1. TOP
  2. ミナトBLOG

レクサス IS-F USE20 ATF完全圧送式交換。  NUTEC ニューテックNC-65とNC-RF。

北は北海道 南は宮崎県。

 

全国からATF交換の依頼を多くいただいていますが、

やはり中部地方や関東地区からの依頼が圧倒的に多いですね。

 

 

ATF交換依頼では鹿児島県・沖縄県・青森県、

3県からの来店はまだ無しです。お待ちしています~。

 

 

s-IMG_0106

 

今回、愛知県から入庫していただいたのは、

レクサス IS-F USE20  走行距離 101,000km

 

 

NUTECフルードを使用したATF交換の依頼です。

 

 

 

 

トヨタ富士スピードウェイで開発を重ねた

レクサス ハイパフォーマンス・スポーツセダン。

 

2UR-FSE 5.0L V8エンジンに8速ATを搭載。

 

 

s-IMG_0103 s-IMG_0054

 

その性能を最大限に引き出すために、

NUTECハイパフォーマンスATFでの交換を希望されました。

 

 

入庫してからまずは問診。

 

普段の使用状況や現在のATシフトフィーリングについてと、

ATF交換作業に関しての説明などをさせていただいています。

 

 

その中で気になる事や不明点などがあれば、

ぜひ質問をしてくださいね~。

 

 

 

 

 

s-IMG_0056

 

オーナーさんからお車をお預かりし、

軽く試運転をしますね。

 

 

リフトアップ後にはATFの状態を確認し、

問診時の内容や試運転でのチェックと合わせて、

交換可能?不可?かを判断しています。

 

 

 

年間100台以上は作業していますが、

ここ数年で5台ほど入庫後に交換不可と

判断した車両もありました。

 

(メール相談の時点で不可の判断をする時もありますよ~。)

 

 

s-IMG_0058

 

 

そしてATオイルパンを外します。

 

 

 

高負荷を掛け続け劣化したATFを使用し続けると、

油膜が確保できずに金属部品が磨耗します。

 

鉄の磨耗粉は磁石に付着し、

アルミの磨耗粉はオイルパン底に沈殿していますね。

 

 

 

 

s-IMG_0059 s-IMG_0060 s-IMG_0061

 

オイルパンを外すのは洗浄するためですが、

ATFストレーナーも同時に交換する事をオススメしています。

 

一部の車種はオイルパンG/Kやストレーナーを

常時在庫していますよ。

 

 

s-IMG_0062 s-IMG_0065

 

 

純正ATFストレーナーに純正オイルパンガスケット。

 

オイルパンを洗浄して磁石の鉄粉も除去し、

ガスケットも交換して再装着。

 

 

オイルパンを外す時に排出された分のATFを、

約4Lほど補充します。

 

 

 

s-IMG_1024

 

 

その時に使用するATFはNUTEC ニューテックNC-RF(仮名)

 

 

弊社がNUTECさんに企画提案して、

極秘に開発していただいたスペシャルフルード。

(着色料無し、出来るだけ透明でとオーダーしました。)

 

 

 

 

本命に使用するNUTEC製ATFに

最適なプレ洗浄用リンシングフルードとしてオーダーしました。

http://minato-motors.com/blog/?p=17434

 

 

最近は『NC-RFとNC-65で交換して欲しい!!』

そんな感じの依頼メールが多いですね。

 

 

 

 

s-IMG_0916

 

NC-RFは全国のNUTEC取扱店の中で、

今のところ弊社のみの限定取扱商品。

 

 

正式な名称も未定なのですが

ブログ紹介する時に仮の名称でも欲しかったので、

勝手にNC-RFと名付けました。

 

正式なリリースがあればまた発表しますね~。

 

 

 

s-IMG_0067

 

 

ATFをNC-RFで補充完了すれば、

エンジン始動し暖機をします。

 

 

暖機後にATFチェンジャー(トルコン太郎)を接続し、

NC-RFで全量圧送式交換をスタート。

 

