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ミゼットⅡ 過走行でも交換暦不明でも  トルコン太郎でATF交換。  大阪

9月に入り日中も
少し涼しくなりましたね
夕方が早く感じます。
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ダイハツ ミゼットⅡ 72000Km
いつものようにメールからの
お問い合わせ。
予約の入れていただいて
ご来店されました。
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ATFの状態は黒味はあるが
透明度もありキレイでした。
ですが過去の交換暦
軽自動車はATFの総容量が少ないので
確認の為、オイルパンを脱着洗浄からの
圧送式交換を行いました。
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比較的オイルパンの中は
キレイで、ややスラッジがあるかなぁ~
おそらく過去に1回以上は交換されていたと思いますね。
ストレーナーは金属メッシュなので洗浄でOK
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過去暦が無く
これから長く乗るなら
点検の意味でも脱着洗浄はアリかと。
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ドレンアウトした2ℓを補充して
トルコン太郎で6ℓ を圧送式交換します。
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ここまで交換した後に
トルコン太郎の特徴のひとつ
クリーニングモード
40分ほどATFを濾過していきますね。
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正確な作業と
交換の可否を判定できれば
過走行車でも交換暦不明車でも
ATFを交換する事は可能ですよ。
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交換をご希望の方は
ぜひメール、TELでご相談くださいね。

フロントガラスのリペア  餅は餅屋かな。

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9月に入りましたね
すこし朝方は涼しくなりましたが
まだまだ日中は35度以上
秋はもうすぐでしょうかね~?
今日はフロントガラスの飛び石リペアです。
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ミナト自動車は お預かりしたお車 を
基本的には自社で作業を行い、
他社に外注に出す事はありません
(業界全体では他社に外注に出して、マージンを取る業者のほうが多いですが。)
ですが例外に専門業者さんに作業してもらう場合もあるんですよ。
(業者さんに出張で工場まで来ていただいてます。)
そのひとつがガラス関係の修理
特にフロントガラスなどはコーキング張り合わせ
手馴れていないと
脱着時に割ってしまったり
雨漏りなどの心配もあるので
経験豊富なプロにお任せしています。
(過去に廃車のガラスで練習しましたが、何度やっても割れるので諦めました。)
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細~いドリルで合わせガラス一枚分だけ穴をあけて
専用の薬品を流し込み固めます。
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すると修理跡が分からないくらいにリペアできました。
指の先にある白い点が微かに残る跡
1mも離れれば全然分かりませんよ。
割れ方によっては修理不可や
跡が残りやすい場合もありますが
早めの修理の方が広がらないのでお早めに。

過走行でも大丈夫。  圧送式ATF交換はトルコン太郎とミナト自動車で。

ハイエース 200系 ディーゼル
15万キロ走行のATF交換
依頼メールからご来店頂きました。
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ナンバープレートを見ると
長野県ナンバーで
今日は静岡から朝一で来られたようです。  ありがとうございます。
トルコン太郎を検索して
地元周辺で設置店を探されたのですが
なかなか見つからず
大阪まで来ていただきました。
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まずは試運転コンタミチェック
シフトショックも無く、
ATFも汚れてはいますが
十分交換は可能です。
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アイシン AFWプラス を9ℓ
圧送式交換でスタート。
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ストロボを点灯しても
透明度は無く
実際は画像よりもっと黒いATFでしたよ。
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9ℓを交換し終えても
まだ透明度はありません。
以前10万キロ時に
地元ディーラーで
循環式のATF交換(12ℓ)
をされたようです。
循環式でオイルパン洗浄無しでは
ATFチェンジャーの性能にもよりますが
50%も交換出来ていない様な気がしますね。
しかも 『交換の良否判定をチェンジェーが判定しOKだった』
話されていたので
おそらくあのメーカーのATFチェンジャーでしょうか。
ここまで汚れているなら
規定容量の2倍以上は必要ですが
予算もあるので
ご相談の結果
9ℓ追加しました。
するとこんな感じです。
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ストロボ撮影ではこんな感じで、
肉眼ではこの中間ぐらいでしょうか?
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ATF自体はほぼ入れ替わり
あとは汚れを完全に取り切れていない状態かな。
ATF交換の目的
劣化したフルードの交換と
AT内部の洗浄です。
新油効果で内部を洗浄するので
少し走行してからの
再交換も有りだと思います。
(すこし工賃が多く掛かりますが。)
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ATFクーラー
専用洗浄剤で洗い流し
レベル調整と試運転で完了です。
過走行車でも交換は可能ですが
基本的には4万キロぐらいでの
定期交換の方が
スラッジの蓄積などを考えると
お車には良いと思いますよ。

