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広島県からハイエース KZH138 キャンピングカーをリフレッシュ!!第一部。

今回紹介するリフレッシュプラン車両は 広島県 ハイエース スーパーロング  キャンピングカー KZH138 H13年式 走行距離9万キロ。


中古車購入したハイエース キャンピングカーを、もう一度新車時に近い状態に戻すリフレッシュ整備をご依頼いただきました。


ハイエース100系200系のリフレッシュプランは、比較的施工台数が多い車種。
一部ですが作業事例をブログアップしていますので覗いてみてください。
http://minato-motors.com/blog/?cat=12




お問い合わせ時にも(何年何月の○○○のブログはいくら掛かりましたか?)と聞いていただけるとお応え出来ます。


弊社リフレッシュプランのコンセプトは、10年・10万キロ以上走行した車両を、もう一度新車時に近づける提案型整備です。



エンジン・AT・ブレーキ・サスペンション等は使用していけば、少しずつ劣化。  

そしてパフォーマンスが低下して燃費悪化・乗り心地悪化・異音振動の増加などが表面化。




・少しずつの劣化に気が付かない新車からのユーザー。
・中古車購入で新車時のグッドコンディションを知らないユーザー。

(年式も経過し、距離も走っているので、こんなモンかな??)と諦めて使用している場合が多いですね。


なお板金塗装等は行っていませんので、外装・内装の整備依頼は不可になります。




それらは総合的に整備しないと、いつまで経っても新車時には近づかない。
(無駄にお金や修理日数が増えるだけで、満足度は低いまま。)


一部だけ部品交換や調整等の整備をしても、意味無いんですよね。





そういう訳で今回のハイエース キャンピングカー KZH138 リフレッシュプランを紹介したいと思います。

今回は多めの予算でガッツリ整備してほしいと依頼されました。


車種は違いますがリフレッシュプラン予約から納車までの流れをブログにまとめました。   宜しければ覗いてみてください。
http://minato-motors.com/blog/?p=31370









予約入庫から問診。

愛車の不満点や改善点
・中古車購入したキャンピングカーを今後も良い状態で長く使用したい。

・冬季は頻繁にスキー場へ行くので、急な坂道を上る機会が多い。
トルク不足?ATF劣化??が気になる。

・サスペンションからガタゴト異音有り。 乗り心地も悪く、高速道路や峠道の走行が不安定。

・ブレーキの効きが弱く、コントロールがしにくい。

・生産終了になりそうな重要部品は交換しておきたい。



これらの要望と現車を見た点検結果から、おススメの整備プランを提案したいと思います。





試運転をしてから作業を始めます。



・事前ホイールアライメント測定。
こんなに数値がバラバラなら、高速での直進安定性が低くなるのは当然ですね。


試運転でもサスペンションの動きが悪く、乗り心地は良くないですね。また異音も確認しました。





オーナーさん曰く、時速80km/h以上で走るのは不安定なので、現状は速度を落として走行しているそうです。


強風時でなければ時速100km/hで安定走行出来るように、サスペンションを整備したいと思います。


点検をして整備プランの御見積を制作し提案。
また現状を説明して、整備内容をお話ししました。



プランにOKがいただけたので作業を始めますね。



フロントのブレーキ・ハブ・ナックル・ドライブシャフトを分解。

ハブベアリングから整備しましょうか。



ハブからディスクローターを外します。


ミニダクターの電磁波誘導加熱でボルトを加熱してから作業しましたが、どうしても1本だけは緩まず折れました。





穴をあけてバーナーで再度加熱し、逆タップを使用しても全く緩まない。


復旧する方法を変更します。

少し大きめの下穴をあけて、リコイル用タップでネジを切り、リコイル挿入。

これで新しいネジ山が出来ましたね。



左右のハブを洗浄し、新しいベアリングを組付け。
劣化したグリスやシールも交換します。


(ホイールボルトも全数交換してほしい!!)と依頼されましたので、ボルトを打ち換えました。




ドライブシャフトブーツ・グリスをO/H。

劣化したグリスとブーツを分解洗浄し、耐久性の高い純正ブーツグリスKITで組み替えます。


社外品のゴムブーツは長持ちしないので、弊社では純正品を使用しています。






ナックルのオイルシールも交換して、グリスも入れ替え。
ロアボールジョイントも同時交換。






ブレーキディスクローターはディクセルのスリットローターに。
ブレーキパッドはディクセルの高性能・低ダスト Mタイプに。

ブレーキの効きを良くしたいとの要望がありましたのでお勧めしました。





ブレーキキャリパーをO/Hします。

分解洗浄してから、新しいシールとダストブーツをグリスを塗り込んで組み立てますね。


キャリパーピストンは分解すると、組み立て時のグリスが硬化していますね。


この状態でO/Hせずにブレーキパッドだけ交換すると、高確率で異音や引き摺りが発生します。

またキャリパー表面の錆は問題ないが、内部はキレイじゃないとダメなんですよ。




今回はメッキの腐食もなく、コンパウンドで磨き上げれば再利用出来ました。
スライドピン部も清掃し、グリスアップ&ブーツ交換します。


入庫から点検をして整備プラン見積を制作、フロントのハブ・ドライブシャフト・ブレーキ等の整備の流れを紹介しました。


次回ブログでも引き続きハイエースのフロントサスペンションなどの整備を紹介しますね。


それではHAPPY CAR LIFE!!


2023年10月4日

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