LLC交換もいろいろあるんですよね~。 ラジエターリフレッシャー
前回CVTフルードを交換した
デリカ D-5の車検整備。
今回は2回目の車検で
初回の車検はディーラーでされたようです。
25000kmしか走行していなく
24ヶ月点検の結果で
ブレーキオイル と LLC(冷却水)を
交換する事になりました。
ディーラーでは
走行距離等より交換部品は特になく、
「しいて言えばブレーキオイルの交換ぐらいはしてもいいかも」
とディーラーより言われたようです。
(ブレーキフルードは2年毎に要交換です。 理由はまた機会があれば。)
この画像は
ラジエターから取り出したLLCを
ペットボトルに入れてシェイクし
1分経過後の写真です。
泡立ちがすごいですね。
これはLLCに含まれる
数ある添加剤の一つ
『消泡剤』 が機能していない状態です。
(空気層が冷却の妨げになるんですよ。)
この中に後で注入する
『LLC再生剤』 を少し入れてみますね。
すぐに泡が消えていきました。 分かり易いですね。
5年間もLLCを交換しなければ
鉄、銅、アルミ など有効な 防錆剤や
冷却効果を維持する 消泡剤 などの
強化添加剤は劣化するんですよ。
注意 LLC主成分のエチレングリコールは5年経過しても劣化しませんので
比重計で測定しても意味が無く、添加剤の劣化判定は出来ませんよ~。
ミナト自動車の
LLC(クーラント冷却水)交換は
ラジエターリフレッシャー (ムラタトレーディング社製) を使用し
冷却経路にある全てのLLCを
リフレッシュ します。
ラジエターのドレンを開けて
抜けた分だけ補充する
一般的な交換方法では
半分ぐらいしか交換出来ませんよね。
ラジエターリフレッシャーは
パルスエアで汚れを浮かし、
2つのフィルターで濾過しながら
15分掛けて循環洗浄するんですよ。
たかがLLC交換ですが
交換方法にも注目してみるのも
良いかもしれませんね。