マスキングテープホルダー 自作してみました。
今回のブログ記事は
板金塗装の同業者の方にしか解らない内容かもしれません。 すいません。
自動車修理全般をしていると
( こんな道具が有ればイイのになぁ。 )
と思うことがあります。
昔は整備士&板金塗装職人なら
使わない工具や鉄板のハギレなどを利用し
自作で工具を作っていたと思います。
でも最近はネットでの工具販売や
輸入工具のカタログなどが多数あり
自作するより(スデに有る物)を買った方が
安くて早いんですよね・・・。
ボンネットやドアパネルの
マスキング作業時に使用する
3Mソフトテープ。
パネルの隙間を埋める
スポンジテープなんですが
ワンパネルのみの塗装や
使用箇所によっては使いづらく
メートルあたりの単価も割高です。
不便に感じていた事があり
何か解消する市販品を探しましたが
売ってなさそうだったので
『ノリ面合わせ式 マスキングテープホルダー』
を自作してみました。
資材置き場から
ハギレの鉄板を探して加工。
マ
スキングテープの内径に合う
鉄パイプもいい感じにカットして。
ナット&ボルトで固定します。
テープホルダーケースには
余っていた 90mmの角パイプを利用。
寸法を確認して穴を開け
タップでネジ山を切りますね。
テープをカットしやすいように
ラップの空箱から刃の部分を拝借。
ホルダーケースにリベット止めしてみます。
マスキングテープの糊面が
向かい合うようにセットし
センターがオフセットするよう
テープの芯で幅調整します。
幅40mmのマスキングテープが
オフセットして向かい合う
テープホルダーが完成しました。
塗装するパネルの裏側に
貼り付けて閉めてしまえば
スポンジテープテープを使う事無く
マチ(パネルの隙間)を埋めることが出来ます。
特にボンネット1枚だけ塗装する時などは
グルッと外周に
このテープを貼り付けて閉めれば
エンジンルームにミストが入らず
時間も短縮できるんですよ。
1時間チョットで完成したので
『なんで今まで作らなかったのだろうか?』
便利なのにね。
数回使ってみて不満点があれば
もう少し改良してみます。