バッテリー診断機導入。 秋雨シトシト。 経験より数値化のほうが。
秋の雨空
少し蒸し暑く感じますね。
この時期は
一雨降ると一度下がるそうですよ。
今日は新しい測定器を導入しました。
最新型 ARGUS アーガス バッテリーアナライザー AA1000RP
数年前に工具の展示会で見て
良いのは知っていたけど。
欲しかったんですよね~!
でも他にも欲しい設備があったので
後回しにしていました。
高いのよ!! この測定器。
従来型のバッテリーテスターはもちろんあるのですが
あくまでもバッテリーの診断だけで
その車両の性能に対して、今現在のバッテリー性能までは
正確に判断しずらかったんです。
ですがこのバッテリーアナライザーだと
充電容量、オルタネーターやセルモーターの状態
バッテリー寿命、CCA測定などが瞬時に良否判定できます。
クランプをセットして
サイズと規格を入力。
最初にエンジン停止状態で測定。
基本値測定 SOC(state of charge)
12V 充電状態 94%
まだまだ使えますよ~と教えてくれます。
ちなみに25%を下回ると即交換したほうが良いです。
次はバッテリー寿命の測定。
新品時の想定容量450CCAに対し
現在の容量409CCA 。
測定温度とSocから算出した値が75%
50%を下回ると交換時期が近いです。
最後にエンジン始動能力(CH クランキングヘルス)
実際にエンジン始動させて計測し、
始動の能力を算出します。
CH 100%
通常気温で75パーセント以上であればOK。
○に~のマークはオルタのダイオードリップルが
許容範囲にあることを示しています。
全ての結果を総合判断してバッテリーの交換を判定します。
プリントアウトして
お客様にお渡しすることもできるから
数値化する事で
さらに分かりやすく
説得力があるので
かなり優秀な診断機です。
車検の定期点検時などにフル活用します~。