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それなんですか?   ラジエターリフレッシャーも優れもの。

前回のブログの続きです。
ATF交換の問診のなかで
いろいろお話をお聞きしていると、
お客様がトルコン太郎の横にある
機械を指さして
『この機械はなんですか?』
s-CIMG6563.jpg
『これはラジエターリフレッシャー   エンジン冷却水の再生機なんです
 パルスエアで内部洗浄ダブル高密度フィルターで汚れも捕れるんですよ。』
と説明すると
キャラバンの冷却水(クーラント)過去交換歴が
はっきりしないので
この際クーラント交換もすることに。
s-image (4)
通常ラジエターアッパーホースを外し
バイパスするように
ラジエターリフレッシャーを接続するのですが
アッパーホース自体がかなり劣化していて
かなりヤバそう!!
柔軟性が無くバキバキ音がし硬化していました。
s-image (3)
s-image (1)
ホースも新調して
いよいよリフレッシュ開始
回収されているクーラントはこんな感じ。
左が注入にしているLLC   右が回収しているLLC
s-image (2)
恐らく4年以上は無交換のようですね。
最後に防腐剤、消泡剤などを強化する為に
冷却水再生剤を投入します。   これでリフレッシュ完了。
s-image_20120315200306.jpg
ラジエターキャップはこのように
ボロボロとゴムパッキンが割れています。
s-CIMG6567.jpg
これではラジエター内の
圧力コントロールが出来ないので
オーバーヒートの原因になりますよ。
ラジエターキャップの重要性
理解している整備工場も
あまり多くないような気がしますね。  
地味な部品ですが結構頑張っているんですよ。
ミナト自動車で車検されたお車
ここまで劣化したキャップは
見たことないなぁ~。
金額も安く900円ぐらいですよ。大体は。
冷却系統の基本整備はこれで完了。
あとは水漏れや水温の変化などを
定期的に観察していけば良いと思います。
それ以外はキチンと整備されているので
まだまだ長く乗れそうですね。

2012年3月20日

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