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シャーロック・ホームズ or フィリップ・マーロウ ベルトの音の犯人探し

エンジンから
キュルキュル~っと
イヤ~な音。
補機類の駆動ベルトが劣化
プーリーとスリップして
音が出る。
外してみると
ひび割れしていますね。
s-RIMG0620.jpg
最近の車の(ミドルクラス以上)
ベルトの張り具合は
油圧オートテンショナーを
よく採用しているのですが
10年選手になってくると
オイル漏れを起こし
張力を維持できないので
ベルトがスリップします。
よく見るとこの車も
テンショナーのオイルダダ漏れ。
s-RIMG0612 a
まぁ漏れてるんで交換します。
すんなり外れると思いきや
知恵の輪状態
結局クランクプーリーまで外し
s-RIMG0614.jpg
新旧比較
s-RIMG0616.jpg
よーく見ると
改良されています。
よく漏れますからね~。
s-RIMG0617.jpg
サーペンタインタイプベルト駆動方式
ベルト1本ですべての
補機類など(クーラーコンプ、オルタネーター)
駆動する。
省スペース出来て
しかもオートテンショナー付で
張り具合も一定で良いのですが
壊れちゃうと便利で優秀な分
金額もハります。
(さらっと掛けてみました。)
整備は原因探求が一番難しい。
交換作業自体はさほど難しくないんです。
ベルトの経年劣化だけか?
その他の原因で劣化したのか?
もしくは同時進行なのか?
ミステリーサスペンスの犯人探し
そして気分は
S,ホームズか?
P,マーロウか?
9万8千キロ走行していて
ベルトのみの交換だけで済ますと
またベルトが短い期間で磨耗する
可能性があったので
オーナー様に承諾を得て
テンショナーも同時交換しました。
このたびは大阪 堺市 ミナト自動車のブログに
お越し頂きありがとうございます。

2011年6月23日

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