定期点検と車検整備。 継続メンテでグッドコンディション。
いつもお世話させて頂いている
H13年 プレマシー CP8W
車検整備での入庫です。
入庫すれば一番最初に
排気ガスの状態をチェックします。
CO,HCの数値から
エンジンの燃焼状態がよく分かるんですよ~。
CO,HCともに やや多め。
アクセルを踏み込み、高回転で1分ほど
維持して排気温度を上げてみると
少し数値が下がりましたね。
O2センサーと触媒の劣化も考慮して
作業を進めていきますね。
エンジンの燃焼状態に大きく影響する
エアエレメント&スパークプラグ。
コチラも点検していきます。
ノーマルプラグの寿命は約2万キロ。
価格は3倍になりますが
寿命は5倍のNGK イリジウムMAX に交換します。
強い燃焼核を形成し
燃費向上、トルクアップに期待しましょう~。
エアエレメントも同時交換。
画像ではキレイに見えますが
アップで見ると結構汚れています。
定期的な交換をオススメしますね。
これで排気ガスの数値は
CO,HCともにゼロ近くまで下がりました~。
10年経過した車両に多いのが
リンクジョイント部分のゴムブーツ破損。
経年劣化で破れてきますので
大きなガタが出ないうちに交換しますね。
エンジン冷却系統のリフレッシュ。
ミナト自動車では『ラジエターリフレッシャー』を使用して
LLC交換と冷却ライン清掃をしています。
http://minato-motors.com/blog/blog-entry-247.html
アッパーホースにバイパスして
リフレッシュしたLLCをどんどん圧送していきます。
回収されたLLCは
高性能ダブルフィルターでろ過されて
またまた冷却ラインに循環圧送。
通常のドレンアウト式LLC交換とは
全く違う交換方法。
最後にLLC強化再生剤を注入して
エア抜きをすれば完成です。
Frブレーキパッド交換。
ブレーキフルード交換。
パッド残量と今後の走行距離
を考慮して交換しますね。
法令点検項目には無いですが
エアコンフィルターもチェックします。
2年間も使用すると
結構汚れているんですよね~。
今回は活性炭配合の
高機能消臭タイプに交換しました。
LEDハイマウントストップランプ
この年式あたりで採用され始めましたね。
長寿命、省電力ですが
年数が経過すると球切れ は起こります。
劣化したLEDだけ交換できれば良いのですが
今回は非分解構造の為、ランプASSYで交換します。
普段のオイル交換など
メンテナンス状態は良好
大きな不具合も無く
良いコンディションでしょう。 (ハイマウント球切れは予想外でしたが・・・。)
定期的な点検と
必要な時期 に 必要な整備。
今の国産車なら
10年10万キロは当たり前になりました。
ですがノーメンテナンスでは
良い状態をキープ出来ませんので
ご予算に合わせたメンテナンスを
提案させて頂いてます。