京都府からウィッシュ 10系 CVTF完全圧送式交換。 アイシンCFBは200L在庫中。
京都府からお越し頂いたのは
トヨタ ウィッシュ ANE10G
走行距離17万キロ
CVTF完全圧送式交換のご依頼です。
試運転をしてフルードをチェックすると、
それなりに汚れていますが
17万キロ無交換のわりにはキレイかな?
普段の使用状況をお聞きすると
ストップ&ゴーが多い道での走行は少なく、
信号の無い郊外路や高速道路での移動が多いそうでした。
フルードに負荷が掛からない使用環境だったようですね。
まずはオイルパンを外して洗浄し、
内部の状態を確認します。
磁石に付着する鉄粉を除去して洗浄し、
ガスケットも交換します。
CVTFを補充して暖機し、
圧送式交換をしますね。
交換効率の高い圧送式交換は、
フルード量は最小限でキレイに入れ替わり、
フルードロスも少ないので弊社では推奨しています。
今回使用するCVTFはアイシン CFB。
アイシン精機製のCVTに
アイシンオリジナルのCVTフルード。
まずは全量イッキに圧送式で交換しますね。
手前のモニターが交換後のCVTF。
中央ビーカーが廃油。
奥のモニターが新油。
新油と比べるとマダマダですが、
廃油と比べるとかなりキレイになりましたね。
このまま15分ほどアイドリングし、
もう一度全量を交換します。
ここまでキレイに入れ替われば、
次回交換推奨時期は4万キロ。
一度冷却してから規定温度で油量調整を行いました。
弊社ではCVTFの定期的な交換を
オススメしています~。
オプション整備の
電子制御スロットルボディの清掃。
スロットルにカーボンは付着すると、
アイドリングの制御が安定しません。
WAKO’Sの専用クリーナーで、
バルブに付着したカーボンをキレイに拭き取りますね。
最後に初期化・再学習をしてあげれば完了です。
自動車に使用されているオイル・フルード類は、
必ず劣化し性能が低下します。
無交換で良い油脂類などは、
基本的には無いとお伝えしています。
今の車両は丈夫で故障は少ないので、
オイル系さえ定期的に交換すれば
良いコンディションで使用する事が出来ると思いますよ。
年間数百台ほどATF交換とCVTF交換の依頼を受けていますので、
ベーシックフルードのアイシン(AFW+)(CFB)は
200Lドラム缶で常時在庫しています。
ドラム缶からATFチェンジャーへのフルード移し替えでは、
専用冶具を製作し使用しています。
これにより外気に触れる事もなくカチッと接続するだけで、
新油タンクへの異物混入もゼロにしています。
100%化学合成ATF・CVTFの
NUTECニューテックオイルの常時在庫していますので、
当日にグレードアップして頂いても大丈夫ですよ~。
ATF・CVTF交換のご予約 御見積は、
HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています。
HAPPY CAR LIFE!!