1. TOP
  2. ミナトBLOG

直噴 インテークバルブ カーボン蓄積。   パーフェクトで大量。 平均的で大漁。

直噴エンジン特有の症状である

インテークバルブ に蓄積する大量のカーボン。

 

 

 

 

 

 

WAKO’S RECSなどの洗浄剤では除去不可能だと、

 

弊社独自に研究し開発したのが、

DSC(ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング)

 

 

 

おかげさまで、もうすぐ1年になろうとしています。

 

 

s-IMG_4922

 

今回のDSC作業のご依頼は

 

兵庫県神戸市から来店の

GRS182 クラウン 13万キロ。

 

 

 

s-IMG_4924 s-IMG_4875 s-IMG_4876 s-IMG_4877

 

 

 

インテーク系統の部品を外し、

バルブが見えるまで分解します。

 

 

 

 

 

s-IMG_4878 s-IMG_4879 s-IMG_4880 s-IMG_4881

 

 

インテークポートから覗くと、

10CMほどの穴蔵が確認できます。

 

その最深部にあるのが、インテークバルブ。

 

 

 

 

今回は画像多めで紹介しますね。

 

 

s-IMG_4883 s-IMG_4884 s-IMG_4885 s-IMG_4886 s-IMG_4888 s-IMG_4889 s-IMG_4890 s-IMG_4891

 

 

過去に作業してきたGRエンジンの中では、

3位以内に入るほどの蓄積具合。

 

 

 

ここまで蓄積が酷いと、

ヤル気がMAXになるのは気のせいでしょうか?

 

 

 

(オラ ワクワクすっぞ!!という感じですね。)

 

 

s-IMG_4892 s-IMG_4893 s-IMG_4894

 

 

耐水・耐容剤 性能が非常に高い

3M社 (マスキングペーパー 6753) で完全防備。

 

飛び散るカーボン片から車両をガード。

 

 

 

 

 

 

グリーンテックジャパン社

ドライアイス洗浄機(ドライアイスパワー

http://www.greentech-japan.co.jp/

 

 

TV 『ほこxたて

絶対に剥がれない塗装 VS どんなものでも剥がす洗浄機

http://www.greentech-japan.co.jp/hokotate/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3mmドライアイスペレットをチャージし、

DSC特注専用ノズルをセットアップ。

 

 

 

 

準備完了・ショット開始。

 

 

 

s-IMG_4899 s-IMG_4898 s-IMG_4897 s-IMG_4895

 

 

 

1ポート 10秒ほどショットすれば、

 

ペレットが直撃した部分だけ

カーボンが吹き飛びます。

 

 

 

s-IMG_4900 s-IMG_4902

 

 

 

飛び出たカーボン片は

基本的にバラバラになるのですが、

 

まれにで飛び出してきます。

 

 

 

 

カーボン片の大きさ。

ポート内径の大きさ。

 

 

 

十円玉と比較すると、

大きさが分かりやすいですね。

 

 

s-IMG_4909 s-IMG_4908 s-IMG_4907

kkkk

 

 

精密に加工されたエンジン内部を、

一切のダメージを与えず付着物を除去。

 

 

 

 

高圧の圧縮空気 と ドライアイスペレットは

大気に消えますので

残留物は飛び散ったカーボンのみ。

 

 

 

 

熱収縮 と 昇華爆発力を利用して

全12ポートを剥離していきます。

 

 

 

 

s-IMG_4918 s-IMG_4917 s-IMG_4916

 

 

 

ここまでキレイに出来るのは、

オーバーホール or DSCだけだと思います。

 

 

 

 

もしドライアイス洗浄機が無くて

手作業で(キレイにしてほしい)と依頼があれば、

間違いなく断るでしょう。

 

 

 

 

 

いったい何時間掛かるのか?

はたしてココまでキレイになるのか?

 

 

採りきれなかったカーボン片が

もしバルブシートに挟まったら?

 

 

 

 

手作業で完全除去は

日帰り作業だと

まず不可能だと思いますよ~。

 

 

s-IMG_4879 s-IMG_4919

 

 

スワールコントロールバルブも洗浄し、

スロットルバルブは清掃・初期化。

 

 

数回の初期化で

アイドリングが落ち着けば完成です。

 

 

 

 

DSCのみなら

約6時間ぐらいで納車になります。(もちろん日帰りOK)

 

 

 

s-IMG_4926

 

今回は全ポートで大量に蓄積していたので、

大物カーボン片がたくさん捕獲?できました。

 

 

大量&大漁だったと思います。

 

 

 

s-IMG_4927

 

横幅は十円玉との比較で分かると思いますが、

大物の一つを厚み計測。

 

4.5mmでした。

 

 

 

ポート内径にも、1mmほどぐるりと蓄積。

 

 

 

バルブ全周に付着しているので、

ざっくり8mm以上はポートが狭くなっているのでは?

 

 

 

 

s-IMG_4925

 

メーカーが推奨する

・エンジンオイル交換

・オイルエレメント交換

・エアエレメント清掃・交換   はこんな感じ。

 

 

 

 

メーカー特別保証(エンジン・ATなど)

新車から5年間 もしくは走行距離10万キロ

(早く到達した方が適用)

 

 

 

 

 

 

 

上記メーカー推奨交換時期を

参考にしている方は少ないでしょう。

 

 

頻繁に新車へ乗り換える方は、

特別保証があるので安心ですが・・・。

 

 

 

 

s-IMG_4924

 

 

今回のクラウン182オーナー様も、

ごくごく平均的なメンテナンスをされていたようですよ~。

 

 

それもメーカー推奨交換時期以上の頻度で。

 

 

 

 

s-スワール

 

 

私が一年間、

DSC作業をしてみて感じたことは。

 

 

 

メンテナンスパーフェクトなGRエンジンでも、

カーボン蓄積は大量。

 

 

 

平均的なメンテナンスなら、

それ以上に溜まっている可能性が高いと思います。

(おそらく大漁!)

 

 

 

 

 

DSCのご相談は

HP(お問い合わせフォーム)からお待ちしています~。

 

Happy Car Life !!

 

 

2016年3月4日

このページのトップへ