましたね。
プレ洗浄が終わり、
次に使用するのが本命ATF。
NUTEC NC-65でもう一度交換します。
NUTEC最高峰ATF NC-65は、
全化学合成ハイパフォーマンスフルード(エステル系)。
極薄で強靭な油膜性能は市販ATFでは最強レベルでしょう。
高回転・高負荷・高温時にもフルード性能を維持し、
過酷な条件下でこのフルードの真価を発揮します。
もちろん耐熱性能は非常に高く、
ストリート走行レベルではなかなか劣化しないでしょう。
そのためATFのロングライフ化にはオススメしています。
NC-RFからNC-65に入れ替えて、
もう一度圧送式で全量交換しますね。
結構キレイになりましたね。
ここまでキレイになれば、
次回交換推奨距離は約6万キロとお伝えしています。
デフオイル交換はNUTEC NC-70
75w90 全化学合成ギアオイル。
ドレンから排出して磁石の鉄粉を除去し、
ガスケットを交換してオイルを注入します。
最後にトルクレンチで締め付け完了。
年々減少するエアコン冷媒ガスをリフレッシュ。
デンゲン社製エコマックスjrで、
冷媒ガスを全量回収再生再充填します。
同時にACコンプレッサーの潤滑・気密強化に、
NUTEC NC-200コンプブーストも同時に注入しますね。
エコマックスjrにNC-200をセットして、
規定充填量も入力しました。
あとはホースを接続してスタートボタンを押すだけです。
結果的には約150gほど冷媒ガスが少なかったようです。
冷媒ガスは多すぎても少なすぎてもNG。
(どちらも冷えが悪くなります。)
規定充填量の範囲内で確実に充填しましょう。
本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に、
お越しいただきありがとうございます。
ATF交換のご依頼・ご予約は、
HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。
車種やモデルによって搭載ATやCVTのモデルが違います。
それに合わせて交換方法や使用フルード量が変わってくるので、
フォーム内の記入事項を埋めていただいて送信してもらえると助かります。
ATF交換はATに不具合が発生してから慌てて行う整備ではなく、
そうならない為の予防整備になります。
弊社では定期的に正確なATF交換をお勧めしていますよ。
それではHAPPY CAR LIFE!!