香川県からのメンテナンス 提案型整備プランしています~。
香川県からメールでご相談を頂きました。
ホンダ ライフ JB1 にお乗りになられているようで
一度点検整備を依頼したいとの内容でした。 ありがとうございます。
『点検整備は日帰りでの作業完了は時間的に難しいので 』
と説明させて頂きました。
(作業時間や部品発注などなど・・・時間が掛かりますので)
『香川県から来阪し入庫して、1週間後に引き取りならば可能ですか?』
と申し出があり
お客様が2往復出来るなら、問題無いと返答させて頂きました。
(はるばる遠方から来て頂きありがとうございます。)
法令24ヶ月点検と
車体下回りからの振動。
NUTEC ZZ51改での
ATF圧送式交換が主なメニューです。
まずは点検整備から行きますね。
ECUのダイアグエラーも無く
排気ガスの状態も良好。
試運転走行や
スキャンツールと排気ガステスターの数値から
現在の状態を大雑把に把握しますね。
(ここで気になる箇所は、もう少し重点的に診断します。)
バッテリー&オルタネーターの状態も良好。
最新式バッテリアナライザーを使えば
寿命や発電状態なども瞬時に分かるんですね。
スパークプラグやブレーキ関係もチェックし
不良箇所や怪しい所があれば見積提案していきます
ブレーキフルード交換やローター研磨
残量測定にクリーニング&グリスアップ。
この辺りは定番の整備内容ですね。
エンジン冷却水(LLC)を
ラジエターリフレッシャーで洗浄ろ過再生循環。
LLC強化再生剤でリフレッシュ。
WAKO’S RECSの同時に施工。
吸気系統の洗浄に効果的ですよ。
ある一定のエンジン回転数の時に
発生する振動。
リア側のマウント部が怪しいですね。
実はノンターボのライフ(JB1)に
ターボ車ダンク(JB3)のエンジンを
移植されたようです。
それ以降、振動が発生しているようですね。
調べてみると
JB3にはライフ(JB1)には無い
エンジンマウントが追加設定されており
エンジン側にはステーが残っていますが
JB1ボディ側には未設定の為、取付部分が有りません。
付けなかったのか? 付けれなかったのか?
原因はコレにありそうですね。
フレームにボルト穴を開けて
裏側はナット固定できるよう
ハギレ鉄板でステー製作をし
最小限の加工でマウント装着完了。
リアマウント1点に掛かっていた負担を分散し
酷い振動もかなり少なくなりました。
(
マフラーの振動も有るのですが、それは今後検討されるようです。)
(JB1とJB3の部品が混在し
どこまでが移植されたか?を調べるのに手間取りました。)
NUTEC ニューテック ZZ51改
ハイパフォーマンスATFを圧送式交換。
軽自動車のATが壊れる原因は
ATFにある事が多いですよ~。
乗用車に比べて
全フルード量の少なく、高回転での負荷が大きい。
ATFは劣化し本来の性能が維持できず、
ギアやクラッチを傷めてしまうのですね。
車は使えば、どこかが消耗し
メンテナンスは必要になります。
いつ、どこに、どれだけの予算を掛けるか?
貯めてイッキに整備する?
もしくは
分配してスケジュールを立てながら整備する?
少しでもお役に立てれるように
ミナト自動車は提案型整備工場に
していきたいと思います。