フィールダー搭載の完全密封式CVT。 CVTフルードは消耗品ですよ~。
トヨタ カローラフィールダー
NZE141 走行距離 7万キロ
CVTF交換依頼です。
現在トヨタが製造している車両のほとんどが
完全密封式のミッションを搭載しています。
・フルード確認用のレベルゲージ
・フルード冷却用外部ホース
上記二点は廃止され
交換効率の高い
圧送式交換は出来なくなったと言われましたが・・・。
ミナト自動車では
車種専用アタッチメントを製作し
高性能ATFチェンジャー『トルコン太郎』による
完全圧送式交換 が可能なんですよ~。
(現在はトヨタ・レクサス車全車に対応しています。)
またCVT車の圧送式交換は
基本的に不可ですが
こちらも独自の方法でクリアしましたのでご安心ください。
今回フィールダーに使用するCVTフルードは
『 アイシン CFEx 』
トヨタ車のミッションはアイシン精機製。
相性はバッチリですよ~。
試運転とフルードチェック。
トルコン太郎に接続し
まずはプレ洗浄を行います。
CVTフルードを7万キロ無交換。
交換効率の高いトルコン太郎でも
一度ではキレイになりません。
プレ洗浄で内部を洗浄し
汚れを浮かせてから
もう一度圧送式交換をしてみますね。
奥に見える新油と比べてどうでしょうか?
ミッション内部までキレイになって
完全に交換出来たと思いますよ。
ドレンから排出し継ぎ足す 『ドレンアウト式』
給油ストローを刺して抜き入れする 『循環式』
これではココまでキレイに入れ替わらないでしょう。
圧送式交換方法については、コチラをどうぞ。
http://minato-motors.com/blog/blog-entry-314.html
最後に規定温度で
フルードレベル調整をします~。
数え切れないほどしているこの作業。
高性能スキャンツール『G-SCAN』を使用して
素早く調整していきますね。
日帰りATF/CVTF交換の定番メニュー
電子制御スロットルボディ清掃 (初期化作業含む)
WAKO’S RECS レックス
もう御馴染みですよね。
非常に安価で効果の高い
オススメメニューですよ~。
7万キロの走行すれば
ガッツリとカーボンが蓄積しています。
アイドリングの乱れや
燃費悪化の原因になりますので
定期的に実施しましょうね。
WAKO’S RECSも同様に
定期的な施工をオススメします。
EGRやブローバイガスからのカーボン蓄積は
最新のエンジンの方が影響が出やすいのです。
それだけ細かく早い制御をしてるからなんですよね~。
CVTの方が構造上、フルードに負荷が掛かりやすく
AT以上の早め交換を推奨しています。
(壊れる前 or 壊れてから のフルード交換)ではなく
イイ状態をキープする為の交換なんですよね~。