1. TOP
  2. ミナトBLOG

LLC交換もいろいろあるんですよね~。  ラジエターリフレッシャー

前回CVTフルードを交換した
デリカ D-5の車検整備
今回は2回目の車検で
初回の車検はディーラーでされたようです。
25000kmしか走行していなく
24ヶ月点検の結果で
ブレーキオイル と LLC(冷却水)を
交換する事になりました。
ディーラーでは
走行距離等より交換部品は特になく、
「しいて言えばブレーキオイルの交換ぐらいはしてもいいかも」
とディーラーより言われたようです。
(ブレーキフルードは2年毎に要交換です。    理由はまた機会があれば。)
s-RIMG1012.jpg
この画像は
ラジエターから取り出したLLC
ペットボトルに入れてシェイク
1分経過後の写真です。

泡立ち
がすごいですね
これはLLCに含まれる
数ある添加剤の一つ
『消泡剤』 が機能していない状態です。
(空気層が冷却の妨げになるんですよ。)
s-RIMG1037.jpg 
この中に後で注入する
『LLC再生剤』 を少し入れてみますね。
s-RIMG1038.jpg
s-RIMG1041.jpg
s-RIMG1043_20121018102707.jpg
s-RIMG1044.jpg 
すぐにが消えていきました。  分かり易いですね。
5年間もLLCを交換しなければ
鉄、銅、アルミ など有効な 防錆剤
冷却効果を維持する 消泡剤 などの
強化添加剤は劣化するんですよ。
注意   LLC主成分のエチレングリコールは5年経過しても劣化しませんので
     比重計で測定しても意味が無く、添加剤の劣化判定は出来ませんよ~。
SP200再生バランス表1年3年5年表TH_01
ミナト自動車の
LLC(クーラント冷却水)交換は
ラジエターリフレッシャー (ムラタトレーディング社製) を使用し
冷却経路にある全てのLLCを
リフレッシュ します。
s-RIMG1016.jpg
s-RIMG1018.jpg
s-RIMG1017.jpg
s-RIMG1034.jpg
s-RIMG1047_20121018102707.jpg
ラジエターのドレンを開けて
抜けた分だけ補充する
一般的な交換方法では
半分ぐらいしか交換出来ませんよね。
ラジエターリフレッシャーは
パルスエアで汚れを浮かし、
2つのフィルターで濾過しながら
15分掛けて循環洗浄するんですよ。
たかがLLC交換ですが
交換方法にも注目してみるのも
良いかもしれませんね。

2012年10月18日

このページのトップへ