200系クラウン 完全圧送式ATF交換。 アイシンAFW+ オススメですよ~。
岡山県からお越し頂きました。
トヨタ クラウン GSR202 3GR-FSE
走行距離 122000km
ATF交換
スロットル清掃
WAKO’S RECS レックス
3点の施工依頼です。
中古車購入の為、ATF交換暦は不明。
『いくらなんでもオイルを無交換はダメだろう。』 と
ネットで検索しご相談頂きました。
ブログなどの施工実績などを考慮して
選んで頂きありがとうございます。
ゼロクラウン以降の完全密封型ATミッションの
ATFは基本、圧送式交換は出来ません。
ですがミナト自動車では
車種に合わせた専用アタッチメントを製作し
ATF完全圧送式交換 を可能にしましたのでご安心くださいね~。
オーナー様への問診と
試運転とATFチェック。
(ここまで30分は経過しています。)
(問診とチェックは慎重に。)
ドレンから排出されたATFは ほぼ真っ黒。
(恐らく新車から無交換でしょうね。)
ATF内の不純物や臭い、指先での感触など
交換可能か?の判断をします。
『来る物拒まず』で施工するのではなく、
過去の経験から見極めていきますよ~。
今回使用するATFは 『アイシン AFWプラス』 200Lドラム
トヨタ全車のミッションを製造しており
世界有数の変速機製造メーカー(アイシン精機)の
オリジナルATFです。
クラウンに使用される(オートフルードWS)にも対応していますよ。
202系クラウン専用アタッチメントを接続し
高性能ATFチェンジャー(トルコン太郎)を使用します。
まずはプレ洗浄でAT内部をススギ洗いしていきますね~。
非常に交換効率の高い(圧送式交換)をしても
まだまだATFは汚れていますね。
新油ATF と 古いATF。
手前にあるのが 現在のATF。
最初に排出した古いATFと比べれば
少しマシになった程度でしょうか。
10万キロ無交換だと
簡単にはキレイにならないほど
内部のスラッジ蓄積は多いのですね。
ドレンアウト式、循環式では
ほとんどキレイにならないでしょう。
http://minato-motors.com/blog/blog-entry-314.html
40分のアイドリングで汚れを浮かす
クリーニングモード。
それが終わればもう一度
圧送式交換を行いますよ~。
色の変化をご覧ください。
これで完全に入れ替わりましたね。
奥に見える新油と比べると
よく分かると思います。
このタイプのATには油量調整用レベルゲージはありません。
スキャンツール『G-SCAN』 インターサポート社
を接続して規定温度で調整します。
規定温度も数種類ありますので
注意が必要ですよ~。
作業時間は約6時間。
日帰り作業も可能ですから
遠方から来られる方が多いですね。
ATF交換と同時に依頼される
電子制御スロットルボディの清掃。
もはや定番メニューになりました。
ブローバイガスなどのカーボンは
スロットルに蓄積し、アイドリングの乱れの原因になります。
非常に安価で効果の高い作業ですので
ぜひオススメしますね。
清掃をするとエンジン回転数が2千回転まで上昇し
なかなか安定してくれません。
スロットル初期化作業も行って
アイドリングが安定すれば完了ですね。
もう一つの定番メニュー
『WAKO’S RECS レックス』
(レックス 白煙 インテークバルブ)と検索すれば
たくさんヒットすると思いますよ。
大量のEGRを制御する最近のエンジンは
インテークバルブに汚れが蓄積します。
特に3GRのようなD-4直噴エンジンは
その影響が出やすいのが特徴かな。
他のエンジンよりも少し早めのサイクルで
施工するのが良いと思います。
(完全圧送式ATF交換)
(電子制御スロットルボディ清掃 & 初期化)
(WAKO’S RECS レックス)
この3点セットの施工依頼は非常に多いですね。
施工してくれる整備工場が少ないのでしょうか?
ミナト自動車では施工内容や作業風景などを
全てデジカメ撮影しています。
納車完了までは大阪観光でもいかがですか?
http://minato-motors.com/blog/blog-entry-326.html
納車会計時にタブレットの画像を見ながら
施工状態を説明。
同じATF交換でも
そんなにキレイになっていなければ
あまり意味がないですからね。
それに画像見ながらの方が、
私も説明しやすいんですよね~。
土日祝も営業していますので
ぜひメールでご相談ください。
ホームページ お問い合わせフォームからどうぞ~。
http://minato-motors.com/