徳島県からNUTEC 3点セット。 日帰り作業も可能です~。
以前にWAKO’S ハイパーSで
ATF交換をして頂いたレガシィ。
http://minato-motors.com/blog/blog-entry-158.html
あれから5万キロ走行し
交換時期が来たので再来店になります。
徳島県からお越し頂きました。
レガシィ BP9 4AT
走行距離10万キロ
今回の依頼は
ATF交換
エンジンオイル交換
カーエアコンリフレッシュα
の3点になります。
ATFを (NUTEC or WAKO’S)のどちらにするか?
NUTECエンジンオイルの粘度をどの辺りにするか?
エアコン添加剤(デンゲン、WAKO’S、NUTEC)の3択から?
お見積と商品の説明等をお話させて頂いて
お好きなプランを選んで頂きました。
ATFの状態と過去の交換暦から
今回もプレ洗浄無し の圧送式交換を行いますね。
定期的にATFを交換していれば
プレ洗浄は必要はないのですよ~。
選択されたATFは 『NUTEC ZZ51改』
全化学合成ATF(エステル系) ハイパフォーマンスATF。
サーキット走行や高回転まで回すストリート走行の方に
オススメのATFなんですが
通勤やレジャーなどの 通常走行メインの方にも
実はオススメしているんですよ~。
エステル系ベースオイルの微細化、高性能化
高温、高圧、高回転などの過酷な状況でも
安定して性能を発揮する 『NUTEC ZZ51改』
非常に耐熱性の高いATFなので
一般走行ぐらいの熱負荷では
熱劣化による性能低下が起きにくいのが特徴です。 (純正ATFと比べて)
そこでオーバースペックATFを
一般走行車に使用すれば
ATF交換サイクルも伸びて
実はロングライフ化になるのですよ。
また微細化した強靭なベースオイル性能で
燃費&フィーリング向上になるのはご存知だと思います。
それではトルコン太郎に接続して
圧送式交換を行いますね。
前回使用したWAKO’S ハイパーSから
ZZ51改に入れ替わりましたね。
奥に見える新油と比べても
十分キレイになったと思いますよ。
5万キロ使用したハイパーSは
コレぐらいの汚れ具合。
部分化学合成のハイパーSも
純正ATFに比べて耐熱性が高いオイルなので
劣化もほどほどに、汚れも少なめですね。
もし純正ATFで5万キロ使用すれば
もっと真っ黒に劣化しているでしょうね~。
次にエンジンオイルと
オイルエレメントも 交換します。
NUTEC NC-50系 エステルレーシングシリーズ
NC-50 (10W50) 1L 2本
NC-52E (0W20) 1L 2本
50:50のブレンド配合で(5W40)に調整しました。
メーカー推奨粘度を参考に
交換サイクルや使用状況などを考慮して
オススメ粘度を提案させて頂きました。
ATFと同様に高性能エンジンオイルを
一般走行車で使用するとどうなるのか?
単純に今までより交換サイクルが伸びて
パフォーマンス、フィーリングが上がりますよ~。
NC-50シリーズなら 0W20~10w50まで
お好きな粘度で調整できますので
来店時にご相談ください。
デンゲン社製
全自動ACガス回収再生充填機 (エコマックスJr)
ミナト自動車オリジナルの(カーエアコンリフレッシュα)
http://minato-motors.com/blog/blog-entry-330.html
コンプレッサー保護のために
エアコンガス添加剤を同時注入するのですが
基本セットのデンゲン製ACオイル缶から
アップグレード料金でWAKO’S と NUTEC が選べます。
ATFとエンジンオイルがNUTECなので
AC添加剤もNUTEC NC-200 を選択されました。
こちらもエステル系オイルを贅沢に使用した
高性能ACコンプレッサー用オイル添加剤になります。
NC-200 を エコマックスJr にセットし
低高圧ホースも接続して
性能テストをしていきますね。
外気温 34℃
クールMAX 風量全開
ドア窓全開の内気循環
エンジン回転数2000回転
吹き出し口温度 11℃ ですね。
これで作業前のレガシィは
外気温を23℃に冷やす能力が
あるのが分かりますよね。
続いて
BP9の規定冷媒充填量は
400g ± 30g
エコマックスJrを400gにセットすれば
NC-200の冷媒ガス 30gと合わせると
丁度イイ感じになりますよ。
(430gの冷媒ガスを充填予定。)
車両から冷媒ガスを回収し
高性能フィルターで再生ろ過。
真空引きをして配管内の
空気、水分を除去。
重量管理で規定量を液化充填し
AC添加剤も同時に注入。
規定充填量 400g
回収したガス量 300g
不足分していたガス 100g
6年間で100gの冷媒ガスが
減少していた事が分かりましたね。
今回のカーエアコンリフレッシュαで
430gの冷媒ガスを充填し
コンプレッサー用オイルもNC-200を補充完了。
作業前と同じ条件で測定すると
吹き出し口温度 8.5℃になりましたね。
冷媒ガスの量は
重量管理した全量回収をしないと
測定出来ません。
冷えが悪いからと言って
安易なガスチャージをすると
過充填や故障の原因にもなりますので
注意が必要ですね。
今回は (NUTEC3点セット)で施工させて頂きました。
なかなかこの3点を同時に施工できる
整備工場は少ないと思いますが
ミナト自動車では予約して頂ければ
日帰り作業も対応可能です。
大阪、関西への観光ついでに
ぜひお寄りくださいね。
http://minato-motors.com/blog/blog-entry-326.html
ご予約等はホームページ (お問い合わせフォーム) からどうぞ。
宜しくお願いします。