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反省と故障原因の追究   

前回、前々回ブログで紹介した
プレマシーの
点検整備とリビルトAT交換を完了し
納車をしました。
その日に夜にメールを頂き
お客様から調子は良好とのお連絡。
あ~よかった、よかったと思っていると
次の日にメーターパネル内のHOLDランプが点滅
変速しないと連絡が入りました。
(30分ぐらい走行すると異常が発症するようです。)
すぐに代車を手配し引き取りに。
工場までの帰り道(1時間)では異常は発症せず
車両診断機(G-SCAN)で調べると
P0500 スピードセンサー信号系統のエラーがありました。
s-kdhycnk.jpg
そこで試しにセンサーカプラーを抜いて走行すると
HOLD点滅 変速固定はするのですが
スピードメーターの針も動きません
(オーナー様に聞くと異常時は針は動いていたそうです。)
(HOLD点滅、変速固定はフェイルセーフティーが働き、どこかのセンサーが異常になると作動します。)
s-R0012240.jpg
マツダ車でHOLD点滅の定番は
パルスジェネレーターの故障
s-R0012239.jpg
同じような症状が出ますが
その場合はメーターの針は正常です。
ちなみにこれのカプラーを抜くと
P0715 パルスジェネレーター信号系統のエラーコードがでます。
s-ndjhcjud.jpg
リビルトATはメーカーのマツダから取り寄せ品
ですがスピードセンサーは付属しておらず
旧ATからの移植でした。
リビルト品のセンサー移植はよくある事で
今回も試運転で問題なければ大丈夫だろうと。
数日間試運転を繰り返しましたが
発症しないので
可能性のある二つのセンサーを交換しました。
(もちろんミナト自動車で費用を負担しました。)
s-R0012237.jpg
納車前の試運転は
修理状況にもよりますが
30分X3回を目安に
しています。
(冷間時から30分
その間に不具合が無ければ
そのまま納車となるのですが
稀にこのような場合もあるので
どこまで試運転をすれば良いのか?
悩みどころですね。
それよりもお客様にご迷惑とご心配を掛けたのが
申し訳ないと反省しています。

2012年9月14日

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