東大阪からお越しの
プリウス 20系 22万8千km走行
のATF交換です。
10万キロ時に一度交換したようで 、それ以降は無交換。
ディーラーや馴染みの整備工場に
ATF交換の依頼しても
やんわり断られたようです。
(理由は過走行の為みたいですが。)
ミナト自動車では距離に関係なく
ハイブリッド車のATF交換は出来ますよ~。
排出されたATFは 4ℓ
かなり真っ黒の状態です。
コレを見て劣化していないと思います?
新油と比べれば
よく分かりますね。
そこで一度内部をフラッシング。
アイシン ATFプラス で洗浄しますね。 (オートフルードWS対応)
注入完了し、15分ほど試運転。
整備モードよりも実走行の方が
オイルが回りますから
良いと思いますよ。
先ほど入れたATFも 、すでにこんな状態。
一手間掛かりますが
どうせなら
汚いよりキレイな状態で
新油を入れたいですよね。
次に入れるATFが
NUTEC ZZ51改
エステル系100%化学合成油のATFです。
ベースオイルと添加成分が
純正オイルとはレベルが違うんですよ~。
プリウスなどのハイブリッド車ATは
少し特殊で構造が従来型ATとはまったく違います。
構造上、ATFの負担はとても大きいのに
極めて低粘度なATFを使用。
最低5万キロ毎には
交換しておきたいですね。
ZZ51改を注入し
試運転後、レベル調整。
今回はタイヤのロードノイズが大きく
確認は出来ませんでしたが
走行時のギアノイズが軽減されるという
報告もありますので
ぜひ交換をオススメします。
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LLC交換もいろいろあるんですよね~。 ラジエターリフレッシャー
前回CVTフルードを交換した
デリカ D-5の車検整備。
今回は2回目の車検で
初回の車検はディーラーでされたようです。
25000kmしか走行していなく
24ヶ月点検の結果で
ブレーキオイル と LLC(冷却水)を
交換する事になりました。
ディーラーでは
走行距離等より交換部品は特になく、
「しいて言えばブレーキオイルの交換ぐらいはしてもいいかも」
とディーラーより言われたようです。
(ブレーキフルードは2年毎に要交換です。 理由はまた機会があれば。)
この画像は
ラジエターから取り出したLLCを
ペットボトルに入れてシェイクし
1分経過後の写真です。
泡立ちがすごいですね。
これはLLCに含まれる
数ある添加剤の一つ
『消泡剤』 が機能していない状態です。
(空気層が冷却の妨げになるんですよ。)
この中に後で注入する
『LLC再生剤』 を少し入れてみますね。
すぐに泡が消えていきました。 分かり易いですね。
5年間もLLCを交換しなければ
鉄、銅、アルミ など有効な 防錆剤や
冷却効果を維持する 消泡剤 などの
強化添加剤は劣化するんですよ。
注意 LLC主成分のエチレングリコールは5年経過しても劣化しませんので
比重計で測定しても意味が無く、添加剤の劣化判定は出来ませんよ~。
ミナト自動車の
LLC(クーラント冷却水)交換は
ラジエターリフレッシャー (ムラタトレーディング社製) を使用し
冷却経路にある全てのLLCを
リフレッシュ します。
ラジエターのドレンを開けて
抜けた分だけ補充する
一般的な交換方法では
半分ぐらいしか交換出来ませんよね。
ラジエターリフレッシャーは
パルスエアで汚れを浮かし、
2つのフィルターで濾過しながら
15分掛けて循環洗浄するんですよ。
たかがLLC交換ですが
交換方法にも注目してみるのも
良いかもしれませんね。
デリカ D-5 CVTフルード交換 圧送式でトルコン太郎
兵庫県 神戸市からお越しの
デリカ D-5 25000km
CV5W CVT
車検整備とCVTフルードで
メールを頂きました。
重量級ミニバンで4WD
坂道の多い神戸市内ですと
CVTフルードへの負担は大きいですね~。
今回使用するのは
WAKO’S ハイパーS
CVT車にも対応している
ハイグレードAT&CVTフルードです。
純正オイルより高性能で
お値段もそんなに変わらないので お得ですよ。
フルードのチェックと
試運転を済ませてから
トルコン太郎で
9ℓ を 圧送式交換をしますね。
(上抜きの循環式ではなく、完全な圧送式ですよ~。)
8.5ℓで完璧に交換出来ました。
早い段階で定期的な交換をしていれば
少ないフルード使用量で交換可能です。
フルード交換能力の高い
高性能ATFチェンジャー トルコン太郎なら
なおさらですね。
デリカ D-5 の
CVTフルードクーラーは
こんなにも大きいんですね。
クーラーを洗浄後
0.5ℓを補充して
フルードレベル調整。
診断機を使用して
約80℃でHOTラインに合わせます。
(160カウントで約80℃です。)
さらに
ECUのCVT劣化度レベルを
初期化リセットしますね。
デリカ D-5は
診断機がないと
CVTフルード交換は
出来ませんので
ぜひご相談ください。
次回のブログは
車検整備編をアップしますね。
ヘッドライト コーティング 黄ばんでいませんか?
ヘッドライトの黄ばみ
気になりませんか?
早い物だと七年目ぐらいで
黄色く変色してきますね。
そこでオススメなのが
WAKO’S ハードコート復元キット。
レンズの表面をコーティングする用材キットですよ。
それでは今からキレイにしていきますね。
まずは1400番の空研ぎペーパー
しかも塗装業界では定番のKOVAX製
均一にムラ無く、確認しながら研げる優れもの。
これで黄ばんだレンズクリア層とレンズ樹脂を
除去していきます。
車両に装着状態での施工では
これ以上番手を下げると、逆に傷が付き過ぎて
時間が余計に掛かるんですよね~。
そこからウールバフで ポリッシング。
(場合によってはスポンジバフの使いますよ。)
よくあるノンシリコン・ノンワックスではなく
本当に油分を使わない 水溶性超微粒子コンパウンド で
磨いていきます。
これで磨くと後の
脱脂作業が要らないので
脱脂剤でのクラック発生がないんですよ。
最後に表面をコーティングすれば完成です。
ちなみに
磨くだけでコーティングをしないと
すぐに黄色く曇ってきますよ ~。
カメラでは少し見えずらいですが
上下の比較画像でもコレぐらいキレイになるんですよ。
実際はもっとキレイになっているのですが
コンパクトカメラではコレが限界かな~。
車検やATF交換など
お車をお預かりできる時のみ
作業を受け付けていますので
どうぞよろしくお願いします。