効いてるようで 効いていないブレーキ!! 点検って大事ですよ~。
北風が冷たく
屋外での作業が辛い!
ツナギ服に防寒ベスト
ネックウォーマーとウインドブレーカー
で着膨れ気味の今日この頃です。
車検整備のキューブZ11
引き取り時の問診で
右後ろから走行中に
コトコト、ゴトゴトと
音がするので
見てほしいとのこと。
見た感じでは
空気圧もあり
普通なんですが
タイヤ接地面をよく見ると
タイヤ4分の1 の接地面だけ
いびつに変摩耗していました。
どうすればこんな感じに
なるのかは不明ですが
恐らく慢性的な空気圧不足かなぁ?
タイヤはもちろん交換ですが
ハブベアリングも点検しました。
予想通り!
ベアリングを手で回すと
ゴリゴリッと手応えが。
反対側のハブは
問題無いので
変摩耗タイヤからの振動が
原因でしょうね。
タイヤからの振動を
最初に受け止めるのは
サスペンションなどよりも
タイヤに近い
ハブベアリングですから。
この車両は
当工場には初入庫ですが
7年経過の8万キロ走行で
ほとんど整備をしていないようで
リアブレーキドラムに
ブレーキのダストも
たっぷり詰まって
危険な状態。
何が危険かなのか?
ここまでダストが溜まっていると
リアブレーキの効きも悪くなり
遊びも増えてきます。
ただでさえFrブレーキは減りやすいのに
さらにリア側分の制動不足分も
Fr側で補うので
当然パッド残量が早くなくなり
ブレーキが効かなくなります。
この車両もFr側の
残量はほとんど無く
4輪すべて交換することになりました。
リアドラムブレーキは
ダストが溜まりやすいので
車検時には
交換まではいかなくても
清掃
残量点検
遊び調整
はしましょうね。
サイドブレーキが甘いのは
このタイプの多いですよ。
ミナト自動車の車検整備では
上記の作業はしていますので
ご安心ください。