CVTでもトルコン太郎!!    圧送式交換できますよ。

先日、関東方面の方から
メールを頂きました。
CVTフルード交換をしたいが
関西まで行くのも大変。
地元で出来る工場を探したですが
どこも循環式のみで
圧送式交換をしてくれないのです
という内容ですが
『CVT車を圧送式交換をできる工場はですよ。』
『出来る車種と出来ない車種があるので注意が要りますよ。』

と返信してみました。
(それ以外にも注意点はイロイロあるのですが、その辺はヒミツですね。)
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工場代車のキューブ Z10
8万キロ時に入手して
まだまだ走れそうなので
10万キロ走行の祝いとして
CVTフルードを交換することに。
このキューブCVTは
外部にオイルエレメントが付いてあり
これがストレーナーの役目をしています。
(CVTと印刷されたエレメントが奥に見えますね。)
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ゴミなどの混入しないよう
エレメント周辺を清掃して
新品と交換。
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オイルパンにスラッジなどが
蓄積しているはずなので
外してみると
結構汚れていますね
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AT車よりCVT車のほうが
フルード交換サイクルは早く
本来なら5万キロ以内には
交換したいですね。
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内部ストレーナーを洗浄し
ガスケットを打ち直して
フルード交換に移ります。
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使用するCVTフルードは
アイシン CFB 10ℓ (CVT専用フルード)
それをトルコン太郎で圧送式交換。
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CVTフルードはATFのように赤色ではなく
青緑に着色されている場合が多いですね。
真っ黒に汚れた状態から
ここまでキレイになりました。
あと5ℓぐらいで
完璧にキレイになるのですが
代車なのでこのへんで。
オイルクーラーも洗浄しないとダメですよ~。
CVT車で圧送式交換をされたい方は
一度ご相談ください。
メールでもOKですよ~。

クラシック クラウンバン‼  30年間の大切にされた車   おそらくこれからも。

『ATF交換をしたいのですが・・・。』
と、いつもの
お問い合わせ電話がありました。
現在の走行状況や変速ショックなどの
電話問診に始まり
車種と年式を尋ねると
『クラウンバンの昭和57年式です。』
『・・・・?』

30年前のクラウン。
最近ご購入されたようで
過去の整備記録は無し。
もちろんATF交換暦もです・・・。
ATF交換出来るか? は
車両状態次第ということで
一度ご来店して頂きました。
   (私自身もそのクラウンを見てみたいなぁ~と思いましてね。)
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おそらくGS120系だろう?と思っていたら
さらに前のモデル GS110系クラウンバン
しかも極上のコンディションで
色もかなり渋いライトブラウン。
前オーナーも大切に乗られていたのでしょうね。
でなければここまでのコンディションを保てないですから。
来店して頂いた理由には
年式があまりにも古い為
メンテナンスの行き届いた車なのか?
ミッション自体が整備出来る状態なのか?

を確認したく、
あまりにもガタが来ていたら
整備をお断り しようと思っていました。
が、
そんな心配もまったくなくて
エンジンルーム内も申し分ない状態でした。
肝心のATも
試運転とコンタミチェックはOK。
ATFは圧送式で交換するのですが
今回はこの年式だけに
念のためオイルパンを脱着しての内部確認。
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ATFは赤みもなくなり
黒く透明度は無し
ですがオイルパン内は
わずかな鉄粉が磁石に吸着しているぐらいです。
(履歴は無いけど、おそらく過去に交換はしているようですね。)
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キレイに洗浄し
オイルパンを組み付けて
トルコン太郎ATF圧送式交換
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最初は
オイルパンから抜いた分の3.5ℓ追加し
7.5ℓを圧送式交換。
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それでもすこし汚れが取りきれないので
お客様の了承を得て
追加の5ℓ。
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これで完全に入れ替わりました
あとはATFクーラーの洗浄
ATFレベル調整をして完了。
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過去には26万キロ走行した車両も
メンテナンスをしっかりしていれば
問題なくATF交換できました。
(スムーズ&パワフルに)
30年前の車両も同様にメンテナンス次第
ATFは出来ますし
まだまだ現役で走行できますよ。
20年以上も使用した車は
税金が安くなるような制度でも出来れば
エコかどうかは別として
『クラシックを楽しむ文化』が育つと思うんですけどね。
まぁ20年落ち以上の車を維持するのは
税金どころではない維持費が掛かりますけど・・・。