エコフラッシュオート 効果検証テストシリーズ その1.
エンジン潤滑系統洗浄ってご存知でしょうか?
エンジンオイルが流れる経路や
エンジンのケース内部、ピストンリングなどに蓄積した
カーボンスラッジを専用洗浄剤でキレイにする作業なんですが・・・。
エンジンにホースを接続し
専用のフラッシングマシーンで
循環洗浄していくそうです。
恐らく10年以上前から存在し
あまり日の目に当らない
地味~な整備だったと記憶しています。
弊社が思うココ最近の整備事情から
『もっとスポットに当ってもイイんじゃないのか?』
と 実は1年前からリサーチしてきました。
そこでこの整備機器を調べていくと
こんな事が分かってきました。
1・このフラッシングマシーン自体が非常に高価。 (150万円前後なら、どう考えても費用回収出来ないでしょ!)
2.・数社しか類似装置を製造していない。 (ニッチすぎて売れなければそうなりますよね。)
3・人気と知名度が無い為、販売台数が非常に少ない。 (モトが取れなきゃ、買わないでしょう。)
マシーンスペックで見ていくと
4・油圧、油温が測定出来て、数値が分かるタイプ or 無いタイプ
5・エンジンを掛けながら施工する(ダイナミック洗浄) or 停止状態でする(スタティック洗浄)
6・フィルターは3~5ミクロンを使用し、循環しながら ろ過。
などがありますね。
数値が測定出来て
高温でスラッジ溶解促進ができるダイナミック洗浄
の方が洗浄効果は高いでしょう。
この機器自体を持っている整備工場は少なく
洗浄効果が分かりづらく、露出も少ない。
それに導入費用が高額な為、施工料金が高くなるのも
人気が無い(普及しない)要因かもしれません。
エコカー減税とガソリン高騰から
新車に乗り換える方がいる一方、
年式が経過して走行距離多い車両でも
愛着を持ってメンテされている方も多いです。
また中古車での購入で整備暦が分からず
現状を把握したい(リフレッシュしたい)と
思われる方の多いようですね。
10年10万キロ走行してくると
徐々に圧縮が落ちて、燃費が悪くなってきますよね。
燃焼状態が悪くなり、未燃焼ガスが増え
排気ガステスターでCO,HCの数値
を調べるのも手段の一つでは。
今回ミナト自動車では
自動車整備機器 バンザイが販売する
全自動エンジン循環系統洗浄装置 『エコフラッシュオート』
を導入しました~。
新品では導入価格が高すぎて
施工費用が高額になるようですが
今回あまり使用していない良品を
低価格で仕入れましたので
そこでサンプル車両を集めて
テストしていきたいと思います。
どういう車両に効果があるのか?
数値的な変化が分かるのか?
施工費用はどのあたりが妥当か?
いろいろ検証していきたいと思いますね。
正式にオススメ・メンテナンスメニューとするか?は分かりませんが
実際に機械を買わない事には
客観的な評価出来ないと思います。
時間は掛かりますが
つづきは検証シリーズで
お知らせしますね~。