カーエアコンはノーメンテ? カーエアコンリフレッシュα そろそろ使用時期ですね。
エンジン・ミッション・ブレーキなどは
車検などで定期的なメンテナンスをされているかと思います。
車にとって(走る・曲がる・止まる)などは
非常に重要度が高いのですが、
運転者にとってはジミに重要度の高い装置 (カーエアコン)
メンテナンスをしていますか?
ちなみに
・エアコンが壊れていても
・冷えが悪くても
・冷媒ガスが不足していても
車検時には検査項目自体が無いので、
そのまま使用し続ける方が多いのが現状ですよね~。
H17年式 クラウンアスリート GRS184
走行距離 62000km
『カーエアコンリフレッシュα』 の依頼です。
カーエアコン整備機器 デンゲン社『エコ マックス jrⅡ 』 全自動エアコンガス回収再生充填装置
普通に使用していても年々減少する
冷媒ガス・コンンプレッサーオイルを
一度回収してリフレッシュし
規定充填量で入れ直す。
それらを全自動でエコマックスJrが行います。
(冷却性能テストなどは作業者が確認します。)
エアコン冷媒ガスの量
コンプレッサーオイルの充填
真空引き作業による除湿・エア除去
詳しくはこちらどうぞ~ http://minato-motors.com/blog/?p=331
GRS184の規定冷媒充填量 450g ± 50g
設定量は450gにして
NUTEC NC-200 の充填冷媒量は 30g
合計480gの冷媒ガスが重量管理で注入予定。
車両に充填されている冷媒ガスを全量回収。
真空引き作業を10分間
設定した冷媒ガス量 と NC-200を同時注入。
約30分ほどの作業時間になります。
結果をみると
新車時の規定充填量 450g
回収できた冷媒ガス 310g
補充したガス140g (NC-200 30g)
本来あるべき冷媒ガスが140g少なかった事が
これで分かりましたね。
1/4以上減っているので真夏は冷えが悪かったと思います。
作業しないで放置すれば
涼しいうちは冷えますが、夏になると
コンプレッサーを回し続けないと冷えないので
燃費も悪くなり、冷えも悪く快適ではないでしょう。
それにコンンプレッサーも機械なので
オイルが不足すると故障する確率も上がりますよ~。
カーエアコンリフレッシュαでは
純正同等クラスの デンゲン社製 オイル缶と
オプションで高性能AC添加剤
(WAKO’S パワーエアコンプラス)
(NUTEC NC-200 コンプブースト) が選択可能です。
エアコンの冷媒ガスがどのくらい充填されているか?を
調べる方法は一つだけ。
重量管理した全量回収しかありません。
(マニホールドゲージ)を繋いで
低高ガス圧を見ても正確な冷媒量までは分からないのですね。
(かなりアバウトです。)
もちろん充填時も目分量ではなく、
重量管理で行わなければ
本来の性能にはならないのです。
よくある『冷えが悪いので1本入れましょうか?』と
安易な充填をすると過充填になる場合がありますよ~。
これから使用回数の増えるカーエアコン。
シーズン前にどうですか~?
予防整備にもなるんですよ~!!
本日もミナト自動車ブログ (日々是好日)に
お越し頂きありがとうございます。
4月上旬にリフトを増設しますので
今までよりかは混雑が解消される?? と期待しています。
もうしばらくの間ご迷惑をお掛けしますが
どうぞ宜しくお願いします。
Happy Car Life!!