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存在感が無さすぎですよね。 でもちゃんと仕事してますよ! 詰まるまでは。

エアコンフィルター (クリーンフィルター)
ってご存知ですか?
家庭用エアコンにもフィルターが
付いていますよね。
半年も掃除をしていないと
結構、埃が溜まっていると
思いますが
アレと同じようなものが
車にも付いています。
車の取扱説明書には
ハッキリ記載されているのですが
あまり存在感が無く
しかも
法定点検には
チェック項目がないので
交換されていない車両をよく発見します。
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完全に詰まっていますね。
何年物でしょうか?
こんだけ詰まると
何か不具合が出そうですが
運転手さんも気が付いて
いませんでした。
2年以内に交換暦がなければ
一度確認したほうがいいですよ。

オーバーフローで水浸し。 せっかくなんで丸洗い。

数日前にお客様からのTEL。
『あの~助手席の方から水の流れる音がするんですけど。』
と問い合わせがあり、
少し考えました。
冷却水が漏れているなら
クーラントの甘~い匂いが
室内に充満するし、
冷却水の漏れでエア噛みの可能性もアリ。 (水温計が無いタイプで水温確認できず。)
もしくはエアコンのエバポレーターの
ドレンホースが詰まり
水がオーバーフローして室内に
混入してるかも。
どちらにしても
放置して良くはないので
『すぐに来店して見せてください。』
とお答えしました。
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来店されて
見てみると助手席フロアが
ビショ濡れ
早速グローブボックス裏の
エアコンユニットケースを
確認すると水滴が。
これはドレンホースの詰まりですね。
運良くこのJB1 ライフは
フロアカーペットが前後2分割で
配置されており比較的簡単に外れます。
そこで丸洗い しちゃいました。
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コーヒーをコボしたんでしょうか?
裏側にシミが。
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洗剤でゴシゴシと
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あとは天日干しで乾くのを待ちましょう。
そもそもの原因はドレンホース 。
外してみるとやっぱりゴミが。
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エアコンフィルターがあるので
比較的ケース内はキレイなんですが
僅かに詰まっていました。
これぐらいでオーバーフローするんですね。
ホース出口の形状が虫避けの為でしょうか?
細くなっていますね。
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早めに気がついたのでカビる事もなく、
範囲も助手席足元のみで収まったので
よかった。よかった。
ほとんどの車種の
フロアカーペットは前後一体式なので
丸洗いをするには
シートなどゴッソリ外さないといけません。
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車に乗り込む時に
モワァっとした匂いがした場合は
助手席の足元を確認してくださいね。
一度でもカビを発生させると
匂いは取れませんよ~!!

見え難くないですか? あなたのサイドミラー。

短いお盆休みも終わり
通常営業に戻りました。
休み前に依頼された
事故修理の車両を引き取りに。
お客様の元へ行く途中
ポツポツと雨が降りはじめ
次第に土砂降り。
代車と入れ替えて
修理車両を走行中
サイドミラーをふと見ると
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まったく見えません。
ふき取ってもすぐに
水滴が付き
すぐ視界不良。
これでよく運転できたなぁ?  
っと関心します。
夜ならもっと見え難いでしょうね。
ちなみに私はガラコ
フロントガラスはもちろんですが
ドアガラスとサイドミラーまで
塗りこんでいますよ。
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ドアガラスの水滴は
ガラスの開閉すれば
スッキリ取れるし
走行すれば風で吹き飛んでいきます。
これなら
雨の夜間走行も安心ですよ。

ブレーキが熱中症! しかし自覚症状は無し。

熱中症のニュースを
毎日耳にしますね。
子供の頃は日射病と
言われてたような気がしますが
記憶違いでしょうか?
まぁ、暑さもほどほどに!
っと言うことなんでしょうね。
ちなみに
車のブレーキも夏冬関係なく
熱をおびますが
こちらも程ほどにしないと
壊れます。
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本日お客様からTELがありました。
     『昨日の夜にサイドブレーキを掛けたまま
      長距離走行したけど大丈夫かなぁ?
      なんとなくイケるような気がするけど。』
と質問されたので
詳しく聞くと
  サイドブレーキを引いた状態で
  少なくとも30キロ以上は走行。 (高速道路も含む)
  途中から車体後部が振動しだした。
  今は普通に走行出来る。
ブレーキ関係は命に係わるので
点検させてくださいと返事しました。
すぐに来店されて
車を確認してみると
サイドブレーキがまったく効きません。
サイドを引きつつ
シフトを『D』に入れてみると
クリープ現象だけで前に進みます。
また
軽い坂道で『N』でサイドを引くと
後にズルズル~と下がります。
これはダメだと
早速、リアブレーキのライニングを
外してみました。
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左が新品  右が長時間、熱を帯びすぎたライニング
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拡大するとこんな感じ。
カスカスになって
巣穴が出来ています。
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ドラムも当たり面も
かなり焼けていたので
研磨してみました。
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ドラムが歪み
再使用不能か? 
と思いましたが
研磨でいけそうです。よかった。     
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組み立てて
ブレーキ調整し
試運転。
ある程度ライニングの当たりを付けて
再度ブレーキ調整で
完了。
交換しないでも
走行する事は可能なので
一見問題無いと思うかもしれませんが
それは間違いです。
この場合、リアブレーキはまったく機能せず
フロントのみで止まることになるので
大変危険です。
現在シリンダカップ等からの
オイル漏れなどは無いですが
熱でのダメージが
シール等に及んでいるかもしれないので
念の為、
経過観察したいと思います。

オイル類は定期交換をオススメします。 

ホンダ バモスの定期点検。
走行距離4万キロでATFも交換させて頂きました。
ホンダ車は整備性が悪いと思っていますが
3速ATのバモスは比較的簡単でした。
リアゲートを開けた荷室の床下にATFクーラーが有り
そこからチェンジャーのホースを接続。
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最初に4ℓでフラッシングしてみたいと思います。
4万キロでの交換ですが汚れ具合はご覧の通り。
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左が新油 中が4ℓ交換後のオイル 右が廃油
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総量6ℓの交換予定でしたので
2ℓ追加でかなりキレイになりました。
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このまま40分クリーニングモード。
浮遊物をフィルターで除去します。
最後にATFクーラーを洗浄して
試運転後に油量調整で終了。
4万キロぐらいで定期交換しておけば
ホームページの基本料金内
いけそうですね。