スバル リニアトロニックCVTF 圧送式交換。 レクサス2車種も温度管理でフルード調整。 90℃から30℃まで下げますよ~。
愛知県からお越しいただいたのは
スバル フォレスター SJ5 H25年式
走行距離25000km
リニアトロニックCVTのフルード交換依頼です。
試運転をしてCVTFの状態をチェックし、
チェンジャーとのホースを接続して圧送式交換。
交換効率の高い圧送式交換で全量をイッキに入れ替えます。
NUTEC ニューテックリンシングフルード
『NC-RF 仮名』でまずはプレ洗浄を行います。
全量交換をしてここまでキレイになりました。
ここから15分ほどアイドリングし、
本命フルードで再交換しますね。
ニューテックNUTEC 『NC-65』
100%化学合成ベース基油(エステル系)を贅沢に使用した、
おそらく市販品最強のフルードでしょう。
もともと高トルク大排気量を搭載車のミッション用フルードとして開発され、極圧性の高いDCTや多段ATをターゲットにしています。
高回転・高負荷を掛けるほどその真価が発揮されます。
実際にNC-65の開発に携わった方の話では、
(やれるだけの事はやったよ!!)と言わしめるほどの出来栄え。
極薄で強靭な油膜性能はもちろんスバル リニアトロニックCVTでも使用可能。(一部不適合もあり)
チェンジャーのペール缶を入れ替えて、
もう一度全量圧送式交換を行います。
キレイに入れ替わりましたね。
最後に規定温度でレベル調整をしました。
オールNUTECフルード (NC-RF仮名)&(NC-65)を使用した、フルード圧送式交換が出来るのは全国でも弊社のみになります。(今のところは・・・。)
NC-RFについてはこちらのブログで紹介しています~。
http://minato-motors.com/blog/?p=17434
NUTECリンシングフルードとドラム缶に印字されていますが、
ブログを書く都合上文字数は少なくor略称がよいので、
私が勝手に名付けて(NC-RF仮名)としています。
次に入庫したのは
レクサス LS600h ハイブリッド UVF45
走行距離42300km
こちらはハイブリッドCVTのフルード交換等を依頼されました。
このHV用CVTはオイルパンを洗浄してからの
希釈式交換でキレイにします。
また機械式・電動式フルードポンプを強制作動させ、
圧送式交換に劣らない交換効率を実現しています。
交換するたびにフルードが
キレイになっていくのが分かりますね。
定期的に交換すれば少ないフルード量でキレイになりますし、
予防整備にも有効です。
リア デフオイル&トランスファオイルも交換します。
NUTEC NC-70 全化学合成ギアオイル 75W90
エンジンオイル以外のオイル類も定期的交換しましょう。
愛知県からお越しいただいたのは
レクサス IS-F USE20
走行距離 101400km
オイルパンを脱着洗浄してから
ATF圧送式交換を行います。
使用するATFはプレ洗浄のNC-RF、
本命ATFにNC-65。
ここまでキレイになれば
次回交換推奨時期は約6万キロになります。
本日もミナト自動車ブログ 日々是好日に
お越しいただきありがとうございます。
今回登場した車両のフルードレベル調整は
温度管理式になります。
フルード油温をモニタリングしながら
車種指定の規定油温範囲内でフルードの量を調整します。
(フルード量は多すぎ、少なすぎもNGです。)
(膨張率も大きいので10℃違うと量も変わります。)
この作業自体は年間百台以上の交換作業をしている弊社では、
あまり難しいものではありません。
問題は規定温度まで素早く冷却し、
確実に日帰りで納車出来るかに掛かっています。
(もちろん実作業はノーミスで手際よく。)
LS600hの規定フルード油温は30℃から40℃。
外気温40℃近い工場内室温で90℃以上あるフルード油温を、
上記範囲の温度まで冷やすのは結構大変!!
毎年この時期はいかに早く冷却するかがポイントなのですが、
これも何年も前から実績を重ねていますので
まったく問題なく行えるようになっています。
指定時間に入庫してもらい、納車時間をお知らせしています。
その間は代車&電車で大阪観光が出来るので
近畿圏外からの来店率が多いのはそんな理由もあるのでしょうか。
弊社目の前の阪和線JRもず駅から約30分で
大阪中心部のキタ・ミナミ・天王寺に到着しますよ~。
大阪観光のついでにどうぞお越しいただけると幸いです。
ATF交換のご予約・御見積はHP(お問い合わせフォーム)から
お待ちしていますね~。
どうぞ宜しくお願い致します。
HAPPY CAR LIFE!!