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バッテリー診断機導入。 秋雨シトシト。  経験より数値化のほうが。

秋の雨空
少し蒸し暑く感じますね。
この時期は
一雨降ると一度下がるそうですよ。
今日は新しい測定器を導入しました。
最新型 ARGUS アーガス バッテリーアナライザー AA1000RP
s-RIMG1353.jpg
数年前に工具の展示会で見て
良いのは知っていたけど。
欲しかったんですよね~!
でも他にも欲しい設備があったので
後回しにしていました。
高いのよ!! この測定器
従来型のバッテリーテスターはもちろんあるのですが
あくまでもバッテリーの診断だけで
その車両の性能に対して、今現在のバッテリー性能までは
正確に判断しずらかったんです。
ですがこのバッテリーアナライザーだと
充電容量、オルタネーターやセルモーターの状態
バッテリー寿命、CCA測定などが瞬時に良否判定できます。
s-RIMG1349.jpg
クランプをセットして
サイズと規格を入力。
最初にエンジン停止状態で測定。
基本値測定 SOC(state of charge)
12V 充電状態 94%
まだまだ使えますよ~と教えてくれます。

ちなみに25%を下回ると即交換したほうが良いです。
s-RIMG1348.jpg
次はバッテリー寿命の測定。
新品時の想定容量450CCAに対し
現在の容量409CCA 。
測定温度とSocから算出した値が75%

50%を下回ると交換時期が近いです。
s-RIMG1346.jpg
最後にエンジン始動能力(CH クランキングヘルス)
実際にエンジン始動させて計測し、
始動の能力を算出します。
CH 100%
通常気温で75パーセント以上であればOK。
○に~のマークはオルタのダイオードリップルが
許容範囲にあることを示しています。
s-RIMG1347.jpg
全ての結果を総合判断してバッテリーの交換を判定します。
s-RIMG1350.jpg
プリントアウトして
お客様にお渡しすることもできるから
数値化する事で
さらに分かりやすく
説得力があるので
かなり優秀な診断機です。
車検の定期点検時などにフル活用します~。

一度調整してダメならアウトと思っていますが。   

工場代車の
エンジン掛け始め。
キュルキュル~と音がなるので
調べるとクーラーベルトが原因でした。
以前にも音が鳴っていてので
ベルト張り調整をしたのですが
寿命でしょうかね?
外してみるとヒビ割れもないのですが
ベルト内側の溝が変です。
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溝と言うか
山と言うのか、
かなりエグレて磨り減っていますね。
新品と比べると
ハッキリ違います。
s-CIMG6012.jpg
この角度が合わないと
いくらベルトを張っても
スリップしてしまい、
最悪プーリーも磨耗で
ダメになってしまいます。 (その場合結構高額修理になります。)
一度ベルト調整して
再度音が鳴るときは
ベルトの寿命ですので
新品交換したほうがいいですよ。
明日から天気が崩れそうです。
久しぶりの雨で
また気温が下がりそうですね。

保証書は大切に保管しましょうね!! バッテリー編。

10月に入ってから
バタバタとしていて
なかなかブログ更新が
できませんでした。
忙しいのはホント有り難いんですね。
感謝、感謝。
今日はバッテリー上がりです。
セルの回りが弱い状態がつづき
数日後には
セルも回らなくなりなりました。
バッテリー自体は比較的新しく
まだ保証期間の2年未満ですが
ダメになってしまいました。
いままで保証期間内にダメになるような
クレームは無かったのですが
今回は無償で新品バッテリーと
交換することになりました。
あと数ヶ月経つと
期間外になるので
有償になるのですが
新品に変わって良かったのかな?
本来4年から5年ぐらいは
働いて欲しいし、
お客様にはご迷惑をかけしたので
良くはないですね。
まぁ、
保証書が車検証入れにあったのが
救いでした。
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ようやく仕事がしやすい季節になりましたね。
天候もいい日が多いので板金塗装関係は
順調に回せそうです。
でもこの良い期間も短いからなぁ~。

ローターがキラッと光って誇らしげ。 秋なので575季語無し。

台風が過ぎて
数日ぶりの晴天。
風が涼しく
日差しが暖かいですね。
本日はボルボのブレーキ修理。
ブレーキ警告灯が常時点灯するので
入庫したのですが
この場合は大抵、
ブレーキパッドが減っているか
ブレーキフルードが漏れているかです。
確認しますと
フロントブレーキパッドが
残り1ミリほどしかありません。
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ブレーキローターも同時確認すると
ハッキリ内外の厚みが違いますね。
s-CIMG5940.jpg
キャリパーのピストンが
特に渋いわけではないのに
片方だけ磨耗が多い。
古い車なのでキャリパーオーバーホール
をした方がいいのですが予算上今回はパス。
(オイル漏れも無いしね。)
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作業自体は簡単でパッドとローターを
ササッと交換。
s-CIMG5942.jpg
20年前の車に
新品ローターが輝いているので
少し誇らしげに見えるのは
気のせいでしょうかね。