GRS182 クラウン アスリート ニューテック ZZ51改でATF交換。
ゼロクラウン以降のATは
ATF交換が出来ないと言われていますが
ミナト自動車では完全圧送式交換に対応し
180系、200系クラウンのATF交換依頼が好評です。 ありがとうございます。
過去例 http://minato-motors.com/blog/blog-entry-243.html
http://minato-motors.com/blog/blog-entry-219.html
奈良県からお越し頂きました。
クラウン アスリート GSR182
48000km走行
ニューテック NUTEC 『 ZZ51改 』での
ATF交換依頼です。
まずはAT内部を洗浄する為に
アイシン AFWプラス 8Lで前洗浄しますね。
A760型ミッションに特注専用アタッチメントを接続し
最新高性能ATFチェンジャー 『トルコン太郎』
で圧送式交換していきますね。
圧送式交換=交換効率の高い交換方法
循環式、ドレンアウト式より少ない量でキレイになりますよ~。
左から 新油モニター
中央が クリーナーモニター
右が 廃油モニター
最終画像の写っているトルコン太郎のクリーナーモニター(中央)が
交換後のATFになります。
(アップ画像を取り忘れたので少し見えにくいですね。)すいません。
実際は新油と比べても遜色なく大変キレイになったんですよ~。
前洗浄が終わり
NUTEC ZZ51改 に入れ替えて
再度、8Lで圧送式交換を行いますね。
廃油モニターには先ほど注入したAFWプラスが抜き取られ
左奥の新油モニターのに段々近づいていきます。
2段階洗浄を行いましたので
古い純正ATFから
ZZ51改に完全交換出来ましたね。
ATFレベル調整作業の一苦労。
90度近くあるATFを
30度以下まで冷却します。
それから車両診断機を使用して
適切な基準温度で調整するんですね。
ニューテック NUTEC ZZ51改は
純正ATFから数ランク上の高性能ATF。
強靭で粘りが有るのに極薄の油膜。
高温、高圧、高回転時にも安定した性能を発揮。
低フリクションの滑らかさ。
ロングライフの耐久性。
これらを実現するには
鉱物油をベースオイルに使用していては不可能ですね。
ZZ51改は高価なエステル系基油を主成分にし
油圧、冷却、潤滑などを高次元で実現した100%化学合成ATFです。
大変オススメのATFなんですが、値段が高いのが欠点でしょうか。
純正オイルより数段上のロングライフ性能
欠点というほどでも無いかもしれませんね~。
ATF交換ご希望の方は、ぜひご相談ください。
オーナー様からの交換後レビューを頂きました。(原文のまま記載)
ATF交換でお世話になりましたゼロクラウンの○○です。
お邪魔とは思いながら作業を最初から最後まで拝見させて頂き、
非常に丁寧な説明と正確な作業をして頂きまして、ありがとう
ございました。
帰路の印象は、交換前に比べてシフトダウン時のショックが
軽減されたように感じました。
燃費については、帰宅までの距離が短い上、帰路ルートが
登坂気味でしたので顕著な改善は見られませんでしたが、
燃費が上がる方向にある様には思われました。
今後、フィーリングや燃費の向上が確認出来ましたら、
またご報告させていただきます。
ミナト自動車の私的見解
ATFは消耗品です。
エンジンオイルやエアエレメント、
スパークプラグ に イグニッションコイルなどと同じ。
交換時期や耐久性が違うだけで普通に劣化していきます。
劣化=故障 という訳ではなく
緩やかに性能が落ちていくのですね。
もちろんそのままでも十分走れるでしょう。
ATF交換に着目し、ネット検索をしてこの記事を見られている方は
『車なんて動けば何でもよい』と思わないでしょう。
『愛車を良いコンディションで乗りたい』と思い
メンテナンス意識も高い方々だと思います。
年々自動車整備は高度な技術が要求され、困難になっていきますが
その期待に応えれるよう少しずつですが
勉強していきますのでどうぞ宜しくお願いします。
ミナト自動車