 

古い劣化したATFを回収しながら、

NC-RFを全自動かつ重量管理しながら注入しますね。

 

 

 

 

s-IMG_0070 s-IMG_0073 s-IMG_0075 s-IMG_0079 s-IMG_0083 s-IMG_0084 s-IMG_0085

 

・オイルパン脱着洗浄での補充で4L

・プレ洗浄の圧送式交換で11L

合計15L使用してやっとここまでキレイになりました。

 

 

 

最初に回収したATF(中央ビーカー)と比べると、

かなり透明度が出てきましたね。

 

 

これでやっと本命ATFが使用できる準備が整いました。

 

 

s-IMG_0087

 

NUTEC 最高峰ATF 『NC-65』

全化学合成ATF (エステル系)

 

 

 

もともと輸入車の大排気量・多段ATやDCT用に開発されたNC-65

 

 

極薄で強靭な油膜性能は

ローフリクション・ハイパフォーマンス。

 

 

高温・高回転・高負荷時でも安定して性能を発揮する、

市販ATFでは最強クラスの油膜性能を確保しています。

 

 

 

NC-65の非常に高い耐熱性は

ストリート走行レベルではそんな簡単には劣化せず、

初期の高い性能が長~く維持するでしょう。

(結果的にはATFのロングライフ化に寄与します。)

 

 

 

唯一の欠点はフルード価格がビックリするぐらい高価。

それ以外の欠点はなく弊社ではNO,1でオススメしています。

 

 

 

s-IMG_0088

 

 

ATFチェンジャーに入れ替えて、

もう一度圧送式で全量交換しますね。

 

 

 

 

s-IMG_0090 s-IMG_0092 s-IMG_0094 s-IMG_0096 s-IMG_0098 s-IMG_0100 s-IMG_0102

 

 

キレイに入れ替わりましたね。

 

 

ここまで完璧に交換出来れば次回交換推奨距離は、

ストリート走行で6万キロとお伝えしています。

 

 

 

そしてATF交換はこれだけでは終わりません。

(最後にフルードレベル調整が残っていますよ~。)

 

 

 

NC-65を少し多めに注入し規定温度以下までATF油温を下げる。

エンジン始動で油温を上昇させ規定温度内で量を調整します。

 

 

水平レベルが確保されたリフトで作業するのはもちろんですが、

素早い手順で作業しないとドンドン油温が上昇します。

 

 

馴れた作業で油温管理モードに設定して油量調整し、

オーバーフロー用プラグのガスケットも純正品で交換しました。

 

 

最後に試運転をして納車となります。

 

 

作業時間は約6時間で日帰り作業で完了します。

大阪観光のついでにぜひお越しくださいね~。

 

 

s-IMG_0110

 

 

本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に、

お越しいただきありがとうございます。

 

 

せっかく遠方から来られるならば、

ぜひ大阪観光でもして楽しんでいただければと思います。

 

弊社目の前にあるJR阪和線(百舌鳥もず駅)から、

各大阪繁華街までは約30分で到着しますよ~。

 

 

 

 

15分ほどで到着の天王寺駅からは、

あべのハルカスが目の前にあり、

(てんしば)経由で新世界に歩いて行けます。

 

 

 

 

快速に乗り換えて大阪駅までは約30分、

大阪中心地の梅田界隈ではショッピング等が楽しめます。

 

 

 

ベタベタな大阪を体験するならぜひミナミへ。

弊社から徒歩5分の三国ヶ丘駅から20分ほどで到着します。

たこ焼きにお好み焼き・グリコやカニの看板がある道頓堀は、

南海高野線の(難波ナンバ駅)から歩いてスグにありますよ~。

 

 

弊社は少人数で営業しており、

ATF交換等の作業は完全予約制となっていますので、

御見積・ご予約等はHP(お問い合わせフォーム)から、

ご相談いただけると助かります。

 

HAPPY CAR LIFE!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年9月17日

このページのトップへ