リフレッシュプラン レガシィ BG9 その2 ブレーキ編
前回ブログの続きです。
http://minato-motors.com/blog/blog-entry-293.html
スバル レガシィツーリングワゴン BG9
H10 19万キロ走行。
全輪ブレーキキャリパー オーバーホールです。
点検の結果、オイル漏れは無く
機能的には問題ないのですが
19万キロ走行している事と
今後の走行距離も考慮して
オーバーホールする事になりました。
壊れる前にオーバーホール。
予防整備も必要なんですよね。
Frブレーキキャリパーは2ポッドタイプ。
比較的作業しやすいキャリパーでしたよ~。
ピストン等が錆ていると
抜く時に手間取るのですが
固着も無くて状態も良好。
新しいインナーキットを組む前に
ダストや錆を落とします。
この時に隅々までキレイにしてあげると
組み付け作業で手が汚れなくなるんですね~。
リア側はシングルの1ポッド。
ピストンが汚れているように見えますが
これはグリスが汚れているだけなんですよ~。
ピストン表面に固着した硬く汚れたグリスは
コンパウンドで磨き落としますね。
ブレーキフルードの管理が悪い。
ブーツが破れたまま放置。
このような状態が続くと
ピストンに付いた錆が腐食し
ピストン表面がガタガタになるんですよ。
今回は良い状態なので
ピカピカして組み付ければ
引っ掛かりも無くスムーズにスライドしますよね。
ピストンのリングシールとブーツ。
スライドピンのブーツ。
新しいグリスで組み上げれば
ほぼ完了ですね。
最後に古い劣化した ブレーキフルードも排出し
新しいフルードでエア抜き作業。
フルードタンク内がキレイになったのが
良くわかりますね。
試運転とオイル漏れを確認すれば
完成ですね。
次回のブログで完結です。
残りの作業内容を紹介しますね~。
つづく