エアエレメントの交換時期は? 早めにどうぞ。 ACクリーンフィルターもお忘れなく。
2月上旬 肌寒い日が多いですね。
この冬の大阪府堺市は積雪ゼロ。
今年は去年のような雪は降らないのでしょうかね~。
レクサス IS-F USE20 5000cc
エンジンオイルからATF・デフオイルまで
NUTEC製品で交換させて頂いています。
今回は特に大きな不具合はないのですが、
12ヶ月点検で入庫していただきました。
スキャンツールG-SCAN も接続し
ダイアグコードを読み出します。
P1604 始動不良 (過去)
過去に入力されたコードですが、
重要度が低いので消去しますね。
リフトアップをしてエンジンや足回りをチェック。
オイル漏れもなく、良好です。
エアエレメントは
ウッスラ汚れている程度ですが新品に交換します。
エアエレメントはエンジン吸気用のフィルターなんですが、
何万キロで交換していますか?
一応、トヨタの場合は5万キロが目安だそうで
燃費が悪くなったり
パワーが不足してきたり
見た目で汚れてきたら
こんな感じで交換されているのではないでしょうか?
それでも良いのですがミナト自動車では
もっと早めの交換を推奨しています。
エアエレメントが汚れてくると、吸気抵抗が増えて
必要以上のブローバイガスを吸気します。
ブローバイガスに含まれる微粒子の汚れが
スロットル/ISCV ・ インテークバルブに吸着し
緩やかにそして確実に、エンジンの調子が落ちてきます。
エアエレメントは汚れてから交換ではなく、
常に良い状態をキープする方が正解のような。
そんなに高額な部品ではないので、
汚れが分かるようになる前に交換しましょう。
この画像のような日産車、ホンダなどは湿式タイプは
粉塵吸着率が高いので、特に早めに交換をススメます。
点検項目には無いのですが、
見落としがちなエアコンクリーンフィルターも交換しますね。
もともと真っ白のフィルターですが
カビ?粉塵? 結構汚れていますね。
IS-Fはグローブボックスの奥にある
パネルを外せば見えてきました。
このフィルターは
家庭用の室内エアコンに付いている
フィルターと同じ役割をしています。
家庭用エアコンであの汚れですから
土足で運転し、幹線道路などを走行が多い自動車は
どれだけ汚れるかはイメージしやすいと思います。
こちらが新品のクリーンフィルター。
黒くて全然キレイではない・・・と思いますが、
これは高機能タイプの活性炭入り。
白い濾紙に活性炭が
練りこまれているので黒いんですね。
これも高額なものではないので
交換される時はぜひ試してください。
ブローバイを吸引するとインテークと
燃焼室がどうしても汚れます。
そこであまり蓄積していない場合には
WAKO’S RECS レックスをオススメしています。
ポート式燃料噴射の場合は定期的に。
筒内直接燃料噴射式の場合は
さらに頻繁に施工しましょう。
今の車両の整備は
洗浄、清掃系整備が中心ですからね~。
本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に
お越し頂きありがとうございます。
旧FC2ブログから
こちらの新ブログに引越しをして
ようやく記事編集にも慣れてきました。
この春には新リフト増設と
今まで誰も出来なかった整備メニューをスタートさせる予定です。
近々マシーンも納入されるでしょう。
どうぞご期待ください。