2段階交換は効果的。 トルコン太郎に《WAKO’S HYPER S》
曇りの予報ですね。
明日の日食は見れるのでしょうか。
まぁ、お天気次第ということで。
『26万キロ走行してますけど
ATFは交換出来ますか?』
とお問い合わせが。
電話問診では
特に異常はなく
やや1速から2速の
変速時にタイムラグが有るようです。
過去の交換履歴を聞いてみると
いままでディーラーにて
5万キロごとに交換されていたようです。
だからこの距離まで走行できたのですね! 納得。
レガシィ H14年式 BP9
試運転とコンタミチェックは問題なし。
1~2速への変速ラグはやや有りで
少し気になるな?と思えるレベル。
(興味のない人には言わないと気が付かないかも)
ATFの交換で改善してくれれば良いのですが。
とりあえず
《アイシンAFWプラス》を 9ℓ
トルコン太郎で圧送式交換。
その後の様子を判断して
追加メニューを決定する事になりました。
5万キロごとに交換されていたので
レベルゲージのフルードを
ウエスで拭き取ると
赤みを帯びたオレンジ色。
では実際にトルコン太郎で抜き取り開始。
右の排油モニターが回収しているオイルの色です。
9ℓの交換が終了して
クリーニングモードで20分ほど
チェンジャー内のフィルターで
循環していきます。
中のメッシュがハッキリ見える ほど
交換されましたね。
定期的に交換されていたからでしょうね。
モニターの色から判断して
あと4ℓ使えば、ほぼ完璧に変わるでしょう。
オーナー様には代車を渡して
3時間ほど時間を潰していただいており
電話で現状報告。
A これで終了。
B AFWプラスをさらに4ℓ追加。
C WAKO’S ATプラス(AT添加剤)を投入。
D WAKO’S ハイパーS を9ℓ投入。
を提案させていただいて
Dプラン WAKO’S ハイパーSに
グレードアップする事に。
(2段階に分けると経済的でオススメですよ。)
(洗浄油にハイパーSはモッタイナイですからね~。)
左の白いポリタンクは排油用20ℓ入ります。
一度洗浄しているので
ハイパーSで再交換すれば
ここまでキレイに入れ替わりましたよ。
あとはATFクーラーを
ATクーラー専用洗浄剤で洗い流して
試運転してみました。
変速ショックは完全には消えてはいませんが
やや良くなったような感じ。
加速時のトルクはアップしていますね。
残念ながらATF交換で
機械の治癒効果はないです。 (副作用的に治る場合はありますよ)
あくまでもリフレッシュであり
なる前に交換する予防的要素が大きいかな。
健康なATの間に
ぜひ交換をお勧めしますね。
でも26万キロ走行って
結構すごい事ですよね。
お金はかなり使っていると思いますよ!たぶん。