1. TOP
  2. ミナトBLOG

解説シリーズ ハイエース100系リフレッシュプラン 予約編その1。  メール相談から予約決定まで。

100系200系問わずハイエースは10万キロで馴らしが終わり、20万キロでそろそろ部品が寿命に来て、30万キロでクタクタな車になる。

ですが正しいメンテナンスさえ行えば、30万キロ以上走行したハイエースでも、新車時のようにビシッと走る車両に戻るんですけどね。



http://minato-motors.com/blog/?tag=%e3%83%8f%e3%82%a4%e3%82%a8%e3%83%bc%e3%82%b9
一部ですが全国から集まったハイエースの整備事例を参考にどうぞ。






普段のブログは1話完結か?3話ぐらいの3部作ブログでまとめていますが、今回は(解説シリーズ)ということで、普段よりも(短めで)(数多く)(頻繁に)ブログアップしていきます。

(今のところ8~10話ぐらいの連載になりそうです。)


いつもより細分化しギュッと濃縮して、リフレッシュプランの(予約~入庫まで)(作業開始~納車まで)を解説しますね~。





香川県からお越しいただいたのは、トヨタ ハイエース LH178 平成16年式 走行距離25万キロ

リフレッシュプランのご依頼で予約入庫しました。




ちなみにこの時は偶然にも同じ型式のLH178のハイエースがリフレッシュプランで入庫中。  型式やモデル違いは日常的ですが、型式まで同じとなるのは稀ですね。



ホワイトツートンのLH178ハイエースは平成12年式の走行距離35万キロです。

どちらも地元で基本整備は行っていますが、サスペンションやハブ・ブレーキ・ATF交換などは未実施のようです。

そして未実施個所を整備していないと(やはり距離相応のクタクタな車両)(音がうるさく乗り心地が悪い車両)になりますよね。



エンジンのTベルト交換やブレーキのパッド交換、車検時にするような一般整備は(正直、どこの整備工場でも出来る。)

でもこれから紹介する広範囲のトータル整備は、基本的には引き受けてくれる整備工場は少ないでしょう。

実際に弊社のブログと同じような広範囲の整備を地元で依頼すると、(やんわりと断られる)とよくお聞きします。 (小規模の整備ならOKなのに・・・。)




ハイエースを改造する整備工場は山ほどあるが、純正ノーマル新車時に戻す目的のリフレッシュ整備を行う工場は、意外と少ないんですよね。





GT-RやフェアレディZ、スープラにユーノスロードスター・ランエボなどの旧車スポーツカーの整備専門店はトータル整備の需要があるので全国を見渡しても結構ありますよね。

ハイエースをベタベタにローダウンして、デカイホイールを装着し、室内も改造するというジャンルも一定の需要があるので、これも専門店が多い。




純正ノーマル状態で大切に使用してきたハイエース。

ミナト自動車ブログのようなトータルリフレッシュ整備を地元ディーラーに依頼すれば、余程の贔屓で常連でなければ、(新車のカタログ)or(高額な御見積書)が手渡されるパターンが多いそうです。


それでも探せばハイエースの中規模ぐらいの整備を引き受けてくれる所もありますが、アライメントテスターやアライメントリフト、インジェクターやDPFの洗浄などのサスペンション・エンジン整備に必要な設備が無い場合が多いですね。


それでは部品を交換して組み立てただけで、本来の性能には戻らないのです。


そんな訳で彷徨うハイエースユーザーはネットで検索し、ミナト自動車のブログに辿り着き、リフレッシュプランの依頼をいただけるのでしょう。




そこで(リフレッシュプランっていくらなの?)とメール相談されるのですが、その時には決まってこう答えています。

(そりゃ~あんたの車をまだ診とらんから、分からんよね。)(今までどんな人がどんな整備をしてきたかで、整備内容も大きく変わるんよ。)




(でもね。百台以上ハイエースのリフレッシュプランをしてきたら、相談内容で大体分かるよ~。)(それなりに費用は掛かるけど、また愛着が増すような愛車にはなるから任せなさい。)


こんな砕けた感じの言葉で返信メールをしませんが、長文で丁重な言葉に書き換えてメール返信し、過去の整備参考事例と共に整備予算の目安を決めていただいています。



リフレッシュプランはそれなりに大規模な整備をしますし、部品点数も非常に多い。(純正部品の価格も上昇中ですし)

(20万円~40万円ぐらいで何とかリフレッシュ出来ないですか?)と相談された場合は、(申し訳ございませんが、難しいです。)とお答えしています。


車種によって変わりますがリフレッシュプランをお引き受けする整備予算には下限を設けています。(○○万円以上からお引き受けします。)と相談時にお伝えしています。



これはね。経験上この車種なら(この部分とこの個所とここだけは整備しないとリフレッシュしたというレベルには到達しない)と分かっているから。

無暗に整備予算を上げている訳ではないんですよね。


整備予算を妥協すると仕上がりに対して(ユーザーの満足度も下がるし、リフレッシュプランの評判も下がる。)の悪循環。

相応の整備には、やはり相応の費用が掛かるのです。



注意
板金塗装などはジャンル外なので、リフレッシュプランではお引き受けしていません。



だからと言ってユーザーさんも整備予算には限りがあるので、数台の類似ブログをメールに添付し、総額でどれぐらいの費用になったかを提示しています。


(あ~これぐらいの整備規模で、これぐらいの費用が掛かるんだ)と理解してもらえると助かります。リフレッシュプランの予算の参考にしてくださいね。



または(何年何月の○○のブログ作業は総額でいくら掛かりましたか?)と問い合わせしてもらえるとお答え出来ますよ。   ただしあまり古いブログは参考にはならないので、比較的新しいブログを参考にして下さい。


予約して入庫し点検するまでは、ザックリとした概算費用でどんな感じの整備になるのかをイメージするぐらいで良いかと思います。



こんな感じでメールやり取りが進み、予約完了まで数ステップ進みます。

この後に部品代の前金振込や、入庫日の決定などをメールで順次案内していきますが、それは次回ブログで紹介しますね。


(解説シリーズ ハイエース100系リフレッシュプラン 予約編その1)はここまで。次回ブログでは予約入庫までの流れを説明しますね。

それではHAPPY CAR LIFE!!




2022年2月9日

このページのトップへ