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基本整備を定期的にしているから。    横着するとECUショートする場合あり。

朝晩冷え込むように
なってきましたね。
暖かい時には気に
ならなかった事も
少し冷え込むと症状が
出てくる時もありますね。
始動性が悪いと
入庫したエスティマ。
問診するとエンジンが冷えている時
掛けてもすぐにエンスト。
アクセルを踏み回転数を上げしばらくするとエンストはしなくなる。
信号待ちなどでも
特に回転数が下がる事もないみたいです。
プラグ等の定期点検もしている車両なので
恐らくスロットルボディーにある
ISCVの動きは渋いのでしょう。
(ISCV アイドルスピードコントロールバルブ  簡単に言うと空気量の微調整弁です。)
念のため車両診断機で
ISCVのアクティブテスト。
強制的に診断機から動かすと
回転数に変化があるので
壊れているわけではなさそうですね。
さて外しにかかるが、
エンジンルームの奥の方にあり
少し窮屈。
s-CIMG6068.jpg
赤い印の部分がISCV。
ボディーの中を見るとススがややオイリーな汚れ。
s-CIMG6069.jpg
ボディーからISCVを切り離して
s-CIMG6070.jpg
モーター部に洗浄剤が入ると壊れる事もあり
バルブ部を分離しました。
後はクリーナーを吹きかけて
キレイに洗浄。
s-CIMG6072.jpg
今度は逆の手順で組み立てて
エンジンが冷えるまで放置し
翌朝キーをひねると
一発で始動しアイドリングも順調。
回転数がやや高いが
しばらく走っていると学習するでしょう。
7万キロぐらい走行したら
結構汚れがISCVに溜まっているので
  回転数が安定しない
  エンストする
などの症状がある時は一度清掃してみた方がいいですよ。
   (ただし基本メンテしてい無い車両は他にも原因がある可能性も。)
外さないで洗浄スプレーを
スロットルの穴に噴射すると
モーター部やポジションセンサーを
壊してしまいますので
やめましょうね。 

2011年10月22日

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