カーエアコンのメンテは必要か? ヒトソレゾレ でいいのです。
GWなどの長期連休が近付くと、
入庫車両の調整に気を使います。
出来ることなら長期休暇の時は防犯上、
お預かりしている車両をお返ししたい。
連休前からメーカー部品部署が長期休みになる為、
部品入手が出来なくなる。 (作業出来ない)
なによりお客様も長期休暇に合わせて、
愛車を使用する計画を立てている。
そんな訳で今週は
GWに向けて作業進行しています。
車検整備でお預かりしている
ランドクルーザー100
NUTEC NC-50シリーズ エンジンオイル交換
NGK イリジウムMAX プラグ交換
他にもエンジン・ATマウントや
ブレーキO/Hも行いますね。
春先からの指名率が高い (カーエアコンリフレッシュα)
詳しくはこちらどうぞ~ http://minato-motors.com/blog/?p=331
デンゲン社 エコマックスJr
全自動冷媒ガス回収再生充填装置
デュアルエアコンON
窓・ドア全開 内気循環
クールMAX 風量全量
エンジン回転数 2000rpm
6℃まで下がって良く冷えてますが、
AC定期メンテとしてリフレッシュしますね。
リフレッシュと同時に注入するのは
NUTEC NC-200 コンプブースト。
エステル系化学合成オイルを使用した
高性能AC添加剤です。
コンプレッサーも機械なので
オイルリフレッシュも大事なんですよ~。
ランドクルーザー100 デュアルAC車
規定冷媒充填量は1050g ±50g
NC-200の冷媒ガスと合わせると
1080gほど注入するようセットしました。
車両に充填されている冷媒ガスを全回収。
(この時、15gほどガスに混じる古いACオイルも回収します)
真空引きで空気・水分の除去。
最後にオイル添加剤 と 規定充填量を注入。
回収と充填は重量計によって測定され、
重量管理のもと全自動で行われます。
重量管理で冷えが悪ければ、
他に原因があると判断できます。
チャージ作業が完了すれば、
作業内容のプリントアウト。
わずか冷媒ガス100gの不足でしたが、
NC-200注入・不足分追加・真空引きの効果もあって
低圧側が作業前より良い数値になりましたね。
エアコンガスもメンテナンスは必要なんですか?
このような質問を受けますが
私は必要だと思っています。
(ただ毎年する作業ではないと思いますけどね。)
(冷媒ガスの重量管理による規定量充填)
多すぎても少なすぎても冷えが悪くなります。
最低でもフロンガス回収機 と 重量計が無いと
どれだけ充填されているかが分からない。
またオーバーチャージの原因にも。
(真空引き と 高性能フィルターによる不純物除去)
ACサイクルにとって空気と水分などは不要な存在。
特に中古車購入でどんな整備をしてきたか?
分からない車両にはリセットする意味でも良いかと。
間違った作業で混入しているかも知れませんしね。
(コンプレッサーオイルの回収と注入)
コンプレッサーオイルは外して分解しないと
全回収は出来ません。
でも劣化したオイルを少しでも回収して
高品質のオイルを注入すれば予防整備として有効。
(現状のエアコン性能を把握)
少々ガスが少なくても、コンプレッサーを回し続ければ
結構涼しいぐらいまでは冷えます。
その代わりコンプレッサーが稼動する時間と回数が増えるので
燃費は当然悪くなります。
今の現状が本来の性能なのか?を把握する事が
メンテナンスの基本なのでは?と思います。
『冷えなくなってから修理する』
『常に良い状態をキープしたい!』
Happy Car Life!!
ヒトソレゾレで良いのではないでしょうか。