過走行でも大丈夫。 圧送式ATF交換はトルコン太郎とミナト自動車で。
ハイエース 200系 ディーゼル
15万キロ走行のATF交換
依頼メールからご来店頂きました。
ナンバープレートを見ると
長野県ナンバーで
今日は静岡から朝一で来られたようです。 ありがとうございます。
トルコン太郎を検索して
地元周辺で設置店を探されたのですが
なかなか見つからず
大阪まで来ていただきました。
まずは試運転とコンタミチェック。
シフトショックも無く、
ATFも汚れてはいますが
十分交換は可能です。
アイシン AFWプラス を9ℓ
圧送式交換でスタート。
ストロボを点灯しても
透明度は無く
実際は画像よりもっと黒いATFでしたよ。
9ℓを交換し終えても
まだ透明度はありません。
以前10万キロ時に
地元ディーラーで
循環式のATF交換(12ℓ)
をされたようです。
循環式でオイルパン洗浄無しでは
ATFチェンジャーの性能にもよりますが
50%も交換出来ていない様な気がしますね。
しかも 『交換の良否判定をチェンジェーが判定しOKだった』と
話されていたので
おそらくあのメーカーのATFチェンジャーでしょうか。
ここまで汚れているなら
規定容量の2倍以上は必要ですが
予算もあるので
ご相談の結果
9ℓ追加しました。
するとこんな感じです。
ストロボ撮影ではこんな感じで、
肉眼ではこの中間ぐらいでしょうか?
ATF自体はほぼ入れ替わり
あとは汚れを完全に取り切れていない状態かな。
ATF交換の目的は
劣化したフルードの交換と
AT内部の洗浄です。
新油効果で内部を洗浄するので
少し走行してからの
再交換も有りだと思います。
(すこし工賃が多く掛かりますが。)
ATFクーラーを
専用洗浄剤で洗い流し
レベル調整と試運転で完了です。
過走行車でも交換は可能ですが
基本的には4万キロぐらいでの
定期交換の方が
スラッジの蓄積などを考えると
お車には良いと思いますよ。